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オルゴールセラピーとの出会い①
冬のミントレイノにて
3年前の冬。最近眠れないと悩んでいた友人(50歳・男性)より、「前にもらったハーブティが飲みやすかったから、同じものを買いたい」と連絡がありました。私は、友人のため追加で購入してあげたいと思い、そのハーブティーを購入したお店(石川県白山市:ハーブの里・響きの森ミントレイノ)に問い合わせしました。
お店は冬季休業中でしたが、事情を話すと電話口の方は「いいですよ、待っています。」と言ってくれたので2人でそのお店に行くことにしました。
ミントレイノを尋ねると、オーナーの高田さんが接客してくれて、「どうして眠れなくなったの?」「いつ頃から?」など色々と私の友人に質問してくれました。そして「それならハーブティはこれが良いわよ」と一緒にハーブティを選んでくれました。
初めてのオルゴールセラピー体験
帰ろうとする私たちに高田さんは、「もしお時間があるのならオルゴールセラピーを体験していきませんか?」と声をかけてくれました。私は「オルゴール???」と不思議に思いましたが、友人は「時間は大丈夫だから、いいよ」と言うので、一緒に体験することにしました。
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2階の部屋に入ると今まで見たことのない、大小様々な大きさのオルゴールが並び、奥には木のベッド。今から何が始まるのだろう?と少し不安を感じました。
椅子に座るとまず、綺麗な音色を響かせたまるで宝石箱のようなオルゴールが足の下に置かれました。本当にこの上に足を乗せてもいいのかな?と思いながらいると、次第に足の裏がしびれたような感じになり、しばらくすると体がポカポカになってきました。
ふと隣に座っていた友人を見ると、涙を流していました。
私はきっと「なぜオルゴールを聞いて涙が出るのだろう?」と不思議な顔をしていたのだと思います。そんな私たちを見て、高田さんは「オルゴールを聴くといろんな感情が出てくるから、泣きたい時は泣けばいいんですよ」と優しく語りかけてくださいました。
オルゴールセラピストというお仕事
私は高田さんが「オルゴールセラピスト」というお仕事をされていることを知り、なぜオルゴールセラピストの仕事をすることにしたのですか?とお聞きしました。高田さんは、母親の介護の時にオルゴールとの出会いがあったこと、痴ほうのお母様は、日常的に暴れたり暴力があったことなどを話してくれました。
そして介護に悩んでいた時にオルゴール療法と出会い、お母様にオルゴールを抱かせると、オルゴールが鳴っている時は静かになり、にっこりと微笑んだことを話してくれました。
私は、オルゴールにそんな効果があるんだ!と驚きつつも、自分の両親もそろそろ介護が始まりそうな年齢。介護は他人事ではないということで、その時はオルゴールよりも介護の苦労話に興味を持ち、家に帰ってから高田さんの経験談を、何人かの友人に話しました。
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友人のハーブティを購入しに行った先で、初めて体験したオルゴールセラピー。はじめは半信半疑でしたが、そこから気づけば夫婦で毎月オルゴールセラピーに通うことになります。その経緯は次の記事で。
最後までお読みいただきありがとうございます。