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オルゴールセラピストを目指したきっかけ。


「コミュニティスペース香音」をスタート

私の家は浄土真宗のお寺です。そのお寺を地域のコミュニティの場として活かしたいと思い、2023年に娘と私で「コミュニティースペース香音(カノン)」を立ち上げました。香音が目指すのは、人と人が緩やかにつながるコミュニティの場所となること。

その第一段として、2024年2月に癒しをテーマにしたお寺マルシェをしました。アロマハンドテラピー、ヨガ、アロマロールオン作り、キャンドル作りなどそれぞれができることを持ち寄って小さなお店が5つ、そこにオルゴール体験コーナーも設けました。マルシェにはおかげさまで老若男女たくさんの人たちが遊びに来てくれて、オルゴールは6人ほど体験してくれました。

オルゴール体験コーナーでは、ミントレイノでセラピーを受けた時の話、オルゴールセラピストの高田さんから教わったことなど 伝えながら、オルゴールを抱いていただいたり、足の下に置いたりしてもらいました。オルゴールの曲は「カノン」 。この1台で、人それぞれの感じ方、オルゴールに対する思いがあることを知れる貴重な機会となりました。

オルゴール体験をした方の感想

オルゴールを体験してくれた方々からは、「オルゴールの見方が変わった」「話を聞いていても分からなかったけど、体験して初めて言っている意味を理解した」など、いろんな感想をいただきました。「家で飼っている猫のゴロゴロ音と同じ振動がする」という50代男性の方や、亡くなったお父様との思い出を思い出し、懐かしいと涙する70代女性の方も。

ある60歳女性の方は、カノンのオルゴール抱えて聴きながら今にも泣きそうなお顔だったので、「我慢しないでね」と伝えたのですが、最後まで涙は見せませんでした。曲が終わり「どこか痛いところや辛いところがありましたか?」とお聞きした時に「心が辛い」と一言。この時は返す言葉が見つかりませんでした。そしてこういった時には、どのような声掛けをしたら良いかなど、カウンセリングの勉強も必要だと、自分の未熟さに少し反省しました。

オルゴールセラピストになると決意!

まずはこのように、いろんな人にオルゴールを体験をしてもらって、本当に良かったと思いました。人は言葉にせずとも色々な心の悩み、ストレス、苦悩、悲しみを抱えています。現代では希薄になってしまった、人と人と繋がるコミュニティ。ですが、安心して繋がることのできる場所があれば、自分の悩みや不調のことも少し話しやすくなるのではと思います。

そしてこのマルシェでオルゴールを体験していただいた方から「ありがとう」と言っていただいたり、帰りのお顔が晴れやかになっているのを見て、もっとといろんな方にオルゴールセラピーを知ってもらいたいという気持ちになりました。

それと同時に、私自身オルゴールのことをよく勉強して「オルゴールセラピスト」の資格を取り、私(と夫)の実感したオルゴールセラピーの素晴らしさを周りの人にも伝えていきたいなと思い、セラピストの資格を取ることを決めました。

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オルゴールセラピストの資格を取るぞ!と決めてから、どのようにして資格をいただいたのか?それはまた次の記事でお伝えします。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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