【DWK】 ONLINE DIALOGUE Vol.15 キャステム京都LiQ 石井裕二 氏
こんにちは。DESIGN WEEK KYOTO (以下、DWK)の岩口知加です。
8/3、DWK ONLINE DIALOGUE Vol.15 を開催しました。本日はその開催報告をお届けします。なお、YouTubeには対談の様子がアップされていますのでご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。
今回のゲストは、
キャステム京都LiQ 石井裕二(いしい ゆうじ)さんです。
キャステム京都LiQさんは、デジタルファブリケーションを使って、アナログとデジタルを掛け合わせ付加価値の高い商品づくりに挑戦しておられ、例えばCTスキャンによって対象物の内部構造を可視化することができたり、他にも絵や写真から三次元映像を作成し3Dプリンターにてカタチにして精密鋳造で金属化されたり、等などされております。
▲キャステム京都LiQさん
(たくさん面白い商品があります!)
今回の対談では、キャステム京都LiQさんの沿革、そして石井さんの子供時代から今に至るまでお話いただいております。
元々キャステムさんは精密鋳造技術を生かしたモノづくりを行っている会社さんでしたが、5年程前からデジタル機器を取り入れ、今では新入社員の事務職の方でも3Dプリンターでモノづくりが出来る環境があるそうです。
▲3Dプリンター
(5年間、会社全体で1台→50台に!)
■トーク内容
①キャステム京都LiQ、本社キャステムについて
〜鋳造から始まり、デジタルへの取組について〜
②石井さんについて
〜子供の頃はやんちゃだった!?〜
③石井さんが考える京都の可能性について
〜工芸とデジタルの相性〜
④石井さんにとってもモノづくりとは
〜趣味の一つ、楽しいこと!〜
⑤SHOPやワークショップについて
〜モノづくりを身近に触れる機会を〜
⑥今後取り組みたいこと
〜キャステムイズムを次の次世代の後輩に〜
私が印象的だったのは、石井さんが今後取り組みたい事として、
「若くて優秀な人材にキャステムイズムを継いでいきたい」というお話で、”アウトプットできる環境は与えられてるので、失敗をおそれず勇気を持って行動する”。モノづくりの原点を教えていただきました。
▲若くて優秀なキャステム京都LiQの社員さん▼
また、石井さんの子供時代は、それはもうやんちゃで、山育ちで、蜂を食べたり、裏山で遭難しかけたり、ダムを冷蔵庫で漕いで途中で転覆して。。
「その頃からモノづくりの精神が、、」とおっしゃってましたが、失敗をおそれず勇気を持って行動する”。というのが昔から身についておられたんだなあと改めて思いました。
石井さん:
「京都の工芸×デジタルの融合など、昔からの組み合わせでも新しいもの、付加価値がうまれる。」
そんな大切な事を改めて教えてもらいました。
ぜひ動画でご覧くださいー!
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