【DWK】 ONLINE DIALOGUE Vol.16 昇苑くみひも 八田 俊 氏
こんにちは。DESIGN WEEK KYOTO (以下、DWK)の岩口知加です。
8/6、DWK ONLINE DIALOGUE Vol.16 を開催しました。本日はその開催報告をお届けします。なお、YouTubeには対談の様子がアップされていますのでご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。
今回のゲストは、
昇苑くみひも 八田 俊(はった しゅん)さんです。
昇苑くみひもさんは、宇治にある京くみひもの会社さんです。
1948年の創業当時から「手組」で作る帯締めをきっかけに、製紐機(せいちゅうき)と呼ばれる機械を用いた「機械組」の導入を経て、現在では自社で生産した絹の紐を使用した様々な和装雑貨も宇治の地域で一貫して製造しておられ、神社仏閣などの装飾からジュエリー、ファッション、インテリアにいたるまで、幅広いジャンルの商品を作られております。
▲製紐機(せいちゅうき)と呼ばれる機械
今回の対談では、昇苑くみひもさん・京くみひもの歴史、そして八田さんの子供時代から今に至るまでお話しいただきました。ぜひ八田さんのくみひも・土偶・縄文土器への愛を感じてください!
■トーク内容
①昇苑くみひもについて
~染色から製品加工まで一貫生産~
②八田さんについて
~小学生の時、夢が書けずに居残りをしていた!?~
③昇苑くみひもに入るきっかけ
~最初はくみひもに興味はなかった..!?~
④やさぐれ時代から、今の活き活きしている姿となったきっかけ
~つくりて同士の販売のイベントで~
⑤八田さんの思うくみひもの魅力
~影の引き立て役で、ないと寂しい~
⑥今後の取り組みたいこと
~くみひもで縄文土器を表現できたら~
私が印象的だったのが、入社当時〜職人の最初の間、やさぐれ時代もありつつ、あまりくみひもに興味がなかった八田さんが、職人から外(営業)に出る時に責任が出て、知識をちゃんとつけないといけないと思い、くみひもの資料を読み始めて、不思議な魅力がくみひもにあり、どんどんはまっていったところです。
元々興味がなくても、やってることを好きになる事があると改めて気づかされました。
▲昇苑くみひもさんの工房内
八田さんが対談内で
「会社に育ててもらって環境に恵まれていた。」とお話されていて、
見習おう!と思いました。
ぜひ動画でご覧くださいー!
▶トーク動画はこちら