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日本人の幸福度を上げるために、私ができること

私の夢は、日本人の幸福度を上げることです。
その中でも特に大切だと思っているのは、日本の大人たちが未来に向かって夢を持ち、生き生きと生きることです。大人が輝いて生きる姿は、必ず子どもたちの未来を明るく照らす光になると信じています。

そして、夢を叶えるために私が大切だと考えているもう一つの要素があります。それは、解釈力です。

解釈力が変える世界の見え方


人は、目の前の現実をそのまま受け取るのではなく、そこに自分なりの「意味」を与えて解釈しています。この解釈がポジティブであるかネガティブであるかによって、私たちの行動や感情、果ては人生そのものの質が変わってしまいます。

たとえば、松下幸之助さんが語った「私が成功した3つの理由」は、解釈力の力を象徴する素晴らしい例です。松下幸之助さんは、以下のように語っています。
1. 「私は貧乏だったから成功した。」
貧しさを「ハンデ」ではなく「学びの機会」と捉えたことで、努力を続ける力を得た。
2. 「私は体が弱かったから成功した。」
体が弱いことで、人を頼る力を養い、多くの人の協力を得ることができた。
3. 「私は学歴がなかったから成功した。」
学歴がないことを劣等感ではなく、柔軟な発想を生む原動力として活用した。

これらの理由は、彼が人生の課題や逆境をポジティブに解釈した結果として成功を掴んだことを示しています。松下幸之助さんのように、自分の環境や状況をどのように解釈するかによって、人生の可能性は大きく変わるのです。

保育園での小さな奇跡


私が保育士として働いていたときのエピソードをご紹介します。ある日、鉄棒で逆上がりを練習している子がいました。でも、その子はなかなか上手くできず、少しずつ諦めかけているように見えました。

そのとき、周りの子どもたちが自然とその子を応援し始めたのです。「頑張れ!」「もう少し!」という声が増え、その場の雰囲気が一気に温かいものに変わりました。そしてついに、その子が逆上がりに成功した瞬間、周りの子どもたちは自分のことのように大喜び!みんなでハイタッチをし合い、その子の成功を心から祝福していました。

この場面をどのように解釈するかで、私たちは違う教訓を得ることができます。
• 「挑戦すれば成果が得られる」と見ることもできるし、
• 「周りの応援が人を勇気づける力になる」と捉えることもできます。

私がこの出来事から学んだのは、人の成功を心から応援し、他人の成功を自分のことのように喜べる心が社会を美しくするということです。解釈力を通じて、私たちは日常の中から多くの幸せや希望を見つけることができます。

子どもたちの未来のために


私たちが目指すべき社会は、他人の夢を否定せず、支え合える場所です。そして、そのためにはまず大人自身が夢を持ち、挑戦を続ける姿を見せることが重要です。さらに、その中でポジティブな解釈力を育むことで、未来への希望を見いだせる文化が育まれるのではないでしょうか。

私が目指す未来


私の夢は、日本全体を少しでもポジティブなエネルギーで満たすことです。そのために、私は以下のような取り組みを進めていきたいと考えています。

• 教育メソッドの開発
解釈力を鍛え、自己肯定感を高め、目標を見つけるための具体的な方法を提案する。
• セミナーや書籍を通じた発信
夢を見つける大切さと解釈力の価値を伝え、多くの人に行動のきっかけを提供する。
• カウンセリングやコーチング
悩みをポジティブに解釈し、前向きに進むためのサポートを行う。

これらの活動を通じて、大人たちが夢を持ち、充実した人生を送れるようサポートし、その姿が子どもたちに良い影響を与える未来を作っていきたいと思います。

世界と私たちのつながり


最後に、私が心に刻んでいる言葉をお伝えします。インドの思想家クリシュナムルティの言葉です。

「世界はあなたであり、あなたは世界である。」


この言葉は、私たちが日常的に目の当たりにしている世界の本質を問いかけています。私たち一人ひとりがどのように考え、行動するかによって、世界のあり方は大きく変わります。たとえば、心の中で他人を批判することが増えれば、私たちが住む世界はますます厳しいものになるでしょう。しかし、他人を理解し、支え合おうとする解釈を選ぶなら、世界は温かく、希望に満ちた場所になります。

だからこそ、自分自身が幸福であり、希望を持つことが、世界全体をより良い場所に変える第一歩なのです。

これからも、一歩ずつでも着実に前進しながら、私自身も夢を叶える旅を続けていきます。
そして、皆さんと共に、未来に向かって進んでいきたいと思います。

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