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デンマーク🇩🇰 My soul journey Day-2 自転車、コペンヒル、クリスチャニア

自転車で市内を回る一日。
デンマークのレンタル自転車は普段私が乗っているのに比べてかなり大きく、アシミジカ族の私は足が地面に届かない💦

自転車で

自転車に四苦八苦しながらも最初の目的地、コペンヒルに到着。

コペンヒルのゲレンデ
コペンヒルの屋上カフェ

コペンヒルは屋上に人工ゲレンデがある超近代的エネルギー施設だ。
ゴミの焼却処理により市内の熱の供給を行うという機能だけでなく、市民のレクリエーション、憩いの場にもなっている。

家庭ごみの分別は現在10種類、生ごみも最近回収対象になった。(それまでは各家庭でコンポストなど)
回収された生ごみはバイオガス化しエネルギーとしてリサイクルされている。
最近特にリサイクル率が高く、燃やすゴミがなくなって来ていて、イギリスなどからゴミを輸入しているとのこと。この場合は輸出側がお金をはらうことになる。
デンマークはエネルギー資源を他国に依存せず、自立することを目指し、2045年までに化石燃料から脱却すると宣言している。
こういった重大な政策方針は政権が変わっても変わらないように合意されている。

さて移動して次はクリスチャニアへ入っていく。
クリスチャニアは自由都市、自治を自称している区域だ。そう聞くと他を受け入れない閉鎖的な人たち、怖そうなイメージを勝手に持っていたが、実際は出入り自由で中にあるお店も住民以外も利用可能だ。
1971年からヒッピーたちによってこのような町が形成されていき、現在は34ヘクタールに約900人が住んでいる。
今年の春まで実際大麻の売買がプッシャーストリートで行われていたが、売人同士の抗争がはげしくなり巻き込まれて死者が出たことから、禁止となった。

クリスチャニア
クリスチャニア

クリスチャニア出身のアーティストでルーカスグラハムや、クリスチャニア発祥のクリスチャニアバイクなど、ユニークな人やモノを多く輩出している。

クリスチャニア

ここではヒエラルキーは全くなく、話し合いによって決めていく。投票で決めることはせず、コンセンサスを図る。地域のコミュニティで話し合って決めることを案内してくれたジョーカーさんは「ご近所デモクラシー」と称していた。また、家土地は所有することはできないそうだ。

この日の最後のイベントはアブサロンでの夕食。
アブサロンは元教会を利用したコミュニティスペースで、知ってる人も知らない人も一緒にテーブルを囲んで同じものを食べて語らうというものだ。
テーブル単位に分けられた大皿料理をキッチンまでテーブル代表が取りに行ったり、食べた後の食器も自分たちで運んだりもする。

アブサロンでの食事

一つのテーブル囲んで、同じものを分け合って食べるというのは、温かい気持ちになるし、自然と笑顔になる。人は自分の写鏡だ。向かい側に座っているひとが笑顔なら自然と自分も笑顔になるものだ。

見たもの触れたものが多すぎて、消化しきれないほどだった。
とまれ、乗り慣れない大きな自転車に格闘したアシミジカ族の自分の健闘を称えたい🤣

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