おうちで中華 - 椒絲腐乳炒生菜(レタスの腐乳炒め)
これから旬を迎えるレタス。今日はそのレタスを驚くほど大量消費できる料理をご紹介しよう。
広東在住時によく食べていた椒絲腐乳炒生菜(レタスの腐乳炒め)だ。
椒絲腐乳炒生菜 椒丝腐乳炒生菜
jiāosī fǔrǔ chǎo shēngcài
レタスをサッと炒めてから、腐乳(豆腐ように似た発酵調味料)を溶いたソースをからめるだけだが、シャキッとしたレタスにまったりとした腐乳ソースのコクのある香りと旨みがからみ、クセになる味わいが生まれる。
料理名の椒絲とは、この場合、細切り赤ピーマンのことで、なければ省いてもいいが、色味が良くなるので僕は入れてる。
腐乳は白でも紅でも旨い。今回は桂林の唐辛子入り紅腐乳を使ったのでピリ辛の仕上がりで、一層食欲を刺激する。
レタスひと玉使って作ったので、作りすぎたかなと一瞬思ったが、連れと二人で瞬殺だった。レタスはサラダにしている場合じゃない!のである。
こういう料理を自宅で作るのは難しそうに見えるかもしれないが、味付けは全部腐乳がやってくれるので、作り手の仕事は腐乳を買うことだけだ。そして、その腐乳は通販で簡単に買える。
本場の味をぜひお試しあれ。
腐乳とは ※興味ある方だけどうぞ。
豆腐の発酵調味料。沖縄の豆腐ようの原型で、千数百年の歴史を誇る。圧 力をかけて脱水した豆腐にカビ付けして塩漬けし、更に鹵液と呼ばれるもろみに漬けて、長期熟成させる。完成品はクセのあるチーズのよう。今回は、紅麹を使った紅腐乳を使用。中国南方でよく作られるので、南乳ともいう。
ここから先は
614字
/
1画像
この記事のみ
¥
300
よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートは食材と酒徒のやる気に姿を変え、新たなレシピとなって皆さまに還元される寸法です。