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おうちで中華 - 東北大拉皮(極太幅広春雨の胡麻だれ和え)

今日は、中国東北料理の傑作をご紹介しよう。およそ東北料理店でこの料理を出さない店はないくらいの有名料理でもある。

その名も、東北大拉皮(極太幅広春雨の胡麻だれ和え)


東北大拉皮 东北大拉皮
Dōngběi dàlāpí

東北大拉皮(極太幅広春雨の胡麻だれ和え)

大拉皮とは、料理名にもある通り、極太幅広春雨のこと。原料は特に決まっていなくて、じゃが芋、さつま芋、緑豆あたりのでん粉で作る。

最大の特徴はその食感で、ムッチムチのプリンプリン。水に浸けてから茹で戻すので、普通の春雨より手間はかかるが、一度食べればその魅力のとりこになること請け合いだ。

東北では超メジャーな料理なので、様々な作り方がある。通しているのは「大拉皮にたれをからめる冷菜」で、「たれに黒酢の酸味を効かせる」ことくらいで、たれは胡麻だれもあれば、醤油だれもある。具も、胡瓜、人参、香菜、木耳、紅芯大根、細切り豚肉、錦糸卵などなど多彩だ。

今回は、作りやすさと僕の好みを反映して、具の種類を最小限にとどめた胡麻だれバージョンにした。

ムッチムチの大拉皮をまったりと濃厚な胡麻だれで和え、胡瓜や人参を添える。日本の冷やし中華にも似た味わいだが、黒酢の酸味や生にんにくの辛味が効いていて、異様に食欲を刺激する。

この分厚さが独特の食感を生む!

「ヤバいな!むちゃむちゃ旨いものができたな!」「家でこれ作れちゃうと今後食べすぎちゃうね!」と、連れと興奮しながら食べた。

この料理は、「これだけで満腹になるわ!」と叫びたくなるくらいの量で作るのも重要。東北料理は、量も味のうちなのだ。旨すぎてどうせすぐなくなるので、ご心配なく。

今どき、大拉皮は通販で簡単に買える。お店の味を、是非おうちで!

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