【徒然なるままに、千癒のこと】自分の原点について
こんにちは。
こちら、絵日記無しのシンプル日記です。
タイトル絵はお借りしました。
時々、自分についてランダムに更新します。
絵日記風にしたり、日記記事だったり、
自由に表現していく予定です。
今回は比較的、真面目な文面の記事になるかな?
【私の原点の物語】
私の原点は、たくさんの物語。
漫画。小説。音楽。アニメ。映画。
それらの物語が原点。
私の人生を彩り始めたのは、
現実よりも物語だった気がします。
きちんとした始まりは覚えてない。
漫画は雑誌『りぼん』が中心で、
小説だと折原みとの作品や
何故かアンネの日記を読んでいたけど、
どうやって出会ったか覚えてない。
そんな中で、
目の前が広がる体験をさせてくれた物語を、
大切な原点作品を2つ、ご紹介します。
【宮部みゆき作品:模倣犯】
※ネタバレは無いです 善悪の視点の話のみ
こちらは長編小説です。
宮部みゆきさんは
父が買ってくれた時代物小説でハマり
図書館で借りたり、お年玉で買ったりして
10代の頃はたくさん読みました。
この本は映画化もされていて
あまりにも有名かもしれませんね。
※映画は酷かったです、正直。
ですが、
中学生だった私には、衝撃的な作品でした。
当時の感想なので、
今はまた違う気づきがあるとは思いますが…
物語の概要は省略します。
章ごとにAさんの視点、Bさんの視点など、
登場人物多いので沢山変わっていくのですが、
『登場人物たちの、善・悪の構図』は
章を追うごとに、
悪と思っていた人物は本当に悪なのか?
ということがわからなくなってしまったのです。
中学生の私にとって、
物語に善と悪は必ず必要で、
悪は絶対悪の存在であるはずでした。
だから、その悪の視点で物語を読んだとき
この人もまた、被害者なのでは…
というのは、なかなか衝撃的な視点でした。
※犯人ではなく、登場人物の1人に感じた事です
この物語を読んで、
一面的な世界だけでなく、
多方面的な世界の存在を知った気がします。
【稲葉浩志楽曲:wonderland】
※見出しをクリックしたら公式YouTube見れます
こちらは音楽です。
B'zの稲葉浩志さんソロのシングルです。
元々、B'zファンなので
新曲はかかさずチェックしていた頃です。
私は当時高校生でした。
テレビでこの歌を聴いた時、
感極まって号泣したのを覚えてます。
歌詞をそのまま載せますね。
私には我の強い一面があり
『こうだ!』と信じたことは
猪突猛進(盲信)になることがありました。
『模倣犯』を読み、
善悪の境界線が曖昧になり
多角的な視点を学べたはずなのですが、
『wonderland』を聴いて
うらがえしの世界を
全然、私は見れていないと感じたのです。
大学を選ぶ際に
カウンセラーを目指す夢を持ったキッカケは
別の人物が絡んでくるので割愛しますが、
この曲はそういう
私の未来の選択肢にも強く影響しました。
うらがえしの世界まで見える人間になりたい
多角的な視点で物事を捉えたい
物事の悪を勝手に決めつけない
物語というものはいつでも、
私に気づきをくれる大切な大切な、原点です。
【最後に】
宇多田ヒカルの
『誰かの願いが叶うころ』も、
聴きながら感じるものがありました。
稲葉さんのwonderlandと
同じ年にリリースされてたけど、
この曲を知ったのはもっと後だったと思います。
私の原点のご縁ですね。
私の幸せ、私の悲しみ、私の喜び、私の怒り。
全てにどこかで対極が存在している事を
理解しながらも、
それでも、笑っていたいですね。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
稲葉千癒🍀
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