すぐには効かない子育ての魔法
木曜日の夜は、おしりたんていを皮切りに、ついつい長い間テレビを見てしまいがちだ。その流れにのってバリバラ(障害者情報バラエティー番組)を見ていた時、ある在宅医の方のコメントにハッとした。
障害をもっている0〜2歳の子たちをみているんですが、みんな自分が障害者だと思っていないんですよ。むしろ、身近な人が障害者だと思ってその子に接することで、障害者になっている印象を受けます。
接する側と接される側、お互いの持つものさしの違いによって、社会的な障害というものが作られているのかもしれません。
他者はこうだ!と自分の中で決めつけたり、先入観を持ちすぎてしまったりすることって危険だなあと改めて思う。
子育てについて言えば、先入観は、その子の可能性を奪ってしまう可能性もある。
得意で好きそうなことを伸ばしてほしい!と願って習いごとははじめる。それ意識的だ。一方で、日々の暮らしの中で(身近な人との関係の中で)子どもの可能性の芽を潰さないことも、とても大事だ。
無意識に子どもの性格や得意不得意を決めつけたり、決めつけるような発言をしちゃったりすることもありそうだから、特に。そして、自分自身や大人に対しても同じ姿勢でありたいと思う。
日々一緒に暮らしていても、子どもたちのことを全部把握することは難しい。全部わかってると思うことが一番危ういと感じているから、そうしないように特に心がけてはいるんだけど。
子育てのいろーんな情報が溢れているからこそ、すぐに効果が出そうな魔法のような小技やテクニックを使い続けるのではなく、可能性を広げてあげられるような見守り方をしていきたいなと改めて思ったのでした。
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