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おもろい人生を目指して

その日、note編集部から1通のメールが届いた。

いよいよ今夜!参加予定の方は自己紹介してみましょう。(『書く習慣』が身に付く 1週間プログラム)

note編集部

以前から告知されていたので、イベントがあることは知っていた。だけど、なんとなくだが、私はその場にふさわしくないような気がしてそのままにしていた。校庭で楽しそうにドッジボールをしているクラスメイトを遠くで眺めているような感じだと思う。
noteにエッセイの投稿をしてみたものの、居心地の悪さを感じていた。
メールを読み進めていくと、参加者から自己紹介や元気な決意表明などコメントがどんどん送られくる。
(こういうのが苦手やねん。自己紹介? URL、どこにあるん? どうやって貼るん?)
頭の中でぶつくさ言いつつ、私はメールを何度も読み返していた。
どうやら今からでも参加できるみたいだ。
YouTubeを見るだけなら気兼ねなくやれる。note続けるんだったら楽しい方がいい。わからないことは聞いてみよう。私がどんくさかろうが気にする人は誰もいない。そんな思いが沸々と湧いてきて、大げさなようだがこの電車に乗り遅れたら私はすごいチャンスを逃すかもしれない気持ちになり、イベントに申し込んだ。
私には、心理セラピストとして心に息苦しさを感じている人の支えになりたい、という思いがある。自分の状態を話したり、辛い体験をエッセイにすることで客観的に自分と向き合い希望を見出すことができる、という体験を何度もした。私にとってエッセイとは自分を癒すものであり、誰かの役に立てるものでありたいと心から願っている。
その先に、おもろい人生が待っていると信じている。


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