ぐるぐるするよ。
あなたは蔓と蔦の違いを知っているか。
ツルとツタである。
蔓というのは茎が長く伸びたものである。翻って蔦というのは根っこなのである。あれは付着根と言って、土中ではなく他の木などに這わせている根っこだったのである。
蔓と蔦。似て非なるものである。今日のうんちく。
キュウリや豆の蔓がしゅるしゅると伸びている。巻き付く先を求めて首を振っている様はまるで80年代の笑えるホラー映画そのものである。蔓も長くなるとなにやら暴力性を帯びてくるが、その始まりは実に美しい。
ぐるぐると渦巻いて、みずみずしい色をして、おしとやかにちょこんと佇んでいる。そのぐるぐるを見ていたら、写真を撮らないわけにはいかないじゃないか。
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