離島にやってきました!
地域医療研修で離島に来ています。本州からフェリーで2時間半の距離にある、人口1.3万人ほどの小さな島です。
医者は初期臨床研修プログラムに則って研修を行うことになっているので、2年間のうち1か月間は地域(田舎)で研修することが義務付けられています。
地域研修の中でも離島を選んだのは、海鮮がおいしい、釣りができる、自然豊かなどの理由からです。一度は経験してみたいという医師も多いのではないでしょうか。
先生方が相談している内容が今までの大学病院とは全く違っていて驚きました。
患者さんは自宅に退院できそうだが、自宅での風呂は五右衛門風呂がいいとのこだわりがあり、そうなると薪を集めて、薪割をして、火にくべて湯を沸かすという労働をしなければならず、疾患の悪化のリスクになるかもしれないためどうしたらいいだろうかという話でした。
五右衛門風呂をいまだに当たり前に使っている人がいることに驚きましたし、そこまで考えて退院・治療の方針を決めていくことはまた大学病院とは違った大変さがありそうです。
ちなみに、五右衛門風呂はすごく気持ちがいいそうです! 入ってみたいなあ。