フォロワーシップ:GLOBIS学び放題で文章を鍛える(12)
フォロワーシップとは
リーダーシップが、リーダーとしてのマインドや行動であるのと同様、フォロワーシップとは、リーダーについていく人のマインドや行動のことです。
リーダーシップについては書籍等は「求められるリーダー像」が様々に論じられています。
リーダーの立場ではどのようなタイプのフォロワーシップがあるのかを大まかな分類を理解し、その上で接することが大切です。
フォロワーの立場では、自分がどういったタイプであるのかを把握したうえで、模範的フォロワーへの道を目指します。
フォロワーシップ ~組織貢献を能動的に行う~ | GLOBIS 学び放題
もう少し詳しく・個人的留意点
単純労働を除くと、人は複数の業務を同時にこなしています。全ての業務に全力を注ぐことが理想なのかもしれませんが、重要度や優先度によって時間や完成度の度合いに違いが出てくるのは当然のことだと考えます。
この講座では、リーダーがフォロワーを傾聴とコーチングによって「模範型」にもっていこうとしています。しかし、実務上ではリーダーの重要度や優先度が上司のそれと照らし合わせてどうなのか(突き詰めれば、社会や会社のミッションから落とし込まれた重要度や優先度)も、常に頭の片隅に置いておく必要があると考えています。
リーダーが業務上の上司ではない場合、実務評価をする上司の業務が優先されることを念頭においたアクションを行うことも大切です。(ある業務においては模範的フォロワーにはならない人もいます。)
また、実務はリーダーよりフォロワーのほうが優れている場合も多々あります。フォロワーが行動しやすいよう、環境を整えることでフォロワーが自律的に行動すること、見えない努力も誰かが見ていることを信じてリーダーシップをとることで、フォロワーも育ちます(と信じています)。
自由記述問題
なんあなた自身やあなたの周りの人のフォロワーシップの型を分類して、その特徴をあげてみましょう。やかんや
回答(464/500文字)
自分自身(シニアとしての求められるフォロワーシップ):
組織であれ部門であれ、トップには判断力と決断力が必要である。それには社内外の情勢と自分が用いうる資源(権限内の予算と人員)の吟味を行うが、自分一人ではできないこと、自分には経験がないことについては、部下や上位者、ステークホルダの考えを聞くことが大切と考えている。
私の現状はシニアであり、職制上は部下の立場である。
そこで、これまでのマネジメントや実務の経験から、上司をマネージャーとして尊重しつつ、正しい情報を的確に伝え、常に複数の選択肢(判断材料)を示すことを旨としている。
模範的フォロワーには限りなく近いが、シニアの立場では「自分の任された職域では自己の責任で貫徹する」が、部門全体については「どういった行動があるのか」の提供にとどめ、具体的な行動とその実行者や推進方法については、マネジメント側に任せることが肝要と考えている。また、提供する情報の質や量も、相手の忙しさや得手不得手等も配慮しつつ、徐々に減らす(他の人にもできるような環境を整える)よう考えている。
AIコメント(改善部分)
改善点としては、もう少し具体性を持たせることができるとさらに良いでしょう。具体的な例や状況を挙げることで、回答がより具体的でわかりやすくなります。また、フォロワーシップの特徴についてもう少し詳細に記載することで、回答がより充実したものになるかと思います。
振り返り
世の中には、役職定年を迎えた人や、シニアの活躍方法に関する文献は多々ありますが、シニアの立場で、どのようにすれば気持ちよく働くことができるのか? といった文献は以外と見当たりません。
フォロワーシップの考え方を取り入れた働き方は参考になるのでは?と思いました。
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