私の人生なんなの?第4話
私は、なんの目標もなく、先生にすすめられた工場に正社員として就業する事になっていた。
毎日同じ人物と、同じ時間に、同じように作業をする。まるで奴隷のようで生きた心地がしなかった。
そんな私は逃げるかのように他県に移り住み、また疑問を持ちながら、生活のために製造工場で働き始めた。
だが、どこに行っても、どこで仕事をしていても、何も変わらないと実感した。
ある日、同じ製造工場で働いていた父が、
仕事を辞めた。
急な出来事だった。
私も含む、家族全員が住んでいる家は寮だったため、同じ製造工場で働いている、私が家を借りることになった。
それからが、地獄の始まりだった。
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