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良好な人間関係を保つには放牧民になるといい

わたしはくよくよ悩むことが多い。
なんとか吹っ切ろうとして忘れることができてもまた時間が経つと思い出す、無限ループだ。
悩みのほとんどは人間関係の悩みである。
もともとの気質、HSP(=繊細さん)のせいだと理由付けしてきたが、きっと単に人づきあいが下手なんだと思うようになった。
人づきあいがうまくなるにはどうしたらいいか、人生の半分を過ぎたわたしにいいアドバイスはないかと思っていた矢先、聴いたVoicyに人間関係のヒントがたくさんあったので、その内容を私なりに咀嚼して記録する。
ーーーまた悩みを抱えたときに悩みから抜け出す道しるべにするために。


相手のことはわからなくて当然で、分かり合えないもの。
意見の違いを受け入れることが関係を続けるために必要で、「自分の考えと相手が違う」のは悩むことでない。
相手と違う意見を持つのは悪いことじゃないし、相手と合わせる必要もない。

親しい人と仲良くいるためには、その人一人と固執した関係にならないようにするのがいい。
一人に固執してしまう(=依存)と、絶対にこの人を離したくない気持ちが強くなってうまくいかなくなるからよくない。
依存先を何人か持つことで、その一人一人と距離を保てる。
人の気持ちは一か所に集まれば集まるほどたちが悪くなる。
分散させると心地よいものになる。
理想は依存先を分散し、程よい距離感を保つ。
放牧民的のように、人の間をうろうろするのがいい。

他人のことで悩む人は、その人との距離が近すぎる。
距離を取るといい。
距離を取ってもダメなら、うまくいかない人かも、と見極めが大事。
距離を取ってうまくいくならそれを保つといい。

特定の一人と共依存の関係になるとうまくいかなくなる。
相手は自分のことを大事に思っているのか?と疑心暗鬼になり、
相手が自分のことをわかってくれないという苛立ちを持つ。
こうして関係は破綻する。

人は変わることを忘れてはいけない。
人が変われば人と人との関係性も変化していくのが自然。
だから、その時々に居心地のいい相手と心地いい関係を築くのがいい。

経験と重ねて

たくさん思い当たる節があった。
わたしはこれまで特定の一人と仲良くなることが多かった。
急激に距離を縮めると周りも二人の仲の良さが感じるようになるのか、
わたしはいつも誰かと「二人で一人」のように扱われた。
その特定の一人と仲良くなり始めたころは安心感が大きくて、何でも話すし自分のすべてを知ってほしいという気持ちになっていた。
でも、徐々に嫌な面が見えて相手の存在が重く感じた。

今後にどう生かすか

依存先を複数持つ
具体的には、職場・ママ友・昔からの友達・趣味の仲間・・・など、コミュニティそれぞれに一人ずつくらい「ちょっと親しい」人を作りたい。
自分軸で生きる
相手と違う意見を持った場合も、堂々とする。
「違っていい」を言い聞かせる。
違いを楽しむ。
放牧的になることを意識する
相手を知りすぎたときのつらさを頭の隅に置いておく。
いい距離で人と関わる。

わたしは人付き合いにおいて、いつも同じ失敗パターンに陥っていたことに気づいた。
人間関係の築き方のアドバイスではこれまでで一番響いた内容だった。
依存先を増やして、放牧的になる・・・なんとなくイメージできたので、心にとめて人との関係づくりに生かそう。

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