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編集長が選ぶ今月の注目記事!地域新聞社【2024年7月】

こんにちは! 
ご存じの方も多いと思いますが、弊社では地域密着のフリーペーパー「ちいき新聞」を発行しています。 千葉県・茨城県の一部エリアで全40版、約170万部を毎週発行。その記事は、各地域にお住まいの「ちいきライター」さんがネタを上げ、取材・執筆してくれています。

そんなライターさんが書いた記事の中から毎月1本、編集長が「これは!」と思う記事を「地域を超えてシェアしたい、今月の1本」としてピックアップしています。

それでは、7月の「1本」を選出理由と共にどうぞ!!


今月の1本に選ばれたのは…


P.Nまきろんさんの「ムシハカセ 鈴木康博さん(千葉在住)」です。

7月19日~千葉市エリアに掲載

\ ちいき新聞のWEB版「チイコミ!」掲載中 /


【選出理由】編集長 寺本より

7月の1本に選ばせていただいたのは、P.Nまきろんさんの「ムシハカセ 鈴木康博さん(千葉在住)」です。

珍しい黒化型ジャコウアゲハの発見というビッグニュースを取り上げた記事。20年にもわたり、チョウの卵を孵化させじっくりと観察してきた鈴木さんだからこその発見です。「自然界からご褒美をもらったようだ」のコメントから、ご自身の喜びが伝わってきますね。

とはいえ、素人目にはこの貴重さは伝わりづらいもの。この記事では、ジャコウアゲハの特徴や「どんな点が珍しいのか」を丁寧に分かりやすく説明してくれたことで、知識のない私でも鈴木さんの偉業を理解することができます。記事に添えられた黒化型のジャコウアゲハと一般的なジャコウアゲハが比較できる標本の写真も理解を助けてくれました。

専門的な話に触れる場合にはできるだけ平易な言葉に言い換え、さらに図版や写真を差し込むことで伝わりやすい記事となる好例。ぜひ皆さんも参考にしていただければと思います。

鈴木さん自身は千葉市都市緑化植物園でみどりの相談員として、植物や虫についての相談を受けているとのこと。掲載はちょうど夏休みの時期。昆虫や植物をテーマに自由研究をしたいお子さんにとって心強い味方になりそうですね!


担当編集 北村より

5月に「珍しい黒化型ジャコウアゲハの発見」という全国的なニュースが飛び込みました。しかもその発見者は千葉市都市緑化植物園のみどりの相談員さんだという、これはちいき新聞らしい紹介ができるぞと興奮したことを覚えています。まきろんさんにはこちらから取材のご依頼をさせていただきましたが、「興味深いですね!」と積極的に引き受けていただき、数日のうちにアポまで取り付けてくださいました。

始まりをチョウの生態からつづることで、「専門分野」と身構えずに読ませる構成はまさに「読者ファースト」。チョウの写真の見せ方にも、記者目線でしっかりチェックを入れていただきました。鈴木さんの言葉を丁寧に拾ってくれたことから、この発見の感動と、「好きなこと」に夢中になることの大切さを読者にしっかり伝えられる、ちいき新聞らしい記事に仕上がったと感じています。

また、取材の際に素敵なご縁があったと聞いています。お話を進める中で、ムシハカセ鈴木さんは、まきろんさんの同級生のお父様だということが判明! 鈴木さんも、より親近感を持って取材にご対応いただけたのではないかと、改めて地域のつながりやちいきライターさんのご縁に感謝です。

いつも積極的に丁寧にお仕事をしてくださるまきろんさん。今後とも頼りにしています!


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