少額訴訟という、企業との闘い方
いきなりドギツイ題名で申し訳ないのですが、林知佳ただいま少額訴訟を起こしております。(自分で)
発端は、事務所兼セカンドハウスとして、借りていた、千駄ヶ谷の物件。(家賃8万1000円)
実は、契約したときに、水漏れが直っておらず、知らずに契約してしまった訳です。
その後、解約まで2ヶ月かかり(解約予告が2ヶ月前だったので)
その分の家賃支払いに納得がいかない私は、少額訴訟を起こしたのでありました。
そもそも少額訴訟とは・・?
これなのですが、簡単に言えば
今回の場合、私は、水漏れがなかったら借りてなかったし・・
(直すの面倒だし、わざわざそんなところ借りる人いる?)
その分に、かかったお金と言う名の時間返せよ!ということで、少額訴訟をしました。
また、管理会社の対応も非常に悪く(2週間電話しなかったり、30分くらいで直ると言った時間で直らなかったり。)
もう、爪痕を残したい!という気持ちも少なからずあったかもしれません。
でも、今回それ以上に、裁判って個人でやると弱者なんだな・・とすごく感じたので、その思いもしたためたいと思います。
出頭の当日は?!
まず私の方で、書類を一通り書き、手数料を支払います。(私の場合、金額が30万円だったので、
よくありがちなよく分からない表ですが、今回は、3000円です!
あと切手代として
こちらが必要です。
私の場合、訴える先が2つの企業にまたがったので、3900円と2100円が追加されます。
上記の金額を郵便局で購入し、書留で裁判所にお送りしました。
その数日後、簡易裁判所の係の方からお電話がきて、やりとりを郵送でして(私の場合、一度修正で伺いました。)裁判の日にちが決定します。
こんなのが来る。
こうやって期日呼び出し状が送られて来ます。(自分が訴えてるのに、これがくるとびっくりする笑)
そして、当日を迎えるのです。
当日は?!
・・といっても、今日だったのですが(笑)
当日上記の通り、裁判所に行くだけ。
裁判所って、こういうイメージだと思いますが(私はそうだった。)
http://www.courts.go.jp/naha/kengaku/kengaku/index.html
今回のイメージにあう、よい画像がなかったので、どんな感じか書くと(あとで絵をかきます)
前に裁判官や司法の方が5.6名いて、その前に円卓のような机があり、それを囲んで話す!というイメージです。
また傍聴席もあり、入れ替わり立ち代わり、いろんな案件が裁かれる。そんな感じです。
ほんと、結構びっくりな簡易感。
時間の少し前に行って、受付して待ってたけど、結局始まったのは、30分くらい過ぎてから。(待つのは、傍聴席。)
待ってる間、久しぶりに緊張・・そして裁判の開始。
対企業の弁護士さん相手に、三十路女が立ち向かうのであった。
弁護士さんや、裁判官の目が怖い
今回の一番の感想としては、敵(?)である、相手の弁護士さんの目が怖いということ。
汚いものでも、見るような目で見られました。「この小娘、なんて面倒なことしてくれとんじゃ!」そんな目・・
裁判官としても、住めないわけじゃないし、仕方ない的な対応・・(私としては、はっ?!)て感じの対応!
そして、一番びっくりしたのは、「林さんも忙しいと思うので(私、そんなこと言ってないし)そして、敗訴したら裁判にかかった費用を支払わなければいけないけど、、」
という、裁判官の言葉。(メモしてないけど、この言葉は確かに言った)
私、敗訴したら相手のなにかを払わなきゃいけないって知らなくて、裁判官に聞き返し。
そうしたら、"旅費交通費と日当?を支払わなければいけないということ"
まじか?!それ、いくらやねん?!
裁判官の提案としては、1万円を被告が支払い和解したら?ということ。
納得できないけど、飲むしかないのか?と思い、一応同意。。(泣)
裁判官は、納得できないなら、「もっと林さんがお勉強してもいいし、弁護士さんに頼んでもいいけどね。」
的なことも言ってた・・(言い方は、私のイラつきモードで変化してるかも。)
すっごい腹立ったし、やっぱり個人で企業を訴えるってなかなか難しい。
私としては、契約時点で知らなかったとかおかしいし、入居後に直す時間くれ!はおかしいだろ!と思うわけです。
違いますかね?
さいごに(所感)
今回のことで思ったのは、少額訴訟って一人でもできるけど、訴える相手は個人の場合に限ると思いました。
今回訴えたのは、かなりの大手企業。
やはり、それなりの(失礼)弁護士がついているわけ!!一人でやるなんで、無謀だったのかもしれない。
小娘が、なに言ってるんだよ!そんな感じなのかも・・
確かに、今回、出て来た弁護士さんには関係ないことかもしれない。
でも訴えた企業に属している社員が、ありえない行動をしたのは、確かなこと。
それは、大企業に守られてるからという安心感なの?それは絶対に違うでしょ!
一個人として、立ち向かえや!というのが言いたいし、大企業に守られて、裁判までしてもらえて、そんな世の中糞食らえだと思う。
ちゃんと真面目に、正当に生きたいなと強く思いました。
すっごく疲れたけど、訴えて良かったし、一人で一通りできて良かった!
(あくまでプラス思考です。)