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学校でも誰からも教えてもらっていないこと

今日は急に来た秋・冬に備えて、衣替え。この服着るかな?と思う物も結構あったけど、本当に寒いと思ったら着るだろうし探すだろうな、と思ってとりあえずいつでも着れるように出した。

そして、「不機嫌な婚活」を読む。設定が東京で、同い年の女性の年収の高さにびっくり(視点はそこ)。人を外見や年収、ステータスで判断して、自分に合う・合わないを決めるのは良くないと頭ではわかっていても、そうしてしまう女の気持ちも痛いほど良くわかり、私はそこまで優雅な生活はしていないけど、それでも、どこか男性に頼りたい気持ちが出てくるし(それを依存と言うのではないか?とも思う)、なんていうか、女から見た「結婚」というイメージに貼りついた固定概念が、女を本当の幸せから遠ざけているような気がした。

結局一人目の主人公は、自分の理想ではないけれども、一緒にいてしっくりくる相手をパートナーに選ぶ。しっくりくるってなんだろう。私はこれまでにそんな人がいたかな?どうだろうか。今はなぜか頭で考えてしまうから、考える時間を与えられすぎてしまっているのかも知れないけど、私が思ったことは大切にしていこう。それを言葉にして言うかどうかはまた別として。

二つ目はオムニバス形式だったけど、話を通して出てくる女性の恋愛観が、厳しくも的を射ており、その根底には、やはり過去の恋愛経験があった。人と関わることは、なかなか思い通りに行かなくて、難しいことも多いけど、それが人を成長させるんだな。

ここに出てくる女性は、男性を本当に理解していない。私も残念ながらその一人だと思う。私はこの原因の一つが、女姉妹しかいないこと、だと思っている。男という生き物の生態を知らないまま大人になってしまい、男性のイメージは漫画やドラマによって作られているケース。父親と異性は別なんだろう。お兄ちゃんがいる友達は、結構現実的だったりするので、男性への期待値がそもそも低い。

じゃあ、この男女の「考え方」の性差を比較的早い段階で教えたらいいのでは?とも思った。教えると言うより、お互いに話す時間を設けると言う方がいいのかな?大人になって、そう言う機会も増えるので、それでもいいのかも知れないけど、結局、男性の気持ちを理解しない女性はいつまでも男性の不可解な行動に苦しめられており、それと社会的な女性の活躍が相まって、晩婚・少子化などの問題につながっている。そして、男女の脳の仕組みとかそういうことから理解していけば、違った時に、それ以上求めないと思うんだけど。

これこそ、性に関する教育なんじゃないかな?って。

ここを理解しないまま、今のような性教育が行われたとしても、本当にお互いを思いやる、ということは知らないままになってしまうんじゃないかな。

女性向けの恋愛相談を行なっている男性が書く、男性から見た理想の女性も、「おい!女に求めすぎだろ!」と思ってしまうよね。男性心理を理解して、とか言うなら、男性も女性心理をご理解いただきたい。

という、自分がうまくいかないことを、自分のことは棚に上げて、訴えさせていただきたいと思いました。

相互理解ってとても大事。これは男女に限らず。時には戦うことも大切だけど、戦わずにお互いを理解しあえるような、思いやって、素直に思いを伝え合って、相手の意見も聞き入れ、自分の意見も主張し、そうしながら折り合いをつけて、今ベストな答えを一緒に見つけ出す、それが社会生活ではないでしょうか。


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