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人生の宿題
最近、毎日朝起きたら、真っ先にGyaoで韓国ドラマを見るのにハマっていて、家にいる時間はほとんど、韓国ドラマ見てる。
毎日更新される2作品と、毎週水曜日に2話更新される1作品と毎週金曜日に2話更新される1作品の合計4作品を同時に見ている。
テレビドラマでも1シーズンに最大3作品くらいしか見ないから、多い。そして、毎日更新されるから、忙しい!!とは言え、それは、私の選択なので、文句を言えるわけでもなく、でも、見たい、気になるという欲望に任せて、それを一番頑張っているんじゃないかな?と思うほど。
それで、今日見た『恋愛じゃなくて結婚』というドラマの13話が、メッセージ性が強すぎて、ああもう誰かに伝えたい!共有したい、聞いて欲しい!と思って、読む人がいるのかどうかもわからないけどnoteに書いてみることにした。
主人公のチュ・ジャンミが自分の現実に直面して、これ以上、傷つきたくないと思って、好きな人を諦めるんだけど、そこで、何もかもうまくいかなくなった時の心の声。
「誰にも頼らず何も期待しないこと
一人でも生きていけるように
そうやって割り切るのだ
夢から覚めたら現実が見えてきた
今まで後回しにしていた人生の宿題が
待っていましたとばかりに襲いかかってきた」
チュ・ジャンミと両思いなのに、全く素直にならない男性主人公のコン・ギテはこの13話の中でこんなふうに自分の人生を振り返っている。
仕事がうまくいかなくなって、数日間休んでダラダラしながらのこのセリフはちょっと深い。
「何もしないことが、こんなに生産的だとはな
もっと必死にもっと特別にもっと完璧にもっともっともっと
途中で止まったら終わりだと思ってた
でも実際に止まってみたらなんてこと無かった
むしろプレッシャーを感じないから気が楽だよ
何かを手放すってこういうことなのかな」
誰にでも、得意なこと、意識しなくてもできることと、意識してもなかなかできないこと、我慢できないこと、苦手なことがある。
私は特に人に本音を伝えることが大の苦手で、できれば避けて通りたいし、私が我慢すればなんとかなるのであれば、それでいいか!と思ってしまうんだけど、そのせいでうまくいかないことって結構多いんだよね。自分で言うのもおこがましいけれど、優等生タイプだと思う。
自分の心の声をちゃんと聞くために、こうやって文章にすることにしているのだけれど、結局私自身何が言いたいのかわからなくなることも多い。そして、これを私は、ああ、私の弱点なんだな、と思って最近を過ごしていて、それをこんなふうに、「人生の宿題」と言葉にしてくれて、あ!これが私の人生の宿題なのか、と思った。
嫌われたくないと言う気持ちを持って人に接する時は、本音が言えなくて、相手に本当の気持ちなんか少しも伝わらない。いわば偽りの自分なんだよね。信頼してもらいたい相手にこそ嫌われたくないはずなのに、結局嫌われたくなくて取る行動は、嘘だということになる。それは困る。
じゃあ、どうしたらいいか?やっぱり、発する言葉を磨くこと、そして、自分の気持ちを聞いて、それを素直に言葉にしてみること、それに尽きるな、と。私の場合は。
ポジティブでいれる時ばっかりじゃない。きつい時だってあるし、うまくいかないことも多い。だからいい時がより輝いて見える。それが人生だし、そう言うモノなんじゃないかな。
そんな人生のダウンの部分を、このドラマが見せてくれて、こうやって人は反省して、徐々に良くなっていくんだな、と改めて感じることができた。
朝からすごく発見の連続みたいな気持ちになって、とても清々しい気持ちでスタートできました。
今日は人事に関わる仕事をしました。人を見極めるってとても難しい。何が正解なのか正直わからない。だけど、私は私の直感を信じてみようと思う。私、これまで何回自分の直感に従ってきただろうか?そして、直感を信じなかった時、どんな結果を迎えただろうか?ここでもやっぱり自分の気持ちに従うことって、思ったよりずっと重要。
だけど、またそれだけではなく、私がないな、と思っていたことも、別の角度だったり、もっと大きな視点で見た時には必要なこともあるし。
ああ…。何が正解とか結局ないわけだから、余計に難しいんだね。
人と人が関わるということが、どれだけ難しく、しかしどれだけシンプルでもあるか?ということを痛感した10月前半。
結局、素直でいることが、一番円滑にコミュニケーションをとる秘訣なのではないか?と思う。
ただ、素直でいるというのが、今まで素直でいたことがない人にとって、どれだけ難しいのかも私はよーーーくわかる。
もしあの時、素直に自分の気持ちを表現していたら、あの時の彼とは別れずに済んだんじゃないかな?とか。まあ、今更遅いけど、今、私がもし5年前の私に声をかけるチャンスがあるなら、恥ずかしくてもいい、嫌われることを気にしなくていい、あなたの思ったままを彼に伝えてごらん、て言いたい。
多分、その素直な一言が言えていたら、私はもっと彼を勇気づけて、私に対してもっと向き合ってもいいんだな、ていう自信を付けさせてあげられたんだと思う。
チュ・ジャンミとコン・ギテの二人は、結婚すると両親に嘘をついて、交際しているふりをしていたんだけど、お互いに本当に惹かれあって、結局、本当に付き合うことになるんだけど、本気で好きだと意識すると本音が言えなくなるっていうのも、これも恋愛ならではだということが客観的にわかった。やっぱり傷つきたくないし、好きな相手にほど、カッコよく見られたいし、嫌われたくない。
それがすれ違いを生んでいるということにも気づかずに。