自己犠牲の上に成り立つものは長続きしない。
これって、一つの普遍の真理じゃないかと思う。
私はどちらかというと、自分が犠牲になる分には、何も問題ないと思っていた。自分が頑張れば、今とりあえず乗り越えたら、そんな気持ちでがむしゃらにやってきた。もちろん、大した何かを成し遂げたわけでもないのだけれど、結構揉まれてきたなと思うことも多い。もちろん、人生に、自分を優先しない時期はあっていいと思う。それでこそ、学べるものも少なくないから。
だけど、結局、自己犠牲の上に成り立っているものは、そうそう長続きするものではない。これは、仕事も然り、恋愛も然り。
自分が我慢している時って、本当に人に優しくできないし、優しくできないということは、その時点で、周りと不協和音を起こしてしまっていると思う。自分が変わるしかないのに、いつの間にか周りに求めてばかりで、じゃあ自分は何をしているんだ?とそんな状況に陥りがちだ。
私は、彼とお別れしてから、とても気持ちが楽で、なんだか、私の好きって気持ちは重いと思っていたけど、実は結構軽くて、しょうもないものなんじゃないかな?と思ってしまうほど。だけど、きっと、それは私の心の持ちようが軽くなっているから、こうなっているんだろうなとも思う。
仕事に関しても、時間内で最大のパフォーマンスを!と思うようになってから、ダラダラと残って仕事をすることに対して、嫌悪感すら抱くようになった。無理しなくていい。ただ、やるべき時だけ全力で。これが一番ベストな気がしています。