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意見を言うことに臆病になっていたOLの話
出向し、いくつかの施策チームにジョインしました。
全く新しい世界に飛び込み、毎日が学びであっという間に就業時間が過ぎていきました。
ただ、私はずっと不安でした。
的外れな事、言ってないかなあ…?
出向者だから、画期的なアイデアとか求められてるんじゃないのかなあ…?
まず、議題を理解出来ているかですら不安なのに、意見を求められても…
そんな時に同期入社でモヤモヤ共有会がありました。(まずこんなイベントがあることが驚きでした笑)
”同期”と言っても年齢はバラバラです。ただ、私より年上の方が多いので人生の先輩に聞くといったイメージで、私のモヤモヤを話してみました。
すると、こんなことを言ってくださいました。
新入社員を受け入れた時、新入社員に対して完璧な答え求めてた?
的外れなこと言ってるなって思ったりした?
あ、確かに。と心が軽くなりました。
でも、それでも、新入社員ではなく、一社会人として経験はしているわけで…と、ネガティブが止まりませんでした(笑)
チームの方は本当に優しいので、大丈夫だよ〜、十分ですよ〜と言ってくださいます。その言葉を聞くだけで、心は軽くなりました。でもなんか、まだモヤモヤが解けなくて、別のチームのリーダーに相談してみました。
リーダーは、
的外れなんて思っていない。
その意見が自分たちには見えなかった新たな気づきになる。
ここ(出向先)でしか働いていない人だと、考えが凝り固まる可能性がある。外から来た人の何気ない気づきや意見ってとても大切なんだよ。だから、遠慮せずに、思ったことを口に出してほしい。
とおっしゃってくださいました。
うわ〜、ここに出向して本当によかったな。。。と心底思いました。
出向する前は、自分の意見を述べる場なんてほとんど無かったので、意見を言うことに慣れていません。言う場があったとしても、先輩の顔色伺って、この人はどんな意見を求めているんだろうと、逆算して考えてしまい、自分の意見なんて二の次になっていました。
課題に対して、自分で考え、自分の言葉で相手に伝える。
これが、自分がアップデートしていくために、なくてはならない術であると学びました。
分からないなら、どこから分からないのかを聞く。意見があるなら、相手を尊重しながら自分の意見を述べる。人の意見に流されず、自分で物事を考える。
言葉にすると、とても簡単そうですが、私には大きな壁です。
一歩ずつ、壁を越えられるよう、大きくなっていきたいと思います。