初めてのブラジャーのススメ①
こちらの記事では、初めてつけるブラジャー「ファーストブラ」についてお話をしていきます。
(ここでは初めてつける大人と同じタイプのワイヤー入りブラジャーをファーストブラとします)
あまりにも長くなってしまったので、2部に分けてご紹介していきます。
(実際つけていただくワイヤー入りブラジャーについては次の記事でご紹介いたしますので公開を少々お待ちください)
メンタル的なことについても書くので、気になられる方だけでなくお母様にも読んでいただけると嬉しいです。
ブラジャーは女性の体に変わったことを楽しめるアイテム
ブラジャーをつける上で覚えておいていただきたいのが、下着は「女の子の体」から「女性の体」への変化を楽しめるアイテムでもあるということです。
初潮がくるのも、バストが膨らんでくるのも不安ですが、生理とは少し違いファッションとして楽しむことができるアイテムでもあります。
もちろん、下着を「女性のアイテム」として嫌な気持ちになる方もいらっしゃいますが、その場合は体育の時に体操服に着替えるように、自分の体に必要になったからブラジャーを着用していると考えていただけると嬉しいです。
ブラジャーは
・自分の体を守るためのもの
・動きやすくするためのもの
・ファッションとしても楽しめるもの
ファッションとして捉える方もまだまだ多いですが、下着は自分の体のために着けるものだと認識していただければ、ハードルは下がると思います。
ぜひそのことを覚えておいてください!
初めてを特別にするか恥ずかしいものにするかはお母様次第
初めてのブラジャーはどうしてもドキドキして、ワクワクと不安どちらが勝るかは人によって異なります。
女性の体に変化していくのは、周りの大人以上に本人が一番不安に感じるもの。そんな中、「自分の体に必要かどうか」を本人が判断できるはずもありません。だってつけたことがないんですから。
聞き方は様々ですが、私のおすすめはまずはお母様からお嬢様に「そろそろブラジャーつけてみる?」と、メイクに興味があるかどうかを確認するようにこっそり聞いてあげることです。
女の子は「自分から言って、「まだあなたには必要ない」と言われたら恥ずかしい、どうしよう」と不安に感じています。
その不安を買って出る大人が傍にいてくれるのはとても心強いことです。
また、初めての下着はお母様が選ぶのではなくお嬢様に選んでいただきたいと思います。初めてのブラジャー(特にワイヤー入りのもの)はどんなものでも心に残りやすいです。そんな特別なアイテムは、自分の好きなデザインや自分の体にフィットしたものじゃないと苦手意識が芽生えてしまう可能性があります。
さらに自分の体に身につけるものは自分で考えて選ぶことで、自身の体の変化についてしっかり考えられる時間を作ることができます。
心と体の成長スピードにさがついてしまう時期だからこそ、お買い物にできる限りの時間をかけていただけると嬉しいです。
言い方は悪いかもしれませんが、お嬢様の選ぶ力を育てるためにも「選ぶ」という行為はなるべくお嬢様に任せ、相談役に徹していただけると嬉しいです。
(お一人で買いに言っていただくのも大丈夫ですが、たまに学生さんだとわかりながら高い商品を強引に勧めてくるスタッフさんもいらっしゃいますので、お母様の行きつけのお店や、予算等を販売員さんに事前にご連絡していただくと良いかもしれません。)
【下着屋さんに行きたがらないお嬢様の場合】
下着屋さんに行きたくない方ももちろんいらっしゃいます。しかし、そういった場合でも一緒に来ていただくのがおすすめです。
下着はお洋服のようにサイズが合っていないものを着ても問題ないアイテムではありません。サイズを間違えてしまったり、思春期に正しい下着のサイズの選び方を知らないと、ずっと下着から逃げることになってしまいます。
正しいサイズをつけるメリットや必要性を伝えた上で下着をきちんとつけない選択をされるのであれば良いのですが、ほとんどの方がその事を知らずバストが崩れたあとで後悔をなさっています。
可能であれば、先にお店に連絡をしてスタッフさんに「下着屋さんに行くのが苦手」という旨をお伝えいただければ、サポートしてくださるはずです。
※できれば都心店ではなく、郊外のイオンの中に入っているお店や百貨店がおすすめです。(都心店は混み合っているためしっかり時間を取りにくい可能性があります)
お母様に下着を買って欲しいけど言い出せない方へ
私も元販売員として経験があるのですが、お母様自身に下着への興味が少なく、サイズが変わっても、ブラジャーが必要になっても購入してもらえないご家庭があります。
(これは販売員を経験して初めて知ったことで、必要枚数どころかセールでお母様が購入されたサイズの合わない2枚のブラジャーを数年使うというのはザラにある話です)
ご家庭によって金銭的事情、お母様の方針が変わってくるので一概に「こうするのが良い」という方法はありませんが、過去にあったパターンだとまずお店で採寸をしてサイズが変わったようであればそちらでお母様に相談してみてください。
(時間があれば試着をしていただいた方が確実なので、「母を説得するために正しいサイズと必要枚数を知りたくて」と先に相談していただけるとありがたいです。)
どの店舗でも必ず快く相談に乗ってくれる訳ではありませんが、下着とお客様が好きなプロの販売員であればきっと力になってくれるので、良いスタッフさんに相談してみてください。
(オススメだとリサマリ、ウンナナクール、スタッフさんによりますがチュチュアンナです)
子供のバストの変化
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