“頑張ればできる”ことをやめた。
今まで話してこなかったけど、地味に苦手なことを伝えたくて。「そうは見えない」と言われるけども。
自分でいうのはなんですが、脳のスペックはMacBookProだけど、メモリだけはMacBookAirみたいな感じなんですよね。
外から見たらマルチタスクっぽいのかな。実際はシングルタスクが爆速で処理されている。そして基本的に処理してる感覚はない。
これが走っているので人並みに見える?けど「実は結構無理してた」と気づいたことシリーズをあげていきます。できないことばかり列挙するのはさすがに悲しくなってしまうので相反することとセットで。
処理が早い。(ただし興味のあることに限る。)
「仕事が早い。」「要領が良い。」
よく言われます。ただし興味のあることに限ります。
なんかね〜筆記試験にその能力が活かされたらよかったんだけど、一発勝負の試験は苦手で、若い頃から推薦されてきた人です。
目に見えるものは、違和感がなく再現できるまでキレイな流れに整えてる。
で、1回流れを作れたらあとは繰り返すだけだから、慣れた分早くなる。
似ている作業は前に経験したことを応用して取り組んでいる。
けど、何でもできるわけではない。人間ですし。
違和感のある他人の考えを、良い感じにまとめるのは無理でした。
なんかピンと来ないなー、正直ちょっと欲しくないかなー、自分の趣味とは合わないなーってもの。ニュアンス的にはコンパイルが通らない感じのもの。
自分の言葉で再現できないものはできません。無理にやると虫酸が走る。
できるものは反射並のスピードで既に着手してるので、私が考え込むものは、もうそもそも役割じゃない。
雑談を持ちかける能力は備わってません。
アイスブレイクみたいなもの、一般的に場を和ませるためのことと理解しつつも、無理です。
※ 一緒に音楽してる仲間や友達と話してる状態は、あれは普通にオフで好きに話してます。
これはもうちょっと遠い関係値の人の話。不動産会社の営業さんとか。
世間話をふられたら話せるので、とても社交的に見えるそうですが。
世間話は世間話モードとしてテキトーに返してるんだけど、テキトー故に「すごい喋れる人に見えるし、雑談苦手には見えないです」と言われました。外部との認識のギャップが解せぬ。
気になる話題をじっくり話すのはとても好き☺️(ただし少人数に限る。)
1時間でも2時間でも、じっくり深掘り、おしゃべりは続くよどこまでも。
何の話題がツボにはまるかはその時次第。
ノリが合えば話題があっちゃこっちゃしても全然平気。
ただ、私には「周りの音」と「人の音声」の音量を調整するフェーダーが無いので、
じっくり話すモードが発動できるのは、
・周囲の環境がそこそこ静か
・そんなに人数が多くない時
…に限ります。
自分含め3人までなら発動率高め、それ以上多くなると聞けない確率が上がります。
飲み会は基本近くの会話しか聞こえません。
たまーに拾えたら聞けるけど、ほとんど上手くいかないねぇ。
音声情報は再現が難しい。
フックが無いと音声情報は思い出せないんですよね、これが。
音だけなら困らないけど、音に言葉が乗った「音声」になると困るんですよね…。
口頭だけの指示とか即忘却です。
テキストを自分で残すか、送ってもらうようにしてました。
歌詞も一度では拾えません。無限リピートしてると、ある時ふと言葉の意味が乗って聴こえるようになります。
初めて会った人はお名前の漢字やつづりを見て、音と視覚情報のセットで覚えるようにしてます。視覚がフックになると思い出せます。
即忘却とはいえ、普段は思い出せるようにフックをつけながら聞いてるので、割と思い出せるのですが、お酒が入るとフック付け機能が無に返します。結構話し込んでも次の日にはやんわり楽しかった空気しか残ってないのが悲しい。
無理するオンパレードなので、リアルタイムで音声だけの電話が苦手
本当に緊急の用事か、大事な相談か、「今どこー?合流しよー」みたいなすごーくラフな電話以外は、本当に電話が苦手。
昔々の雑談電話とかしんどかったな…。昔はそれがしんどいと気づいてなかったけど。
(タイミングが合えば折り返すので、電話できた人は気にしないで。)
Teams繋いだままの作業も合わなかったなー(遠い目)
人はなぜ一緒に作業したがるのだ…。
仕事で用件をまとめてこないで電話してくる人がめっちゃ苦手でした。
「電話で話したほうが早い」は私にとって早くないし、音声だけでリアルタイムで脳内整理に付き合わされるのはしんどすぎた。
音声だけの電話をしている時、私に起きていることは、
(1)音を音声として聞き取るのを頑張る
電話のラグを気にしないふりをしつつ、周囲の雑音・騒音を拾ってるのを聞き分けるので、まず負担増。特に音の遅延、反響があると話せなくなる。
(2)忘れっぽいのにリアルタイムで相手の頭の中を整理する(話の内容を整理する)
音声だけだと視覚を使えないから、さらに消えていく。メモを頑張る。
(3)それを踏まえた上でリアルタイムで用件を解決する
要点を忘れないように頑張りながら、話を整理して、意見をまとめて、調整して返答する。
\マルチタスク三重苦 /
そんなこんなで、リアルタイムで音声だけの電話は基本苦手です。
チャットと写真の組み合わせは好き。忘れても戻ってこれるから。
オンラインホワイトボードを使う世界線はとても興味があったし関わりにいこうとしたけど、その世界線には縁がないまま現在に至ります。
とはいえ、どうしても電話するタイミングはまだまだあるので、落とし所としては「自分が受電するのはやめる、かける時は相手に読解を任せる。」です。
公的機関は電話のほうが話が早いのも確か。そして受け手は電話が得意な人なので、読解はお任せすることにしました。ありがたいねぇ。
私が問い合わせることは大体、例外の例外の例外で、チャットボットからスタートしても最終的に人間に問い合わせすることになるので。
電話して、早急に一般ルートを削除して、詳しく話せる人に繋いでもらうことを頑張るようにしています。
(電話嫌いをこんなに語った後だけど。でも先日酔っ払った時に世間話をニコニコと20分ぐらい話してたそうなので、大事な用件を電話だけで話すのが嫌いって感じかも。せっかく話してもほとんど忘れちゃうし。)
意外とカフェ作業は好き。
そんなに音が気になるなら、全部NGなのでは???と思いきや、そうでもなく。
数年前までは毎日カフェ作業大好きな人間でした。
ほどよくざわざわしているし、
音声を拾えない=変な話題を耳が拾わない
ので、周りの会話にイライラすることはなかったです。
特にタリーズは席の距離が離れていたし、コメダは一人用ボックスシートがあり、居心地がよかった。
今は自分の身体のサイズに合った椅子と机が家にあるので、外作業しなくなりました。外の机は高さ72cmぐらいあるので、私の身体に対しては高いんですよね…。
(ベストサイズの高さは机が65cm、椅子の座面が39cm)
カフェ作業が好きだったとはいえ、向かい合う系の大きいテーブル席はまず選ばないし、背中が壁側で背後を取られない位置が好きだし、何ならお店の隅っこが好きです。
どフリーで説明するのも苦手(ちょうど良い要約はできない)
脳内整理したものを口頭で1から10まで説明するのも苦手なのです。読み合わせを自分主導でやるのも苦手。資料見てもらって疑問点あげてもらって補足するぐらいが好き。何を疑問に思ったか教えてもらわないと、どれぐらいの粒度で説明したらいいかも検討がつかないので…。
あと私が満足する要約は、一般の人の要約になってない(まだ情報量が多すぎる)
自分が満足するZINEを作ったら、「こんなに情報量の多いZINEは初めて!」と反響をもらって初めてギャップがあると気づき。(このコメントは褒められてる)
仕事の資料作りでは、良し悪しの判断基準を決める人になり、要約上手な人にさらに削ぎ落としてもらっていました。
会社の人と毎日ランチ。毎日待ち合わせも苦手でした。
もうやらなくなったけど、しんどかった〜〜〜。
いい感じの世間話を探しながら、ごはんを食べるしんどさ。全然気が休まらなかった。こればっかりは高校生の頃から無理だと分かり、2〜3年の時はちょうどいい距離感でホッとしてた。
その場にいる人の好き嫌いよりも、自分の気が休まらないのがしんどかった。
待ち合わせ系も、日本なら地図は読めるし、都心の駅ダンジョンも得意なので、どこかで待ち合わせして一緒に行くよりも、現地集合が好きです。
待ち合わせ系は大体私が間に合わなくて、ことごとく自然消滅してた。ことごとく。
地図の読解は自信あったのですが、
中国では道に迷って病院にたどり着かなくて、半泣きでホテルに戻り、通訳さんを手配してもらって出直しました。笑
Baidoを使いこなせなかった…。
(追記:この時扁桃炎で発熱してたから、さすがにしんどかった説。熱を出す前は一区画先のデパ地下に買い物に行ってたな〜と。)
また宿泊先から会社まで毎日送迎してもらってましたが…毎朝毎夕、集合時間に間に合わせるために頑張るのも、万が一待たせてしまったら…と気にするのもしんどくなって、最後の数日は地下鉄を使って帰ってました。
さすがに海外で1人は怖いので同僚2〜3名と一緒に帰宅してました。)
たまに友達と会って食べるごはんは好きです!!!
ここまでが "頑張ればできる" けど、ものすごく疲れるので極力やらないと決めたことでした。
※頑張っても無理なことはこちら。💁🏻
暗算が不得意。おつりの計算も不得意。
何かを精算する時に、ちゃきちゃきとお札数えて、おつりとか計算して、いい感じに両替して…。
いや〜私はできないんだよな〜すごいな〜虚無って思いながら見てます。
先日集金した時は「おつりの計算やって〜〜できない〜〜」とお願いしました。
普段は電卓とスプシ頼りです。正確な答えを知るほうが大事。確定申告はできてるよ。
運動も基本苦手です。
分かりやすい例でいうと、皇居ランは一周5km、40分かかります。(ランなのか?)
なんか走れないですね。不向きです。
ダンス系、球技系、道具使う系も全然。ボールが当たらないし、コントロールできない。
泳ぐのは好きです。ゆっくりだけど1000m泳げます。
自重トレ、宅トレも割と好き🙌🏻
最近は健康管理アプリのOWN.が合ってました。動画がペーシングしてくれるから、本当に見ながら身体動かせばいいのが楽です。ゆるいやり込みでも、やんわり体力もつくし💪🏻
いい感じに食材をアレンジして料理を生み出す🙅🏻目分量は多くなりがち
あれは特殊技能だと思うんだ…あり合わせの食材でいい感じの料理は作れません。
食材を変えると絶妙に美味しくないものが生まれてしまうんですよね…。虚無。
変な創作する前にリュウジさんのレシピ見るとかして、なるべくレシピに忠実に作るようにしてます。あと、味噌汁・豚汁は食材を足しても美味しいから好き。(心の中に土井善晴さん)
↑これ最近キッチンスケールで測り始めて気づいたけど、目分量だと2人前ぐらいになるんですよね…。ごはんも少なめ〜🙌🏻と思ったら1.5人前ぐらい食べてたし。
調味料は測ってたけど、野菜・肉・魚・味噌汁・ごはんの一食分の量が分かってなかったと気づきました。多くても食べ切れたから余計に気づかなかった。
肉100gは少なく見えて足したくなるし、具沢山味噌汁を作ったら2人前になるし、白菜とか楽しくペリペリ剥がしたらすぐ2人前🤷🏻
一食分ずつ分けることを覚えました。
ざっくり言うと、MacBookProのスペックで、メモリの相対的な不足分を補っている感じです。
致命的なミスにはならないように、頑張ってできるようにしてた。
人並みに見えるような振る舞いのために、脳みその容量を何割か使っていて、100%そこに集中できないのが、私にとっては大変でした。
というニュアンスで、人並みに見える?けど「実は結構無理してた」と気づいたことシリーズでした。
ま、人並みってそもそも他人軸だよねぇ。