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タダで良いの?とよく思う日本のサービス
こんばんは~ちひろです!
ドイツとタイでそれぞれ生活し、私が日本に帰国したのが2019年の9月。いや~それからの日々が本当にあっという間だったな、と自分でビックリしています ( ゚Д゚)
実は日本に戻って暮らす中で、私が大事にしてることがあります。それは、「当たり前じゃないことを、当たり前だと思わずに感謝する」ってことなんです。
たとえば、日本だと何も言わずとも席に着けばだいたいすぐに出してくれる冷えたお水。氷含め、衛生面に問題もなくタダで飲めて、喉を潤すことができます。さらに、減ってくれば店員さんの方で気付いて継ぎ足してくれたりもしますよね。お店によっては、なんとピッチャーごと置いてくれたりもしてる。これって外国暮らしをした身からすると、今でも「なんて太っ腹!」って驚くことです。
ドイツ始めヨーロッパでは、お水も普通に有料です。タダでは出てきません。飲みたい場合は瓶やペットボトルの水を頼む必要がありました。タイは屋台とかはタダのところも多かったけれど、氷にあたってお腹壊した人を実際に知ってるので、日本でイメージする水とは違うなぁ…。
また、レストランやカフェ、駅等で入れるトイレ。だいたい清潔で、何ならかなり凝っていてお洒落なところもありますよね。ティッシュだけじゃなくて、クリームとか爪楊枝とかが備えてあったり。これも本当すごい。
ヨーロッパではタダで入れることは少なかったなぁ。トイレの入り口にだいたい誰かしらが座っていて or 電話でべちゃくちゃ喋っていて(黒人の方が多かった)、だいたい1ユーロ(私がいた頃は135円くらいだった) を支払わないとトイレには入れなかったです。でもね、日本と比べちゃうとお金払ってる割に中は別に綺麗じゃないんですよね…。
ドイツは市内の図書館とかはタダで入れたけど、そういえばトイレットペーパーが外にあって、個室にはなかったなぁ。それで、各々に取ってから個室に入る感じでした。あ、トイレってとっても簡素なやつですよ。扉も下が大きく隙間が空いてるし、もちろん音姫もないし、便座も冷たいし。「綺麗に使ってくれてありがとうございます」みたいな張り紙もない。ないない尽くし。笑
まだまだあるけど、他には駅で配ってる無料のティッシュやうちわとか、カフェやレストランにある荷物置きとか、映画館で貸してくれるひざかけとか、スーパーで店員さんが品物を丁寧に入れてくれることとか。
何よりゼロ円のとびっきりの笑顔!笑
ヨーロッパやアメリカなどではチップを得るためにサービスをするっていうのは聞きますが、チップが発生しないところでは、少なくとも私の経験上、びっくりするくらい仏頂面で適当な対応も普通でした。笑
ちなみにタイは電話しながらとか、ご飯食べながら気だるそうな接客も日常茶飯事。ついでに品物渡してる、みたいな。笑 「いらっしゃいませ」も「ありがとうございました」もなかったり。
お客”様”とはまるで思っていない、っていうのをドイツやタイ、それに他の国でもかなり実感しましたね🤣
でも慣れちゃうとそれはそれで気楽で良いなって思えるものです。(お互いにね) 人間臭くて、私は嫌いじゃなかった。
それに引き換え日本では疲れてようがイラっとしようが基本的には笑顔をお客さんに向けて、目配り気配り心配りで対応することのなんと多いこと!何なら店員さんが謝らなくていい場面なのに、謝ってくれたりします。
こういう日本的優しさ、思いやり、無償のサービス精神に慣れちゃいかんな、と思うのです。あぁ店員さん、本当にありがとう、と思う心を持っていたいし、実際にありがとうと伝えるように、私はしています。
店員さんがいてこそ、私たちは何かしらのサービスが受けられる。それなのに、お客が上だと思って高圧的になるなんて私は受け入れられません。帰国当初とかはほんと、「あなたの接客すばらしすぎて感動してるから、私チップあげても良いですか?!」って言いそうになったこともあります。笑
何事も当たり前と思わず、相手への感謝や想像力を持っていたいところです。
世の中に愛と感謝がもっと溢れますように。
願わくば、店員さんの独り言にならず、レジ周りでの双方向の人間的やり取りが少しでも増えますように。(お辞儀をするとか、小声でもありがとうって言うとか、目を見て微笑んでみるとか、ちょっとのことで店員さんはその日良い気分で終えられるんではないでしょうか)
今日はそんなことを書いてみました。よろしければ、感想お待ちしておりますー💗💗