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「できない」を放ったことで、起こったこと
「よさの日まつり」物語 #6
4月3日は、「よさの日」です。
(勝手に言っております!正式に登録などはされておりません。)
その「よさの日」に、「よさの日まつり」をすることにしました!
「よさの日まつり」物語は、ぜひマガジン(無料)でチェックしてください!
ここまでの5記事はこちら!
#1 「よさの日まつり 2022」のはじまり
#2 「そこにいるだけで」
#3 いつの間にか大きな壁を乗り越えていた話
#4 初顔合わせには、もちろん「よさカード」を。
#5 「やりたい」が溢れ出すために
いっぱいいっぱいモード
よさの日まつりの全体案内ページも出来上がり、イベントやキャンペーンをしてくださる方も増えてきました。
新たな企画が立ち上がり、それらが少しずつカタチになり…
盛り上がりを感じて嬉しい一方で、私は少しずつ「いっぱいいっぱいモード」になっていきました。
ピークを感じたのは、春分の日を含む連休が明けた、3月22日。
それぞれの企画で、必要なところをチェックして前に進めること
実行委員の皆さんのイベントやキャンペーンを告知すること
よさの日まつり全体としての認知UPのための発信をすること
実行委員の中で戸惑っている人はいないか、フォローすること
…などなどの「今必要だと思うこと」に加え、「こういうのもできたらいいんだろうなぁ」ということも浮かんだりして…
よさの日(4月3日)まで2週間を切っている!という事実への焦りも湧き、頭の中がパニック!になっているな、と気づきました。
助けて、って言ってみた
このいっぱいいっぱいな感覚から、思い出したことがありました。
会社に勤めていた頃、英会話スクールの一拠点のリーダーだったとき。
まさにこの季節、3月・4月は繁忙期で、売上目標も1年で一番高い数値だし、広告業務も新規説明会もと忙しいし、キッズ部門の生徒さんたちは一斉に新学年のクラスに変更になるから細々とした案内や手配もあるし…
もう、「あ”あ”あ”ーーー!!!」と叫びたくなる感じ。
(…というのと比べると、今回のパニックは、まだまだ「プチパニック」だな、と思いましたが。笑)
英会話スクールにいた頃の私は、「できる」と思われることによって、また「頑張っている」と認められることによって、自分の価値を感じていました。(それがないと自分の存在価値を感じられませんでした)
だから、「いっぱいいっぱい」で「必要なことを自分でこなせない」ことは存在価値を脅かされるような、一大事だったのです。
長年かけて、自分と向き合い、よさカードを引いて自分の感じていることをただただ受けとめる日々を重ね…
今は、「認められること」「できる人でいること」への欲求は、完全に0とはいかないまでも、かなり薄れてきました。
でも、無意識の領域に、その頃の感覚が残っているものなのかもしれません。
よさの日まつりについて、
私がやりたいって言い出したんだから、責任持ってやらなくちゃ!
取りまとめも発信も、ひとつひとつやったらできなくはないはず!
と、いつの間にか思っていたのかもしれないなぁ、と思いました。
何かの勝負でもなければ数値的な目標があるわけでもない。
なのに、勝手に何かに追われていて、勝手にひとりで抱えようとしている。
と気づいたので、ちょっと勇気を出して、実行委員のメッセージグループにこんなふうに送りました。
【ちょっとパニック🤯】
(助けてあげてもいいよーって方、いらっしゃったらお願いします😆)
せっかくの楽しいよさの日まつりなので、じゃんじゃん発信して、よさカードやこの世界観を拡散したい!
実行委員の皆がやってくれているキャンペーンやイベントに、たくさんの人が集まってほしい💕
などと思いつつ、今、私、
✅キャンペーンやイベントなどプロジェクトの取りまとめ
✅(ほんとはやりたいけどあまりできていない)外部への発信(皆のイベントやキャンペーン、ライブ配信などの告知)
✅自分のイベントやキャンペーンの準備
で頭の中がパニックになってきました😆
これはきっと…昔の癖で、また1人で抱えてなんとかやろうとしている💦
何をどう頼ったらいいか分からないのですが、助けてください🙇♀️
「できない」私を認めて、オープンにしてみた瞬間でした。
世界は、やさしい。 そして、良さを活かして回る。
…そうしたら。あっという間に、皆が助けてくれました♡
早々に返信してくれた人
やることや頭の中の整理なら手伝えるよ、とその日の夜のうちに話を聞いてくれた人
「ここができてないと思ってるのかな?」と思ったことを伝えてくれた人
すぐに発信用の画像を作ってくれた人
発信しやすい仕組みのアイディアをくれた人
早速SNSによさの日まつりについて発信してくれた人
そして、数日のうちには、新たにこんな動きも。
皆が投稿しやすいように、「よさの日まつりとは?」の定型文を作ってくれた人
その日行われていることをまとめた「よさの日まつり便り」を毎日投稿するアイディアと、その原稿を7日分書いてくれた人
それぞれ単発の動きだけではなく、誰かのアイディアを別の人が拾って形にしたり、「ここまではやったけど この後のチェックや追記を誰かお願い!」ってはたらきかけがあったり。
有り難いなぁ…と、皆の顔を思い浮かべながらしみじみと思う日々でした。
(ときに、涙も出そうなほどに、有り難さをかみしめました)
世界は、やさしい
一個人としての私の立場から思ったことは、「世界はやさしい」でした。
そして、私はそのやさしさを受け取れるようになったのだな、ということ。
過去の、例えば英会話スクールにいた頃の私だったら、皆が差し出してくれるアイディアや視点、それぞれの才能に対して
「リーダーなのにあれもこれもできていなかった」
「○○の重要性にも気づいていなかったなんて無能だ」
などと思い、自分を責めていただろうと思います。
「できない自分」を認めたらこんなに楽になるのにね。
場に何が起きたのか
と同時に、場づくりマニアの私は、私が「できない」「助けて」を放ったことで、場に何が起きたのか、ということにも注目せずにはいられないわけで…
私が「できなくはない」と思って背負い込んでいたら出てこなかったものが、たくさんチームに活かされた、とも思いました。
たくさんの実行委員それぞれ、その人の「良さ」が、場に表現された。
それから、実はこんなこともありました。
私のメッセージをきっかけに、予定していたご自分のキャンペーンを「キャパオーバーになっていたんだ、と気づいたので」と取り下げた方がいたのです。他の、自分が楽しくできることに集中して関わりたい、とメッセージをもらいました。
きっとずいぶん迷っただろうと思います。
それを聞いた私は、「一度やると言ったから」と無理するのではなく、今のご自分の気持ちにぴったりな決断をされたこと、まるっと尊重したいと思い、そう返信しました。
その決断のきっかけになったというのも、私が「できない」「助けて」を放ったことの一つの「はたらき」だったのかな、と思いました。
よさの日(4月3日)まで、あと10日ほど。
それぞれの「良さ」を活かして自然に役割を担い合い、ちゃんと回っていく世界。…を、実際に見始めているところです。
ありがとう♡
「よさの日まつり」物語 #7 へ続く
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