よさまるちゃんが、まさかこんなことになるなんて!(後編)
前編の続きです。
よさまるちゃん、というのは、7月に出したKindle絵本の主人公たちです。
(Kindle Unlimitedの会員の方は無料で読めます♪)
前編では、zoomで開いたアイディアを出し合うミーティングから、「動くよさまるちゃん」が生まれた経緯を書きました。
この記事(後編)では、もう一つのクリエイティブ な動きを書きたいと思います。
■ぬい撮りをしてみたい
そもそも、その場は「動画のアイディアを出す会」だったので、「こんな動画撮れたら面白そう」がきっかけだったと思います(おぼろげな記憶!笑)
どんな動画かというと…
「ぬい撮り」を使ったもの。
「ぬい撮り」とは、お気に入りのぬいぐるみと一緒にお出かけしたり、旅行に連れて行ったりして、さまざまなシーンで撮影して楽しむものです。
(インスタなどで検索してみると、たくさんの方が写真を投稿されています!先ほど見てみたら、ハッシュタグがついているものだけで300万件以上ありました!)
「もし、よさまるちゃんのぬいぐるみがあったら…よさカード引いているところを撮りたい!その写真を使って動画作ったら可愛いよね!」
(膨らむ想像…やばい…やばい…絶対可愛いじゃん!!笑)
「よさカード好きな皆にも協力してもらって、全国各地の風景や名産品と一緒に撮って…旅するよさまるちゃんシリーズもいい!」
(盛り上がる皆…うわぁ、それもやってみたい!!)
「でも、よさまるちゃんのぬいぐるみ、ない。作れたりしないかなぁ…」
そこから、皆の知恵とインスピレーションを寄せ集めました。
「羊毛フェルトをチクチク刺して、丸いマスコットってできるよね?」
(これは私が言いました。手芸が苦手すぎる私には全くできる気がしなかったけれど!笑)
「目や口も、羊毛フェルトで付けられたりするの?」
(同じく私がやる自信はゼロのまま投げる)
そのとき…
■ミラクル?必然?
「できると思いますよ〜」
と軽やかに言ったのが、ケイさん(たにのけいこさん)でした。
「そうだ!ケイさんって、手芸が得意なんでしたよね!」
実際に羊毛フェルトで動物のマスコットを作ったこともあるケイさん。
(後日その写真見せていただきましたが、本当に上手だった♡)
さらにその場でパパッと楽天市場を検索し、「これ使えばいいんじゃない?」と、フェルトボールが売られているのを見つけてくれたメンバーも。
「こんなの買えるんだ!あとはこれに目と口をつければ、よさまるちゃんができるじゃん!」
(一気に、できる気がしてきて、zoomの画面越しに盛り上がるみんな!)
少し話が逸れますが、このとき私は、そもそも この会にケイさんが参加されていたことがミラクルだな、と思っていました。
よさよさな空気感やよさカードを動画で広める、よさムービー隊。
ケイさんはそのチームに入ってくれていたのですが、それまで実質的に動画制作に関わることはなかったのです。
そしてこの日も、「アイディアを出す会」が始まって10分ほど過ぎたとき、「ちょうど時間が空いたので入りますね!」とzoom入室してくださったのでした。
そんな、「たまたま」参加してくれた場で、ぬい撮りの話が出て、羊毛フェルトで作れるか?なんて、ケイさんの得意分野ど真ん中の話の展開になるなんて。
と、ミーティングしながら奇跡のようなこの流れにワクワクしていました。でも今思えば、ミラクルではなくて、必然だったのかもしれないですね。
■「責任重大!でも楽しい」
前編で書いたいづみんもそうだったのですが、ケイさんもそこからの勢いがすごかった!!
「たまたま家にあった材料で作ってみました」
と、楽天で売っていたフェルトボールではなく、もう少し小さめで素材も違うボールに羊毛フェルトで目と口をつけたもの(しかも3つも!)の画像を送ってくれました。
こんなにサクッとできちゃうの!?と信じられない私(笑)。
そして、これはますます、もう少し大きめのフェルトボールを買って、ケイさんに目と口をつけてもらいたい気持ちが募る!
そのまま、ケイさんにお願いすることになりました。
そのときのケイさんが書いてくれた、
「目と口、責任重大www でも楽しい♡」
という返信が、そのエネルギーとともに今も心に残っています。
その、責任を感じつつ、やることそのもの(この場合は目と口をつける作業)も、その責任を背負うこと(そこまでシリアスでもないのですが)も、「楽しい」って思う感覚、分かるような気がして。
■「良さを活かす」って こういうこと
それから数日、オーダーしたフェルトボールがケイさんの元に届き…
なんとその翌日!
「できました〜」と送られてきた画像がこちらです。
一晩で!!(驚愕)
天才か!!
でも、ケイさんにとっては、大変なことをしたつもりはきっとほぼゼロなんですよね。
手芸が苦手な私にとっては大変な労力とスキルが必要なものにしか思えないせいもあり、何度か「ご負担ではないですか?」「大変じゃないですか?」って聞いてしまいました。そのたびにケイさんは「全然手間ではないので作りますよ♪」「簡単にできるので、いつでも言ってください♪」と軽やかなご返信をくださるのでした。
(そしてその後、お言葉に甘えてさらに増産することになっていきます。笑)
こうして完成した、「動くよさまるちゃん」に続く、「立体よさまるちゃん」。
絵本を描いたときは、まさかこんなことになるなんてまったく想像つかなかったなぁ…♡
発揮されたのは、まさに、ケイさんの「良さ」。
手芸が好きで得意、ということ自体は、ケイさんご自身も以前から認識されていたとは思います。
でもこれが、「よさムービー隊」でこんなに活かせるんだ!という流れになっていったことが、本当に素敵だなと思うのです。
立体よさまるちゃんを見たムービー隊の皆が「めちゃめちゃ可愛い!誘拐したい!」(コラ)って喜んだり…
まだ実現していないけれど、このよさまるちゃんたちを本当に全国でぬい撮りする野望を皆で共有できたり…
この世界に、またひとつ豊かさと可能性が増えたんですよね。
しかも、無理せず自然に「責任」までも楽しんで迎え入れて、「簡単にできる」ことを活かして。
「良さを活かす」って、こういうこと。
ケイさんが、できあがったよさまるちゃんを送ってくださったとき。
「お役に立てて嬉しいです」
という手書きの小さなお手紙を同封してくださいました。
良さを活かして役割を分かち合う、それができたときに自分や周りに生まれる喜び。そんな「役に立てて嬉しい」という感覚、とても尊いなと思います。
前後編に渡って書いてきた、ある日のミーティングから始まった「良さを活かす」話は、いったんおしまいです。
(もちろん、動くよさまるちゃんも立体よさまるちゃんも、これからさらに新展開がある可能性はあります。そう思うだけでワクワクする!)
最近こんな物語をたどったこともあり、今の私はこの「良さを活かす」にフォーカスして深めたいという気持ちを強くしているわけです。
こんなふうに、「良さを活かし合う」世界を皆と共有していきたい。それが自然に起こる、体感できる場をつくっていきたいです。