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勉強が辛くなったときに思い出す論語の言葉~その努力は誰かがきっと見てくれている~


最近、勉強に力を入れています。


それは、英語だったり、政治・経済だったり、歴史だったりします。


ただ、偶に自分を追い込みすぎて勉強が辛くなるときがあります。


そんなときに思い出したのが、

今回紹介しようとする『論語』の言葉です。


お時間がない方は、まとめをお読みくださいね^ ^


1.思わぬところで救われた『論語』の言葉


 私がこの『論語』の言葉に出会ったのは、

    今から数年前。

 資格試験の勉強をしているときでした。


 それまでいろいろと勉強はしてきましたが、

 人に示せる、形に残る物が欲しくなり、

 資格を取ることに決めました。


 自分で決めたことだったのですが、

 それまでのスキルを上げる勉強とは違う、

 暗記や試験対策、用語への理解を深める等の勉強に、

 あるとき参ってしまい、勉強が手につかなくなりました。


 学校時代の自分は、かなりハードなことを

 毎学期繰り返していたんだな、

 と現実逃避しながらも、手元は全く進まず。


 ふとそのとき、

 高校生の時に好きだった漢文が読みたくなったのです。


 何故⁉


 と思われそうですが、

 私が元々漢文・古文好きだからです。


 授業以外にも古典の先生にプリントをもらって、

 自主的にやっていたくらい……。


 特に漢文は、物事の本質を簡単明瞭に書いてあるので、

 疲れた頭にも分かりやすい、と直感的にそう思ったのです。


 では、漢文の中で何が一番良いかと考えたとき、

 真っ先に思いついたのが『論語』でした。


 悩む元気もなかったので、さっそく図書館に行って

 『論語』を借りて読み進めました。

 

 そのとき私の目に留まったのが、

 『論語』のこの言葉です。


『天を怨みず、人を尤めず、下学して上達す。

 我を知る者は其れ天か。』

 訳:『これまで不運であっても天を怨まず、人をとがめず、

    身近なことを学んで高尚な道徳へと達してきた。

    私のことをわかってくれるのは天だ』

 (引用:『声に出して読みたい論語』158~159P

      著者 齋藤 孝  発行所 株式会社 草思社 より)


 この言葉を読んだとき、はっと気がついたのです。


 『これだけ資格試験を頑張っているのだから、

  せめて誰かに少しくらいは認めてもらいたい』

 

 という自分の気持ちに。


2.『論語』の面白さ


 『論語』以外をじっくり読んでみたことがないので、

 専門的なことは言えませんが、


 『論語』の面白さは、

 現在の私たちの生き方にも参考に出来るところ、

 ではないかと思います。

 

 私は今回紹介した『論語』の言葉から、


 『私が人知れず資格試験の勉強して頑張っているのも、

  きっとどこかで誰かが見てくれているから、

  誰も見てくれないと思っていじけなくてもいいな


 という受け取りをしました。

(まぁ、『論語』の本文は、

 『我を知る者は、其れ天か(私のことをわかってくれるのは天だ)

 と書いてありますが……(汗))

 

 けれど


 もっと深く考える勉強に限らず、

 『人生で努力してもなかなか報われないこと』に対しても、

 この言葉を思い出せば、もう少し楽に構えられる気がします。


 この『論語』の言葉から受け取るメッセージが、

 私の人生での必要な気づきをくれます。


 だから、私は『論語』が好きだし、

 全編読めてないですが、少しずつでも読み進めようと思えます。


 専門家の方からすると違うよ⁉と思われる部分があるかもしれませんが、

 あくまで私個人の受け取り方ですので、ご容赦くださいね(汗)


3.まとめ


  人生で努力してもすぐに報われないと思ったとき

  『論語』の言葉を思い出し、

  『誰かがどこかでこの頑張りを見てくれているはず』

  と思ってもう少しだけ楽に構えよう、というおはなし

  でした。

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