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固定のタッチでなくてもいい~そのときの気持ちに合ったタッチで描くだけ~


 今回は、自分の絵のタッチについて、

 常々思っていたことを書いていこうと思います。


 私の絵のタッチは、基本的には『絵本調』です。


 子どもの絵本に出てきそうな、

 柔らかくて可愛らしく見えるように描いています


 勿論、

 その『絵本調』が好きで、自分にしっくりきます。


 ただ、

 ときには写実的に描きたかったり、

     ファッショナブルな表現にしたかったり、

     コミック風に描いてみたかったり。


 気分や対象ごとに描きたいタッチが違うから

 このタッチのブレが自分の絵の弱点だと思っていました。


 自分はこれだ!という、

 誰が見ても私の絵だと分かる、統一されたタッチでないといけない

 と、考えていたのです。


 ただ、友だちに描いた絵を見せていたとき、

 『絵に私の人柄が出ている』、と言われて

 はっとしました。


 『そうか。

  どんな表現をしても、私の絵は私なんだ。』

 

 だから、どんなタッチで描こうが、

     どんな色の塗り方をしようが、

     私の絵は私でしかないから、唯一無二じゃ?と。


 統一されたタッチで描くことにこだわるのではなく


 そのときの気持ちに合うタッチで、

 描きたいことをただ描くだけでいい


 そう思ったら、絵を描くことのプレッシャーから解放され、

 以前より絵を気楽に描けるようになりました。


 絵を描くことが好きなのに、

 無理にこだわって自分を苦しめる必要はどこにもなかったのに、

 これも性格でしょうね(笑)


 好きなように描いて良いと思えば、

 いろいろ描いてみたいものが増えてくる。


 子どもの時のように、

 また少しずつ自由に描いてみようと思います。


 最後までお読みくださり、ありがとうございました^ ^

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