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大好きな両親へ(恥ずかしくて言えないけれど本当は伝えたい事)

※今回は両親に手紙を送る形で文章を作成します。本当は両親に伝えたいのですが恥ずかしい気持ちがありまだ勇気が出せていません。だけど自分の気持ちはちゃんと記しておきたいので書くことにしました。



パパ、ママ結婚28年おめでとう。

今でも朝家を出る前に必ず行ってきますのキスをして、一緒に出かける時は手を繋いでいて、家にいる時はソファでくっつきながら韓流ドラマ観てるパパとママが本当に愛おしく、羨ましくそして、沢山の愛情を私と妹に注いでくれた両親の元に生まれてきて良かったと改めて思います。

そう感じるようになったのは社会人になって親元を離れた時から。家に帰れば会える家族という存在が急になくなり、寂しさと、過去は当たり前で気付かなかった家族の温かさを知りました。

たまに家に帰った時や家族で都内に集まって食事をする時に毎回皆で日々の報告をして笑い合っている時間はパパとママが幸せだと言うように、私にとっても幸せです。

だけどずっとこんなに仲良しな家庭ではなかったね。私も妹も入れ替わるよう反抗期があって、毎日ママとも妹ともケンカをし、ろくにパパとは話そうとしない。更に大学生になって自由な時間が増えたことで家族との時間なんて大切にしようとも考えなかった。

だけど大学4年の時にばあちゃんが闘病の末亡くなってから少しずつ自分の中で”家族との時間”について考えるようになり、家族と食卓を囲める時間、両親がいつまでも健康でいられる時間にも限界があることを頭に入れておかないといけないんだと。

大学を卒業し、会社の配属先が神戸に決まり初めての一人暮らし。関西に友達がいない寂しさと、不安しかなくて実家に帰りたいと毎日思ってた。そんな私を察して、お金がもったいないからと疲れているのに神奈川から車で10時間近くかけて神戸に来てくれた時はとても嬉しかったし、パパとママの愛をとても感じました。神戸を離れた今は私よりも神戸が大好きでよく二人で旅行しているね。私が好きになった街を同じく好きになってくれたのがとても嬉しいです。

社会人2年目になって東京に戻って来てから、1年後の夏、じいちゃんが亡くなりましたね。いつも元気で孫の私達をすごく可愛がってくれていたじいちゃん。本当に大好きだったなあ。闘病でやせ細ったじいちゃんに「結婚して子ども産むからあと2年頑張って!!!!」とは言ったけれど、間に合わなかった。

本当に悲しかったけど、じいちゃんの死をきっかけに少しづつ変わりつつあった家族に対する想いは確かなものになりました。

家族とできるだけ長い時間を過ごそう。

家族を愛そう。

親孝行しよう。

パパとママに私が幸せな姿を見せよう。

パパとママに孫を早く見せよう。


社会人になった妹も同じように思ったのか、その時から家族の仲が一気に深まったように思います。

昔は大変だったけど、今、パパとママが幸せそうで本当に嬉しいです。そんな光景を見ていたら、私もこんな和気藹々とした、みんなが幸せを共有できるような家庭を持ちたいな…と思うようになりました。


まだパパとママには言ってないけど私にはお付き合いをしている男性がいます。私より3つ年上で、HIPHOPが大好きな髪の毛パーマ掛けていて、たばこも吸うし、口にもあごにも髭が生えているイケイケそうな顔をした(笑)彼氏です。

けれど真っ直ぐでとてもピュアで、周りからいじられ、盛り上げ役に徹する誰からも愛される人です。一緒にいる時はとてものほほんとしていて落ち着くし、私がありのままで居れてそれを受け入れてくれる包容力がある。更には誰もが知っている企業の2部署を掛け持ちし、最年少課長とマネージャーを兼務している仕事熱心な方でもあります。

仕事熱心な彼の姿がいるから私も自分がやりたい事に迷いながらもこうやって頑張れてます。

彼の好きなところは素敵な人間性は勿論、私のことを本当に愛し・大切にしてくれている気持ちが前面に伝わってくることです。きちんと気持ちを伝えてくれる行動的な方です。苦手な食べ物が多いのと片づけが出来ないのは今後私が矯正するとして。

私は今まで「幸せにしてもらいたい」という受け身姿勢だったけど、今の彼氏と将来結婚して「(自ら)幸せになりたい」と思うようになったし「彼を幸せにしたい」とも思うようになりました。

いかがでしょう?本当に素敵な方なんです。

この人と結婚してもいいですか?

やっと出会えたずっと一緒に居たい人なんです。


いつか早いうちに彼を家に招待します。だから覚悟しといてね。特にパパ。私が彼といる時の幸せそうな姿を見てほしいし、パパとママになるべく早く孫をみせたいから。

宜しくね。

2020年12月12日 chiiより。

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