寝かしつけの時に頭に浮かぶもの
我が家の1歳児の寝かしつけは、
隣に添い寝をするだけというなんとも親孝行なスタイルである。
基本的に横になって、寝たフリをするだけで息子はスヤスヤと寝てくれる。
寝たフリなので、もちろん私も目を瞑るのだがそんな時に頭に浮かぶことは、もっぱら「過去のこと」が多い。
特に浮かぶのは、まぁなんとも恥ずかしい"黒歴史"とやらだ。
ここに書いてみたい気もするが、もちろん黒歴史なので胸に秘めておく。
そんな黒歴史に思いを馳せていると、大抵息子は寝息を立てている。
寝息の音が私を現実へと戻してくれる。ありがとう。
黒歴史に感傷的になる訳でもなく、あの時ああすれば良かったと後悔の念に駆られるわけでもなく。
思い出してはそのまま通り過ぎていく、そんな時間。
イマイチこの寝かし付けの時に黒歴史を思い出す意味も分からないが、そんな黒歴史も今の私を創ってくれていると思えば、愛くるしいと感じる………………ことはないな。