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8/14 パリの街をゆったり観光②【パリ留学日記】

朝の10時。3連休の2日目。いっぱい寝たけど、昨日の観光で、まだ足がだるい。

ベットから起き上がって足元に目を向けると、強烈なむくみが母親譲りの大根足に磨きをかけてしまっているのが見えた。足のフォルムが昨日道端で見たバゲットみたい。

そして、身支度の途中で気づいたけど、何だか、目の下のクマも酷いかも…。どうしよう…。


急に見た目を気にするなんて

なぜ急に見た目を気にしているか、というと、今日はルイヴィトン財団美術館(フォンダシオン・ルイ・ヴィトン)に友達と行く予定があります。

なんといっても、普段、ラグジュアリーとは程遠い場所にいる私にとっては、ルイヴィトンと聞くだけで緊張してしまって、とりあえず身なりを気にしている訳です。

移動しているうちに浮腫や諸々解消されることを願って、今日もメトロに乗り込みます。頑張るぞ~!


11:00

メトロに乗りこみ街の中心部へ向かっている途中。

実は集合時間(13:30)までにまだ余裕がありました。少し家を出るのが早かったか。。。

急遽予定を変更して、先にリュクサンブール公園に行ってみることにしました。

Google マップですみません。♡はPCR受けた病院です。

以前から気になっていたリュクサンブール公園。位置的にはセーヌ川の南、大体パンテオンの真横くらいにあります。

詳細を調べてみると、公園内にはリュクサンブール宮殿という元老院が入っている建物があるとか、綺麗な噴水があるとか。とりあえず、最寄りの駅で降りてみました。


寄り道の寄り道

駅から出ると、目の前で、朝のマルシェがやってました。

割と質素かな。

こういう予想外な出会い。好奇心・行動力の塊としては、血が騒ぎます。行くしかねえな。寄り道の寄り道なんて大好物です。

マルシェでは、肉・野菜・乳製品、洋服、アクセサリー、あと少し奇妙な民族お面とか、思っていたよりバラエティーに富んで品物が並んでいます。

私が訪れた時間がギリ昼前とかで、お店が少なくなっていましたが、アクセサリー屋さんが開いてて、そこで一つ買ってみることにしました。

リング一つ40€だったかな(高いと思う)。

ただ、そこのアクセサリー屋さんのおばちゃんが「これ食べな!」とフルーツをたくさんくれたので、フルーツ代でぼったくられたと思って今回は買いました。

フランスのマルシェを見れて満足したので、そろそろ移動します。


リュクサンブール公園

マルシェから公園まで、少し迷子になったりしながら移動し、残り40分。
ようやく目的地のリュクサンブール公園につきました。

パリの公園ってベンチが大体緑なのかしら。

(すごい、私の地元にもこういう場所ある…。)

なんか思っていたよりも、静かな公園にたどり着きました。

あれ、なんかwikiに書いてあった宮殿噴水はどこ・・・?

中を歩いて探してみるも、全然宮殿や噴水が見つかりません。

西洋の遊び…!

しばらく探して、チェス版だけ見つかりました!

、、、さすがに様子がおかしいので、Google マップで確認したところ、どうやら公園が大きすぎて、私が今いるエリアより先に行かないと宮殿や噴水がないらしいです。(残念〜!)

時計を見ると、もうすでに時刻は12:30、約束に遅れるわけにはいかないので、今日は諦めてルイヴィトン美術館に移動することにしました。またリベンジにきます。


13:30 ルイヴィトン財団美術館

メトロ1番線が通るレ・サブロン駅(Les Sablons)で無事に友人と合流し、美術館を目指します。

ルイヴィトン財団美術館はパリの西側、16区、ブローニュの森(Bois de Boulogne)の中にあります。

凱旋門の西側です。

しばらく森を歩いていると、美術館が見えてきました!

科学館?

市内の統一された建物に比べると、かなり現代的な建物です。逆にこの森以外の場所にあると、見た目が浮いちゃいますね。

おまけに、ヴィトンという名前に怯えてきましたが、Tシャツとかラフな格好でも入場可能っぽいです。むくみマックスの足でも入れそう。よかった…。

とりあえず、入り口でチケットを買って入場、予約なしでもすぐ入れました。


美術館グッズ

実は、美術品と同様に「ルイヴィトン」と名の入った美術館グッズが大人気だそう。

事前に家族に「フランス土産はヴィトンの財布でいいよ!」と言われていましたが、流石に買えないので、私もこちらでヴィトングッズを買う予定です。フランスに来て、本物のヴィトンを買って帰れないことへのせめてもの償いになるといいのですが…。

お手頃なヴィトン。

トートバッグやエコバック、スマホケース、手鏡など。ルイヴィトンと名前が書いてあるものの、価格はかなりお手頃。人気はトートバッグで、人気で早くに売り切れるとか…!

この日は、トートバッグがまだありましたが、残念なことに、狙っていたポーチなどが売り切れていました。仕方がないので、ポーチよりも高い値段のトートバッグをお土産に買いました。これで許してもらおうと思います。

そして、グッズだけみて帰るなんていう悪害観光客になりたくないので、しっかり展示も見ます。

この日はSimon Hantaï(シモン・アンタイかな?)というハンガリー出身でフランスで活躍したアーティストの展示がやっていました。

チケットの柄になっていました。
モンスターズインクのドアが並んでいた時みたい。
展示に近づくと警報音が鳴っていました。

現代美術に詳しくないのですが、私の感性で言うとめちゃかわでした。ありがとうございました。


このあとどうする・・・?

さて、美術館を後にして、ブローニュの森を巡ろうかと思った時、が降ってきてしまいました。他にも森の中には、公園やレストラン、遊園地なども併設されており、楽しみにしていたのですが…。

屋根があるところに逃げた時の写真。

すると友人が「パッサージュを見に行こうよ!」と。

パッサージュって何だっけ、と思いましたが、友人によると「屋根がある」とか!

ということで、この後は、雨宿りも含めて、パリの中心に戻ってパッサージュを見に行くことにしました。


17:00 パッサージュとはなんぞや

パッサージュ(passage)とは、フランス語で通路みたいな意味ですが、写真を検索してみると、日本でいう、屋根付きの商店街みたいな、アーケードみたいな、そんな感じがしました。

面白そうなので、学校近くのパッサージュ・ジュフロワに行ってみます。

パサージュ・ジュフロワ

美術館から中心部に戻って、9区にあるパサージュ・ジュフロワというパッサージュに到着。

ガラス張りの屋根が見えます。
左右にお店が並びます。
ちょっとレトロ?

やや長めの通路に、お菓子屋さんやお土産屋さんが並んでいました。お菓子のいい匂いもするし、欲しいお土産もたくさんあって、財布の紐が危なくなってしまいます。

歩いて思ったのは、雨の影響もあって少し空気がもわっとしている印象。

また、歩きながら、ずっとパッサージュの「パッサ」ってなんだ…と頭の中で考えていたんですが、「パッサ」って、passer (横切る・通り抜ける)に -age(する・行為)がくっついているのか!と、実体験をもって言葉の意味に触れることができました。

今思えば、「パッサ」を考えるほど、頭が疲れていたのかもしれないですね。

何がともあれ、雨が降っても、観光できる場所があって良かったです。

また、パリ市内にもいくつか有名な場所があるみたいで、この日以外にも街でよく見かけました。またパリに行った際には、他のも行ってみたいです。


夜ご飯

最後に、帰りに友人と猫ラーメンを食べました。

猫ラーメン、醤油。

猫が入ってるとかではないですお店の名前です。

惜しい

味は、なんというか醤油ではなかった気がするけど、レンコン入っているの初めて見ました。店員さんが笑顔でこっち見てきたのだけ覚えています。ごちそうさまでした。

この後、明日は予定がないので、適当にブラブラするか〜と思いながら帰宅しました。

おまけ:朝10時、メトロに乗って10分のこと。

真横でおじさんのアコーディオン演奏が始まりました。(note に動画を載せたいが、載せられなかった)。

海外あるあるなのか、パリあるあるなのか、よく地下鉄の駅や車内で演奏が始まります。頻度的には1日1回くらい見かけました。最初はちょっと怖かったけど、慣れたらちょっとラッキーくらいに感じます。

アコーディオンに耳を傾けながら、メトロに揺られた日々はいい思い出です。

終わり

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