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地方で異業種への転職を成功させるコツ3選

こんにちは。
「地方でキャリアアップや転職を成功させる」をコンセプトに記事執筆している地方さん(https://x.com/chihosaikou)と申します。

ご訪問ありがとうございます。

いきなりですが
こんな悩みはないでしょうか。

「ライフステージが変わり異業種への転職を考えているがどんなところに応募していいかわからない」
「現在の仕事では将来性がよくないので、異業種へ転職したい」

私自身、30代前半で全くの異業種へ転職しました。
前職が接客業であり、夜遅くまで働いたり、週末も働いたりしていました。
第二子が産まれてから、その生活に限界を感じ転職活動をはじめました。

その結果、全くの異業種にも関わらず、年収を維持しつつ前職より大きく昇給を見込める会社に、管理職候補(将来の主要ポスト候補)として転職できました。福利厚生も前職よりも手厚いです。

今回で3回目の転職で、2回目の転職も年収維持での転職を成功させています。

この2回で得た経験はこれから転職をしたいと考えているあなたの参考になるはずです。

本記事の目標である「異業種への転職の成功」の条件を、記事を読むための前提として明示しておきます。
・年収を維持、もしくは向上させる
・勤務時間帯や通勤時間など、望む生活スタイルに合致する
この2点です。

年収の維持も成功としたのには理由があります。現実的に地方では選択肢がかなり限られるので、異業種への転職による年収の向上は難しいと感じているためです。

また、人によっては年収は多少下がっても昇給や昇進の条件が良いというのも成功に含めていいでしょう。

それでは本題に入ります。
ズバリ地方で転職を成功させるコツ3選はこちらです。

1.転職エージェントに登録する
2.異業種でも活用できるスキルを明確にする
3.面接で相手が求める人物像になりきる

それぞれ解説していきます。

1.転職エージェントに登録する

転職エージェントとは、担当がついてくれて自分が提示した条件に合う企業を紹介してくれたり、企業との連絡をしてくれるサービスです。登録は無料で、採用されると企業から転職エージェントに報酬が支払われます。

転職サイトを見て優良な転職先を探すのもいいですが、25mのプールに沈んでいる大量のビー玉から色の違うものを探し当てるようなもので、時間も労力もかかります。
そもそも自分が求めているものがないかもしれません。

転職エージェントに登録すると、こちらから提示した条件に合う企業をリストアップしてくれます。
年収◯百万円以上。土日祝休み。残業20時間以内。通勤時間20分以内。などなんでも提示できます。

地方の場合は、CMをバンバンうっているようなところではなく、地域に強い転職エージェントを活用するといいでしょう。
CMをバンバンうっているようなエージェントは、都会が中心なので地方の好条件の案件は少ないです。
地方には地方特有のつながりがあります。

転職エージェントに登録しても、条件に合う企業が提示されない場合にとる行動は3パターンです。

①条件に合う案件が新しく登録されるのを待つ

企業側も常に募集しているわけではありません。
枠が埋まれば募集をやめるし、必要になれば募集します。
チャンスが転がってきたときに目の前にいれば手を伸ばすことができます。

②条件を緩和する

先ほどの「待つ」ができない場合やそもそも条件が高すぎる場合があります。待つのは自分で決められますし、条件が高すぎる場合には転職エージェントがそのように教えてくれます。
転職エージェントを巻き込んで、良い落とし所を探っていきましょう。

③別の転職エージェントに登録する

転職エージェントごとに扱っている企業が異なります(一部被っている企業もあります)。複数の転職エージェントに同じ条件で提示してみると、理想の企業が見つかる可能性が上がります。

転職エージェントの活用に関しては以上です。

2.異業種でも活用できるスキルを明確にする

異業種への転職を成功させるうえで、この「異業種でも活用できるスキルの明確化」が最も重要なパートと言えるでしょう。

採用側が、未経験の転職者へそれなりの条件を出してもいいと思うのは、どんな人でしょうか。

転職を複数回経験した私が感じたのはこちらです。

「前職で明確な結果を出していて、その結果が採用後にも応用できる。かつ、今後さらなる成長が見込める。」

このように書くと難しいように思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。

前半部分の「前職で明確な結果を出していて、その結果が採用後にも応用できる」

こちらは例えば、
・リーダーとして後輩5人をまとめていて、チームが働きやすいように、仕組みを一つ作った。
・デスクワークで、エクセルをずっと使っていたので、(例を出して)こんな資料を何分で作れる
こんなのでも全然いいです。

もちろん
・店長をしていて売り上げ◯%アップ
・営業成績全国1位
みたいなわかりやすいものがあれば、必ずアピールしましょう。

要は、専門スキル以外を数値化しましょう、ということです。
何年か働いていれば副次的に(気づいていないかもしれないけれど)必ず身につきます。

私は、「みんなの現状を見える化して掲示した」というのを履歴書に記載して、面接官の反応がよかったです。

思いつかなければ、AIにでも相談してみてください。
「(自分の仕事)で本業スキル以外に身につくスキルを教えてください。そして、そのスキルを数値化する案を考えてください。」
これでかなりいい回答がもらえると思いますので、それを元に自分の内容に修正しましょう。

後半の「今後さらなる成長が見込める」

こちらは
・積極的に勉強しますよ
・新しい知識を取り入れるのに抵抗がないですよ
・素直に先輩上司の意見を取り入れますよ
ということが伝わればいいです。

一番わかりやすいのは、資格をとっていることでしょう。
資格をとっている=勉強した
潜在的にそう認識されます。

専門問わず、ビジネス書や自己啓発本を読んでいるというのもいいでしょう。

先輩上司に言われてすぐに自分の業務に取り入れた経験などもいいです。

資格以外は、職務経歴書や履歴書の自己アピール欄に書くことになる内容でしょう。

3.面接で相手が求める人物像になりきる

ここまでくればあとは、面接当日の一踏ん張りです。
書類がいくらよくても、面接で相手に気に入られなければ採用してもらうことはできません。

コツは、「自分の得意なことや仕事への考えを相手が喜びそうなところに寄せて誇張する」です。

0を1にする必要はありません。
自分が持っている1を100に、いや120にします。

「相手が喜びそうな」というのが大事で、あくまでも会社にチューニングしにいきます。

会社のホームページを隅から隅までみてノートにまとめて、業界や業務に関して知らないことは時間の許す限り調べる。

そして求人票に戻って、今必要としているのがどんな人材なのか想像する。

その人物像と自分の持てるものをできる限り近づける。面接で第二の自分が勝手に受け答えしていると感じられるくらい、面接用の自分を作りあげる。

このパートは時間の許す限りでいいです。働きながら、もしかしたら子育てや残業もしながらだと時間がほとんどないでしょう。
それでもなんとか時間を作ってすこしでも多く準備をしていきましょう。

相手が喜ぶような、というと嫌悪感を示す人もいるかもしれません。ですが自分のありのままで受け入れてほしいというのは間違いです。

採用面接に寝ぐせと私服でいきませんよね?

わざわざ記載されていなくても、相手がスーツで着てほしいと思っているだろうと思うからスーツで行くわけです。
自分をさらけ出すのではなく、相手が求める人物像に、嘘のない範囲で近づけましょう。

婚約者のご両親へ結婚の挨拶に行くときや
好きで好きでやっと誘えた異性との初デートの時を想像しましょう。

なるべく好かれるように、せめて嫌われないように振る舞いますよね。

相手が喜ぶ人物像になるというのは、才能ではなく準備です。

まとめ

地方で転職を成功させるための3つのコツを解説しました。

1.転職エージェントに登録する
2.異業種でも活用できるスキルを明確にする
3.面接で相手が求める人物像になりきる

地方での転職活動は選択肢が少ないですが、正しい順序を踏めば必ずうまくいきます。

応援しています。

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拝読ありがとうございました。

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