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The Daysあの日から私たちは果たして学習して前に進んだのだろうか?

2011年の3月11日、東日本大震災が起こった。
あの日、あれに続く数日間、どんなふうにすごしていただろうか?
もう12年前。
最近、NETFLIXであの3.11の福島第一原発事故の
ドラマをやっているという。「THE DAYS」。

あの当時の記憶をたどりながらいま、ドラマを見ている。
このドラマは、その当時の資料を基に、再現されたドラマなのだそうだ。
ドキュメンタリーとはいえなくとも、それに近いのかな。

「福島第一原発に津波がきて水に浸かった」

「全電源喪失した」

「ベントをするためにバルブを開けた」

当時耳にした言葉が再現された映像とともに蘇る。

際立つのは、現場の瀬戸際っぷりと、官邸と東電本店ののんきさ。
いや彼らは彼らなりに必死だったのかもしれないが、
直接現場にいて、いつ原子炉が吹っ飛んで死ぬかもしれない状況にいる人とでは、東京にいて、言葉の羅列、モニター、データしか見れない人とでは、臨場感が違う。

12年前だからスマホもないし、画像データのやり取りも今ほどではない。
だとしたら仕方ないのかもしれない。

愕然とするのは、あれから12年もたっているというのに、日本の政治や原発の危機管理が、もしかしたらあんまり進んでないんじゃないか?ということだ。
制御できているうちはいい、でも制御できなくなったら、全く手も足も出なくなるようなものを、どうしてまた再稼働させようとしているのだろうか?
これを止める手立てを我々市民はもっていないのだろうか?

現在の政府は、与党自民党の裏金問題で揺れている。
この危機意識のなさ。
私たちはどうやって怒ったらいいのだろう?

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