海外赴任前に仕事で準備したい5つこと
海外赴任おめでとうございます。
新たな挑戦への期待と不安が混じっている状態でしょうか。
赴任まであまり時間のない中でしょうが、出来るだけ入念に準備したいところだと思います。
私のこれまでの駐在経験で感じた
・やっておいてよかった
・やっておけばよかった。
に基づく、海外赴任決まったら仕事で準備すべきことを纏めた記事です。
想定される読者は今後海外駐在される方です。
経験者の私が現時点でそれなりに駐在員任務を全うできているため、この記事の内容はある程度の有効性は証明できるかと思います。
駐在業務へ向け準備すべきこと
結論から言うと仕事面でも準備ポイントは以下5つ
1.今後自分が担当しそうな業務範囲を把握
2.駐在後に関わる日本のプロセスとそのキーパーソンを把握
3.自社の歴史の勉強
4.経営学の勉強
5.語学
では1つづつ見ていきます。
1.今後自分が担当しそうな業務範囲を把握
本社にいると担当分けが細かいため業務範囲は限られているはず。駐在では駐在員も人員自体も少ないことから日本での経験業務+アルファになるのはよくある話。
例えば入社後ずっと経理だが、駐在後は経理兼事業計画のマネージャーをする。等。。
駐在後の業務範囲は駐在先の責任者/上司を事前に確認しましょう。特に自分の守備範囲外の仕事が来る場合、わかっていると備えられます。
私は、最初の駐在の時に、駐在先の責任者と当時の自分の上司と3人で将来の業務範囲に関する打合せをして担当業務内容、組織体制、責任範囲の概要を聞き、それを基に準備しました。
駐在業務への日本と駐在先の期待の相違を埋めることになるし、日本での準備への理解(出張など)も得られやすい。もし可能な状況の方は3者MTGおススメです。
2.駐在後に関わる日本のプロセスとそのキーパーソンを把握
1.の業務概要が把握できたら。現地でのあなたの業務に関わる日本のプロセスとそのキーパーソンを把握します。現在の業務の延長の方はその辺りは凡そ検討つくと思います。
新たな分野に足を踏み入れる方は、現地(異動情報管理の観点から前任者が望ましい)に日本との仕事の進め方を聞いたり経験者にヒアリングする形が良いでしょう。
キーパーソンには日本にいる間に何度か会って、何かあるときに連絡できるようにしておく。時間があれば現地との業務内容、業務の流れ、課題等を少しでも聞けるとベスト。
今までは社内を想定して書きましたが、営業先、購入元等社外でも同様。駐在後の関係先が日本にある場合は事前にキーパーソンと面識を持っておくことは後で大きな助けになります。
3.自社についての勉強
意外と知らない自社のこと。自社の歩み、経営理念、方針等この際なのでざっと勉強した方がいいです。駐在先の経営層と話すことが増えるのでその話の前提として重要です。
また、おまけで社外の人と話す際小話として出せることもあります😁
4.経営学の勉強
企業が実施する海外駐在前研修でカバーされる場合もあるのかもしれませんが。
基礎的なマネジメントの考え方やクリティカルシンキングは実業務の中で必要です。+アルファで財務。経理でなくても財務知識があると業務の流れ考える時も使えます。
赴任前に全部は時間的に厳しいでしょうから
ポイントだけやっておくか
最低限、本だけ準備して駐在後に勉強する
でも良いと思います。
5.語学
最後だが大切なことは、これですね。
100%日本語で仕事ができる環境でない限り英語は必要。
これは上記の中で一番継続がものを言います。今まで準備してきたからは素晴らしいですね。。
まだの方は駐在前から始めて駐在中もずっとブラッシュアップしていく形にでしょう。でも諦めないでくださいね(諦めたらそこで試合終了!)
最後に
以上、駐在が決まったら始めたい仕事面の準備について書きました。
仕事の準備もさることながら、生活基盤の移動がある駐在では手続きに加え、生活準備と家族のケアも重要になってきますので、是非うまく時間配分して進めてくださいね。いざとなったら仕事の準備(特に3-5は)最低限の準備だけしておいて駐在後に頑張ることもできるので。
次回の記事で生活準備について少し書きたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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