
これからのロールモデルの見つけ方、活かし方
昔の私はロールモデルが近くにいないことが悩みだった。
私の以前の勤め先が田舎だったこともあり、私の目指す
女性×育児×仕事×海外
という働き方、生き方を実現している人は周りにいなかったから。
自分の理想の働き方をするとどうなるかが見えずいつも手探り。
ところが幸いにも最近、ロールモデルになる人に会うことが多く、私の人生が大きく回り始めた。
その中で自分の中のロールモデルの定義、メリット、今後のロールモデルの見つけ方と活用方法についての改めて自分の考えを整理したので記事にしてみようと思う。
ロールモデルのメリット

ロールモデルがいるメリットは
①視野を広げること
②具体的なイメージを基に理想の人生、キャリアモデルを形成できること
③背中を押してくれる
の3つだと思う。
①視野を広げること(目標の明確化、具体化)
こういう方法(生き方)もある、できるという気づき、だ。
「こんなこと、出来るわけない」
と自分で諦めていたことでも、実際やっている人が目の前にいれば
「方法によっては実現可能なのかもしれない」ように見えると思う。
もしくは理想が漠然としていたが、「あ、これだ!」という気づきもあると思う。
②具体的なイメージを基に理想の人生、キャリアモデルを形成できること(実現方法の具体化)
もう一つのメリットが具体的なケースを見ることで自分事としてイメージしやすくなる、ということ。
実現方法がわかる人がいて
実現するための方法が見えているので
理想像を実現する具体的なアプローチがイメージできる!
これは空想との決定的な違い
③背中を押してくれる
自分がやりたいことをやってうまくいくケースが目の前にあれば、少し安心できる。その安心が自分が一歩を踏み出す背中を押してくれると思う。
企業内ロールモデルと注意点
企業内にロールモデルを置き、社員の離職を防ぐ方法を取る企業も増えいる。流れとしては
ロールモデルとなる人材を育成
→社内法などで紹介記事を書く
→認知を広げる
私も以前上司から「あなたのような働き方ができると後輩の女性に知らせてほしい」
と言われたことがあるから、会社としてはロールモデルにしたかったのだろう。
その時は自分が認められているようでうれしかったのだが。
ふと思った。
みな同じ家庭環境ではないし、性格や目指すものも違う中
画一的なロールモデル育成、設定にはやはり抵抗があるな、と。
女性は出産、育児という予測できないが非常に大きなイベントがあって。その点で個々の置かれた環境による働き方、生き方への違いが男性より大きくなりがち。つまり、男性より画一的なロールモデルに当てはめにくい、という点は考えておくべきだろう。
加えて多様化する生き方の中で、
誰かに与えられるロールモデルに沿って生きる=本当に自分の生き方
なのか、
自分が自分の人生をドライブしている状態なのか
も冷静に考えたいもの。
私のロールモデルの定義
企業でのロールモデルアピールで感じた点も鑑みると
私のロールモデルの定義は
部分的に参考として取り入れる人生ケースを歩む人
だと思う。
自分だけのコラージュモデル

自分の状況に合わせてロールモデルの要素を部分的に取り入れるため
ロールモデルが一人とは限らない。
仕事だったらこの人の働き方、職種 やってみたい!
あの人の子育てのアプローチ、真似したい!
休暇の取り方、家族との楽しみ方はその人の方法、楽しそう!
という具合に、それぞれのロールモデル理想の部分の張り合わせのコラージュロールモデルが自分だけの、自分らしいロールモデルになると思う。
自分だけのコラージュロールモデルを作るために
その為には
・自分が人生で大切にしたい、実現したい価値観を明確にする
・憧れの人や自分の目指す方向で頑張っている人に会う、話を聞く等して様々な生き方の人に会う
・その人のXXの部分を真似したい、XXXのように生きたい、を色々な人から色々見つける
→それを自分に合った形で組み合わせていくことが必要。
では、憧れの人、自分の目指す方向で頑張っている人に出会うにはどうするか。
今は色々なところで活躍している女性がいて、SNSやWebでその存在に触れることができる。リアルに知り合う機会があれば最高だけど、オンラインサロンやFBライブ等オンラインでそういう方と会うことも十分可能!
相手は選ぶ必要ありますが、色々探してみると見つかるかもしれません。
コロナ禍で最近の新しい出会いはオンラインが多く、最近の私に大きく影響を与えた方々はオンラインサロンやオンラインセミナー等でお話聞いたりお会いした方が殆ど。それでも私の人生への考え方、動きが変わったので気づき、変化を起こすには十分では、と自分の経験から思うところ。
ロールモデルを使った人生設計で大切なこと

最後にロールモデルを活用する上で大切なことは何か。
それは
自分の大切にしたいこと、興味のあることに忠実であること
ニュートラルであること。
制限を自分で作り、折角聞いた話も
「これは無理」
とブロックすると折角のロールモデルも活かせなくなってしまい勿体ない。
実現したい姿に向け手段を可能な限り選択肢として残しておく方がロールモデルからのインプットを活かして自分の理想の人生に近づける気がします
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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