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経験者が考える海外駐在のメリット6つ

以前の時期でもお伝えした通り、海外で働く方法の一つが海外駐在。

今後海外で働きたい方、駐在を考えたい方向けに、海外駐在にもメリット、デメリットを纏めてみようと思います。

まず今日は海外駐在のメリットについて。

まず結論

海外駐在するメリットは本当に大きいんです。
私はこれらが頭に浮かびます。

✔ 海外でのビジネス経験​が得られる
✔ 業務経験の幅が広がる                          ✔ ポジションが上がる​
✔ 会社のサポート/待遇​
✔ 海外生活、教育の機会​
✔ 身分が保証される、日本に戻れる

​では順にみていきます。

海外でのビジネス経験​


一番大きな利点は日本企業に属しながら海外でのビジネス経験を積めるということ。
具体的には海外の社外関係先との交渉や同僚との協働を通じて海外での仕事の仕方、考え方、アプローチ、マナーを身に着け、海外でも通じるビジネススキルを身に着けられる。

海外駐在先は、日本人に慣れていて、駐在員に対する理解があり(言語面でハンデがある、海外での交渉に慣れていない、日本人って一般的にxxだ等)サポートが得られやすい。

海外就職では相手はあなたのバックグラウンド等気にしてくれず、日本人だから、今まで日本にいたから、なぞは通用しないのです。
その時に発揮できる価値、実力が勝負。
その点駐在はある程度(特に最初は)多めに見てもらえる安心感はあります。

また海外駐在の場合、国は違えど同じ企業グループに属しているため、会社の文化、状況等赴任前から情報がある程度あるため慣れやすい。これも海外就職とは違い環境適応する上で大きな助けとなる。

幅広い業務範囲​


 全ての部署に駐在員を置くことはかなり稀なはず。なので必要に応じて日本の担当範囲より広い範囲をカバーすることが求められる。
日本では全く関わりのなかった現場の歩留まり改善や金型立上げに通訳、プレゼンサポートが必要ということで、入ったことがあります。現地メンバーに色々聞きながらサポートしていくので知識、経験は広がります。(元々の自分の仕事ではないから結構感謝される)
日本では中々得られない他部門の経験、幅広い業務範囲の知識、経験が得ることが可能で、それにより自分のキャリアの幅、視野が広がっていきます。


ポジションが上がる​

 ​日本での勤務時より1-2段階上のポジションで駐在することが多いのも駐在の特徴。マネジメント/経営での仕事にチャレンジするチャンスでもあります。

従来のポジションより上を経験することはこんなチャンスに繋がります。

・求められるビジネススキルが変わる→スキルアップのチャンス

・管理職、経営者としての見方になり、自分の視座、視点を変える/変わるチャンス

・マネジメントレベルの情報が入り、会社の動きがわかる

自分でどう効率的に効果的に結果を出すか、からチームとしてどう動き結果を出すか、にフォーカスが変わり、チームとの接し方、情報共有、報告の受け方、指導等今まで経験のないことも多々あるはず。また管理職、経営者としての視座、視点を得ると、今までの課題、悩みを違った角度からとらえることもでき、部門、自分の問題解決にもつながります。
面倒なことも多くストレスフルなこともありますが、大きなチャンス。
帰任後の管理職昇進へ向けての準備として非常に重要な機会と言えます。

またポジションがあがるとマネジメントレベルの情報が入ってきます。会社が今後どう動いていくか、それに対し自分の部門はどう備えるべきか、を考えることになります。一担当者で考えていた領域とは全く異なり、非常にダイナミックで仕事の面白さを改めて見つけられるかもしれません。(私はそうでした)



 会社のサポート/待遇​


 ​会社が派遣する駐在では駐在に関わる手続き、諸経費は会社負担です。海外引越し、VISAや社会保険、税金等の手続きも会社がサポートし、費用も負担してくれます。

外国人への就労VISAの発給が厳しくなっている場合などは本当に心強いです。

また住居や教育等の特別手当がつくため日本で働くのに比べ年収が相当上がります。以前は海外に5年駐在して、一軒家建てた、という方も。

おまけに1-2年に一度、会社負担で日本に一時帰国できる、制度もあります。

最近はコスト削減で手当てが減少傾向にあります。が、それでも日本の手取りからは結構なアップで、至れり尽くせり、というのが海外駐在です。
 

海外生活、教育の機会​



当たり前ですが海外で生活するチャンス。
家族帯同の場合は、家族とともに​海外で生活し、子供に異文化での生活、教育を体験させるチャンスでもあります。仮に日本人学校での教育を考える場合でも異文化で生活することは子供の視野を広げる非常に良い経験だと言われています。
慣れない異文化の中で家族で過ごすのは、困ることも日本より多い。でも助けてもらえる人は少ない。だから家族の中で助け合いながら毎日暮らすことになる。結果日本にいるときより家族の絆、結束力が強まると私は考えています。


日本に戻れる​


日本からの駐在は日本の社員なので、いつかは会社が日本に戻してくれます。(戻りたいかどうかは別ですが)
ずっと海外にいなくていいけど、一定期間海外で頑張りたい人にはぴったり。
また駐在員は仕事で失敗してもクビにはならない(帰任はさせられるかも)ので、色々挑戦してみるのにいいポジションともいえるかもしれません。

まとめ

簡単に言うと、会社の費用で海外に来て、手取りも増えて海外でビジネススキル、経験を身に着け、生活ができて、いつか日本に戻れる、というのが海外駐在のメリット。

海外駐在は本当に大きなチャンスです!

とはいっても、デメリットも少しあります。両方知りたい!という方は

👇の記事にてデメリットお伝えしていますので、読んでくださいね。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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日本企業勤務約20年、家族帯同海外駐在を2度経験後、
海外企業現地採用への転職に成功した、グローバルキャリアコーチShellyが
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