見出し画像

ノーコードってなんだ❗️

いよいよ今日はノーコードを知る日。まずこの世界すら知らない社員たちの中から3名を選出。しかも3人とも入社2年目の会社の仕組みもよく知らない男子23歳2名と29歳。一方呼んだのはノーコードアプリを扱うK社の方2名、東京本社のエバンジェリストの方1名はzoomで参加。

私は知名度のあるKとこちらのどちらを選ぼうか、本当に迷った。楽しいことが好きなタカハの社風に合うのはKかなとも思ったけど、最後は今回の社長を少しただ以前から知っていた(むこうは知らない)のでこちらにした。

やはりプロダクトを選ぶ時、その会社のトップを知るということは重要ではなかろうか?ビジネスは好きな会社と付き合おう!というのが弊社のモットーでもあるのだ。

さて本題に入るが、この日のために製造の管理者H君23歳に、生産日報とか生産計画とか、とにかく紙媒体で毎日時間を取られることを抜き出し、その紙も準備しておくように指示した。当日ちゃんと持ってきていた。

それをK社の人に説明。日報に記入する項目は全部で何種類あるのか?これは何に繋がるのか?データの元はExcelか?いろいろ聞かれるうちに、その部品は加工した時点からバーコード管理したらいい、いやモバイルプリンターで入力後シール印刷して部品の箱に貼ったらどうか?など、予想通りどんどんドンドン広がってしまい、一体何がしたいのかわからなくなってきた。やれることが多すぎるのだ。

「ちょっと待って❗️H君、あなたが一番“これ、めんどくせー!どうかならんのかー!”って思ってる仕事はなに!」と聞くと、「A3にずらっと書いてる当月の各製品の納期を見ながら生産計画を作ることです。」

「まず、それやろう❗️」と、いろいろ紐づけずにまずその仕組みを何とかしょうと決めて、K社には一旦持ち帰っていただく。しかし、ちょっとノーコードアプリはこんなことできますと、説明を聞いただけだけど、多分私を含め全員の心に「これはいい、、使える」という気持ちが芽生えた。スマホ操作で簡単。実はこのnoteも私はスマホで書いている。

私はまず現在使用しているタイムカードとICカードの勤怠管理をノーコードアプリでやりたいと思った。長年使っているソフトが結構面倒で、隣の女子スタッフの多分『やな仕事No. 1』である。他の2人は棚卸しと部品管理で使いたいと思ったらしい。でも早まってはいけない。私は受注から請求までを、自社開発し長年活躍している今の『桐』から、汎用品であるパッケージシステムに徐々に、または一部切り替えようと思っているのだ。これで出来ることがダブってしまってはまさに無駄が出る。だから今は労力を使わず、まずは小さく小さく始めないといけないのである。

今週末までにはK社から何らかの提案があるはずだ。ノーコードが簡単というのは「それが出来てしまってからは運用が簡単」であって、作るまではやはり相当な準備が必要なのである。しかし私はやる❗️やると決めたのだから後には引かない。

そして、明日また新しいことがスタートする。明日は創業以来、全品外観検査は優秀なパートさんが経験と忍耐と視力でやっていたことを、AI画像処理でやれないか?その技術を持った会社の社長さんに北九州から来ていただくのだ。

そう、タカハの合言葉は『脱・属人化』。人の能力によらない仕組みをシステムで。人は、もっと違う、もっと収益を上げる仕事をするのである。今日の終礼でホワイトボードに書いた。これからも毎回この言葉を呪文のように社員の前で唱えていくぞ❗️

最後に私がここまで行き着けたのは四宮靖隆著『御社にそのシステムは不要です。』のおかげである。この本がなければ自信をもって社内のDX化を推進出来なかった。私のようにまだモヤモヤしている方、ぜひこの本をお勧めしたい。そして一刻も早く一緒に始めましょう。両学長の言葉じゃないけど「今日があなたの最悪の日です」❗️

いいなと思ったら応援しよう!