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ノーコード、さあ始めるぞ!

ノーコード会社の方が前回の宿題をサンプルアプリにして来社された。と言ってもしっかりと作り込んでるわけではないが、大体のイメージはわかった。しかし、ノーコード会社の人はノーコードは知っていても製造の現場は知らない。

今回は現場で使っている紙やデータを担当が渡して、それを参考に作っていただいたのだけど、、、。
例えば、生産開始時に今日ラインで使う全部品の生産ロット番号を書き写す。最低でも12桁くらい同じような番号が続く。それを、最初の提案では手書きをスマホで入力するようになっていた。

いやいやいや、そうではないんですよ、それでは打ち込み間違いしたら一緒だし、そもそもパートさんが朝から面倒くさい作業から解放するのが目的なのに、いちいち小さい画面の数字をロット番号見ながら打つくらいなら、まだ手書きの方がストレスないです!と言ったら、なるほど、そうですね、となる。

そこで、ロット番号を書いた紙を写メ撮って画像で保存出来ないのか、と聞くと、あら簡単にできるじゃない!それですよ、それ。

そんな会話を重ねていくうちに、だんだん理想的なアプリになってきた。やってるうちに、こちらから「あれは出来るの?」「インポート、エクスポートは?」「毎朝そもそもパートさんが機種番号打ち込まなくても、担当からパーン!と、送れないの?」などなど、こちらの要望がどんどんカタチになっていく。おお!これいいじゃん!使えるね!

やはり一緒に話しながら、こちらのリクエストをどんどん言って、いかにこちらが何をしたいのか、伝えることが大事。なので、自分たちだけではやはりノーコードは作れなかった。来てもらって、一緒にあーだ、こーだ、というプロセスこそがノーコードを理解する為には必要だったのだ。

そうこうするうちに同席した20代男子3人がノってきて、目が輝き始めたのを私は見逃さなかった。この日に「導入してみよう!契約します」と決断した。
定額プランのスタンダードだと、10人使って月2万円、10人増やすと3000円プラス。

めちゃくちゃ安い。だって月に数回しか利用しないNetflixだって月¥1,980なんですよ。仕事でガンガン使えるし、しかも20人で使えば1人¥1,150とは。しかも1人でいろんなアプリ作りまくっても金額は同じなんて太っ腹、使わない理由がないよ、ノーコード。

この日の午後、ふと見ると隣にいる同席した資材の子が、早速無料トライアルを登録し、数週間後の契約が済むまで、自分のアプリを作ってみようとしていたのだ。キャー、嬉しすぎるー。

ということで、先ずはノーコード、決まりました。

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