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資格取得への道のり②〜私が大切にしていること〜

こんばんは。
ちっちょ@OIです。

昨日は、資格試験を受験するにあたって重度身体障害者として「こんな準備が必要だよ~」というお話しをさせて頂きました。

ちょっとハナシを中途半端に切り上げてしまいましたので、今日は昨日の続きのお話しです!

よろしくお願いします😊


③机の高さが合うか合わないかの確認

これ、地味~~~に最重要案件です。

正直、昨日お話しした①と②に関しては、身も蓋も無い言い方をすれば支援者次第でどうとでもなるっちゃなるお話しなんです。

①の課題に対しては、自分で行けないなら親なり介護タクシーなりを手配して、移動手段を確保すれば良いだけのこと

②の課題に対しては、事前に主催者側に相談して電動車いすを担いで頂く等の合理的配慮としての対応を求めること

これで解決できる場合もあります。

ただ、③に関しては、机の高さが車いすと合わなかったり、車いすが上手く入らず机に手が届かなければ受験そのものが出来ないという事になるため、これについては対処のしようがありません。

いくら合理的配慮と言えど「私の為に私に合う机を買って!!」とは流石に言えませんので・・・。

(世の中探せば、言えそうな強メンタル当事者も居そうですけど・・・)

あ、余談ですが「介助者に付き添ってもらって代筆お願いすればいいじゃん」と思うかも知れませんが、基本的にどんな資格試験においてもそれは禁止事項になります。

介助者同行や、現地スタッフの介助が認められるケースがあるとすれば、私の知る範囲ですと視覚障害者の方のみです。

身体障害者でそれが認めらている試験は、今のところ見かけた事がありません。

私も無知ですから、何とも言えませんが・・・。


ちなみに、昨年受験したITパスポート試験の場合ですと、東京にあるITパスポート試験コールセンター経由で、現地試験会場のバリアフリー状況を伺う形で対応してもらいました。

たまたま名古屋駅に新しく設立された試験会場を選べたのですが、そこは一部の座席で昇降機能付きの机があるという事で、現地調査なく安心して試験会場に出向くことが出来ました✨

今回の第二種衛生管理者については、現地試験会場に直接問い合わせる形で試験会場の詳しい状況を伺う事が出来ました。

基本的に試験会場は2階になるが階段しかない為、車いす使用者については1階の別室会場になるという事と、机の高さは調節できるものがあり、以前にも車いすの方が受験された実績があるとの事でした。

なるほど・・・、概ね大丈夫そうな気配。

いずれにせよ、土地勘が無くヘルパーさんを連れて現地まで下見に行く予定なので、試験会場も拝見したい旨を先方にお願いし、お邪魔させて頂く日を伝えて電話は切りました。


④試験方式のハンディ(時間延長の可否)

これは全ての試験において情報開示がされている点にはなると思うので、ネットで容易に調べる事が出来ます。

第二種衛生管理者は、マークシート形式の試験になります。

試験によっては、障害の有無によって試験時間の延長が可能ですが、第二種衛生管理者については特別措置は一切ありません。

おっふ・・・。

ちなみにITパスポート試験ではいくらかの配慮が特別措置としてありましたが、私の場合は条件的にどれも適用されなかったので、皆さんと同じ形で受験しました。

CBT方式という試験形式は、PCの画面上でラジオボタンをポチポチしていくだけの回答方式なので、私にとっては特にハンディもないと想定され、特別措置は適用されなくても大丈夫だろうと思いました。

今回のマークシート形式はちょっと心配ですが、まぁなんとかなるかなぁ・・・。

マークシート用のシャープペンシルって、確か世の中に存在してますよね。
買ってみようかな・・・。

それか、5Bくらいの鉛筆を買うか、かな?😂


私が大切にしていること

これについては、別の機会にもっとちゃんと書ければ・・・と思う所ですが、資格試験を受ける時にせよ、何にせよ、私は自分でしたい事をする時に、大切にしている事があります。


他人に迷惑をかけない事です。


他人と言っても、友達だろうと、ヘルパーさんだろうと、職場の同僚であろうと誰であろうとです。

親以外くらいの他人です。

(親には迷惑かけていいと思ってるのバレた)


シンプルなんですけど、これは障害者にとっては案外難しい事だと思っています。

私を含め、障害を持っている人は悪意なく他人に迷惑をかけてしまいがちな生き物だと思っています。

ごくたまに忌み嫌われ、罵声を浴びたりするのもそういう所から来てるんだろうな・・・としみじみ感じています。

資格試験を受けたくても、人と同じような環境で受験する事が難しいのならば、自分がどういう状況で、どういう配慮を求めるかをきちんと開示して、対応してもらえるかを伺うべきだと思っています。

そして、如何に自分が安全を確保しつつ、試験当日の動きを完遂できるかという事もシミュレーションして、リスクヘッジするのも重要です。

私の場合は骨折のリスクが高いからなおさらなんですけどね~。

ヘルパーさんは本当に頼もしい存在です✨


逆に言えば、ネットで見た情報だけで「試験受けられないかも・・・」とあきらめるのでは無く「自分はこういうハンディがあって」という自己開示さえ出来れば、相手方も対応を検討してくれる場合もあるという事も知って欲しいです!


そして私は

これは盛大なオチとして、あえて申し上げます。


そして私は、


やっぱり資格試験の勉強をしなきゃいけないっぽい🤣

だって・・・

「いや~第二種衛生管理者取ろうとしたんですけど~、試験会場が対応してくれなくて~」云々かんぬん言えたら、試験勉強しても意味ないからやらなくて良くなる・・・(笑)

「そんなん言うくらいなら初めから資格取るなんて言うなや」って話ですよね。

すみません!🙇‍♀️ 試験勉強がんばります!!!


今日も読んで頂き、ありがとうございました!

明日もどうぞよろしくお願いします😊

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