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素材の個性に合わせて最短調理。


「茄子にたっぷりの油をかけつつ吸わせたら、今度は脱油作業。吸ってしまった余分な油を出しきる。吸いたいだけ吸わせて、後は出して出して出しきる。」

という、茄子に油を吸わせながら上手に火を入れることを覚えてからというもの茄子料理の中でも、我が家で『ナスピー』と呼んでいる『茄子とピーマンの炒め物』は本当によく作っていました。

作り方は簡単。たっぷりと油を吸わせた茄子とピーマンに、辛めの唐辛子とごまをきかせ、出汁、砂糖、みりん、梅醤油で味付けしたものです。(このレシピはまたいつかにでも)

そこからスライドして最近頻繁に作っている茄子を使った料理が、『茄子と山芋の炒め物』。梅醤油のみで仕上げるので全く別物ではありますが。茄子が好きなのか?上手に油を吸った茄子が好きなのか?多分後者です。

茄子と油は本当に相性がよく、上手に油を吸わせた茄子はとっても旨い。

最初に書いたように、茄子は一定量油を含んだら今度はその油を吐き出すそうなので、その茄子から吐き出された油を使って山芋にしっかりと火を入れます。最後に梅醤油で香ばしく仕上げたものが今回の『茄子と山芋の炒め物』です。

思ったより油を使うので太白ごま油だったり、グレープシードオイルだったり食しても軽い油をいつも使用しています。シンプルなくせに、私をご機嫌にしてくれる一品です。

ー 私に料理を教えてくれる人ー
小河雅司 
元赤坂ながずみ店主
〒107-0051 東京都港区元赤坂1丁目5−3
TEL 03-5410-1919

ーお店のことやプロフィールー
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ーまだまだ料理の修行中の私ー
小河知穂 
グラフィックデザイナー
「オゴウの家ごはん」のInstagramは@ogonoiegohan
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