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神楽坂HASABON【The Tea Company × HASABON】ティーペアリングの会
<2020年11月某日、神楽坂のHASABONさんで【The Tea Company × HASABON】ティーペアリングの会に参加した際のレポートです。飲食店でアルコールが楽しめない昨今、お茶とのペアリングでコースを楽しむのはアリだな、と思い出し、記録しておきます!>
HASABONの小坂シェフの自由で繊細なフレンチに、The Tea Companyの茶師さんが日本茶や中国茶、紅茶などをペアリングしてくださるという贅沢なイベント。
冒頭には、セイロンティーor/and雲南紅茶をベースに、自分でカルダモン、シナモン、クローブを調合してチャイを作るワークショップ。その場でお手本で作っていただいたチャイにはなんとバターを投入!コクが出て、寒い日には暖まるのでとても良さそう!高地チベットでは寒さと乾燥対策でバター茶が飲まれているが、そういう感じなんだろうな。(チベットは未踏の地なのでバター茶は未体験ですが)
そしていよいよ、フレンチのコースとお茶のマリアージュ!
お茶はどれも、味わいも香りも異なり、とても美味しく興味深いものでした。
阿波晩茶という、徳島の黒茶は、その存在すら知らなかったので、日本にも黒茶があるのか!と驚きだったし、四川省の緑茶の繊細な旨味、鳳凰単叢の黄桃のようなフルーティさ、力強い土の香りがしつつも優しい風味の陳年普洱茶も、すべてが美味しかった!お料理はお茶に合うように塩味が調整されており(多分)、優しい味で身体に良さそう。でも、さすが、秋刀魚のテリーヌやジビエ(青首鴨)はしっかりした味で、それでも負けないお茶のペアリングに驚いた!
なんとなく全般的に、私は割とお茶の方に(あるいは、お茶との相性に)意識がいってしまったので、もう少しお料理が目立っても良かったかな〜、とは思った。
普通だったら食事にお茶を合わせるにしても一種類なので、こんな風に一皿ずつペアリングする贅沢なんて味わえないので、本当に楽しかった!
- 1皿目:丹波黒豆とベーコンで炊いた白いんげん豆に大豆ソースを敷いて
- 2皿目:秋刀魚のテリーヌとマスカットのサラダ
- 3皿目:カニ・魚・山芋を使ったしんじょうのスープ
- 4皿目:ハタのロースト 柿酢&魚のソース 発酵キノコペーストを添えて
- 5皿目:ジビエ青首鴨 内臓を使ったサルミソース
- 6皿目:栗・ココナッツ・ゆずのモンブラン
「ふしきの」はお酒とお料理の新しい可能性にチャレンジしていますが、こちら「HASABON」はお茶とお料理の新しい可能性にチャレンジしていて、どちらも見逃せない!
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■メニュー
- 1皿目:丹波黒豆とベーコンで炊いた白いんげん豆に大豆ソースを敷いて
- 2皿目:秋刀魚のテリーヌとマスカットのサラダ
- 3皿目:カニ・魚・山芋を使ったしんじょうのスープ
- 4皿目:ハタのロースト 柿酢&魚のソース 発酵キノコペーストを添えて
- 5皿目:ジビエ青首鴨 内臓を使ったサルミソース
- 6皿目:栗・ココナッツ・ゆずのモンブラン
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HASABON
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