フリーランス7ヶ月目、初心に帰る
思ったよりバタバタな日々を送っている、フリーランス7ヶ月目です。
仕事が途切れず、稼業としてはとてもありがたい状況。しかし、夕方5時〜8時はワンオペ家事育児の労働もオンされる生活なので、ちょっと余裕がない状況です。
労働時間的にはフルタイム派遣+副業でがんばっていた昨年とそんなに変わらないのですが、フリーランス一人親方の仕事は、のんびりこなしていた派遣の仕事とは比べものにならないパワーがいります。
毎月同じ広報誌を作っていればよかった派遣仕事とは違い、今は仕事ごとにいろいろルールがあるので(特に新規案件は)気をつけるポイントが多い!個人で請け負っているのでもちろん責任は全部ワタシ、ミスをフォローしてくれる人もグチをこぼしあえる同僚もいません。
原稿を書いて出して、ダメ出しされてヘコんで、また次の案件があって、新たなタイプのプチトラブルにヘコんで、みたいな毎日です。
充実感よりプレッシャーが強いけど、「ここが頑張りどころかも」とも思い、肩に力を入れてアクセルを踏んでいました。
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そんな中、旧知のCさんから、新たな仕事のお声掛けをいただきました。
案件は、とある政治家さんのための記事広告作成。座談会の内容をまとめればいいので、作業自体の難易度はそんなに高くないのですが、「政治家さんか〜!」と新たなハードルの予感に身構えていました。
納期やらフォーマットやら、事務的なやりとりが終わった段階で、Cさんに「ま、楽しんでやってくださいな」と言われて、ハッとしました。
確かに。この仕事、すごく楽しいヤツじゃん。
座談会のお膳立てはCさんがしてくださっているので、ワタシは文章を組み立てることだけがお仕事。その政治家さんの魅力が伝わるように工夫を凝らすことがポイントという、ライターとして光栄かつ楽しい仕事です。
ワタシの苦手なSEO記事じゃなく、読者の顔も見えている。
うんうん、ちょっと気分が盛り上がってきました。
副業でライター仕事をやっていた頃(ほんの1年前)は、ご指名いただいて原稿を任せていただいて、しかも楽しく書いてお金になる、ということに、ただただウキウキしていたのを思いました。
本業はフルタイムだったので、夜や土日に書き物をしていたわけですが、ぜんぜん苦ではありませんでした。
だって、書く仕事好きだもん♪というシンプルな理由で。
プロだから楽しいばっかりじゃないよ、というのは正論ですが、気合いガチガチでノーミスを目指したからといって、いい仕事ができるとは限りません。
あのウキウキ感を思い出して、初心に帰って楽しもうじゃないか。
フリーランス7カ月目、ちょっと視界が広がった出来事でした。
Cさん、ありがとうございます!