4歳ムスメと日帰りディズニーランド
生まれてすぐの頃はコロナ禍、コロナが開けてからは兄の少年サッカーのお付き合いで、週末はいつも校庭や河川敷のグラウンドばかりで過ごしていた4歳のムスメさん。
たまには、ムスメのためだけにお出かけを!ということで、フリーランスの特権を発動して、平日のディズニーランドへ行ってきました。
☆新しいアナ雪エリアはあきらめる
保育園のお友達の影響で、「ワタシもディズニーランドに行きたい」と言うムスメさんの期待に応えるべく、舞浜行きのプランがスタート。
プラレールをわんさか買い与え、週末はアンパンマンマンミュージアムやジブリの森にせっせと連れて行っていた長男と比べ、ムスメさんのおもちゃといえば折り紙や塗り絵など100均で買えるモノばかり。遊ぶ場所もせいぜい近所の有料プール、というお金の掛からないスタイルで育てていることに、ちょっと「ごめんよ・・・」と思っていました。
よーし、ここはひとつ奮発しようじゃないか。新エリアのアナ雪エリアに行っちゃおうかな!と思っていたのですが、調べてみてびっくりしました。
アナ雪のあるディズニーシーの「ファンタジー・スプリング」エリアに入場するには、専用のパス券が必要です。パス券の入手方法は、提携ホテルに宿泊するか、当日券をゲットするかの2択らしい。で、その提携ホテルですが、一人一泊7万~50万円!おお・・・。
課金なしでゲットできる先着順の当日券は、平日でも開園数分で売り切れるとのこと。つまり入場列の10番以内ぐらいに並んでおく必要があるわけで、たぶん朝5時前から並ぶのが必須条件。
これは無理。
「奮発しよう」とは思っていたけど、2人で数分のアトラクションに乗るためだけに10万円を超える出費はさすがにちょっと。朝5時到着もないわー。早起き云々というよりも、4歳のムスメと一緒に3時間以上も野外で並ぶなんて、それだけで疲れ果てます。
ということで、新エリアはあきらめ、普通のディズニーランドを目指すことにしました。
☆ベスト・ワンは「イッツ・ア・スモールワールド」
フツーに朝6時に家を出て、入場開始1時間まえぐらいに入場門に到着しました。
70分待ちぐらいで、ムスメと2人で「美女と野獣」のお城のアトラクションに乗った時点で、母としてはミッション完了の気分です。
あとは、ムスメさんの求めるがままに、メリー・ゴーランド(15分待ち)に3回。イッツ・ア・スモールワールド(20分待ち)に2回、空飛ぶダンボ(30~40分待ち)に3回というコースになりました。
そう、ファンタジーエリアで完結です。結局のところ、4歳ぐらいだとフツーの遊園地にあるような遊具が一番なんだよなあ・・・。
そして「イッツ・ア・スモールワールド」がやっぱり素晴らしいな、と母は思いました。美女と野獣のお城も重厚で美しかったのですが、「イッツ・ア・スモールワールド」の明るく優しい世界には勝てない気がしました。
今の「イッツ・ア・スモールワールド」は、アナやエルサ、アリエル、ラプンツェルなどディズニーのプリンセスたちが登場するので、「ディズニーランドに来た!」という満足度も高いんですよね。
一度にたくさんの人が乗れるので、待ち時間が短いのもうれしい。
歌うお人形たちに向かって、ニコニコと手を振るムスメさんが最高に可愛い・・・来て良かった・・・と思ったのでした。
☆抽選に外れたけどジャンボリー・ミッキー
夕方になり、そろそろ帰ろうというタイミングで「ねえ、ジャンボリー・ミッキーは?」とムスメさんに言われてしまいました。
保育園で習った「ジャンボリー・ミッキー」。このダンスと歌をムスメが大好きなのは知っているのですが、実は抽選に外れてしまい、ショーには参加できないんだよ、という状況でした。
ごまかして帰ろうと思っていたのですが、気づかれてしまったか・・・。
野外のショーなので、近くに行けば音楽くらいは聞こえるかも、と会場に行ってみると、なんと場外に「抽選に外れた小学生以下の子が踊って良いエリア」が設けられていました。木々の隙間から、なんとかミッキーの姿も見えます。
来てみて良かった! 助かった!
平日だったからか小学生はおらず、幼児さん数名とベビーちゃんがいるのみ。
その場外の特設エリアで「ズンズン!」と完璧な振りで踊り倒すことができたのでした。
☆グリーン車で帰宅しました
さてさて帰り道、東京駅からの帰宅ラッシュを回避するために、グリーン車券を購入(幼児は乗車券もグリーン券も不要でグリーン車に乗れます!)。ここだけ「思い切って奮発」を発動しました。
結局、場内で食べたのはポップコーンと軽食のみ、おみやげもムスメさんに1つだけ、という感じになり、掛かった金額は交通費を含めても2万円と少し。たまのイベント代としては、思ったよりコスパが良かったような気がします。
何より、写真のムスメさんの笑顔の幸せそうなことよ。
家族みんなのお出かけも良いですが、たまには2人でデートも良し。
行って良かったな、と母も幸せな1日になりました。