ディディーの読み合い

最近nuro光になってスマブラ復帰して、一応レート2000達成出来たので、ディディーというキャラの読み合いのまわし方について持論を残しておきます。
全部解説することは不可能なので、最も重要な読み合いの軸2つに的を絞ります。
・どうバナナを生成するか
・どうバナナを当てるか
この2つです。
初めに断っておくと、僕の立ち回りはバナナを主体とした待ち合いです。攻めるのが好きな人には向いてないかもしれません。
また、既にディディーを知っている人からすれば常識的な内容もあるかもしれません。

■どうバナナを生成するか

バナナ生成のタイミングはワンパターンだと後隙を狩られるかバナナを奪われることになります。1番良くないのは何も考えずにラインを下げてバナナを生成しようとすることです。(鈍足キャラ相手ならあまり気にする必要がありませんが)
これを踏まえ、良いバナナ生成の仕方を大きくわけて2つ考えています。

①生成するかしないか、それ自体を読み合いの道具にする
②確実に生成できる状況を用意する

①とは、「引いたからといってバナナを生成するとは限らない」状況をつくること、つまりバナナを生成するフリを混ぜることです。
ニュートラルでラインを下げると、相手は「バナナを生成するな」と思ってダッシュで近づいてくる事が多いです。それを逆手に取れば例えば「一瞬下がってから反転しフリップやDAで差し込む」という択が有効になります。相手のダッシュを誘発してそれを狩るイメージです。
このようなDAフリップの振り方の場合、例えガードされたとしてもめくれる事が多いので低リスクですし、当たれば浮かせている間に安全にバナナを生成することが出来ます。
また、この択を見せておくことで、普通に下がってバナナを生成する時にも相手は安易に間合いを詰められなくなります。

②は、DAやフリップ、掴みなどを通して有利状況を得た後に生成するバナナを指します。
相手を浮かした後なので確実に生成出来ます。この場合注意が必要なのは、バナナを生成出来る代わりに1度展開を切る事になりがちな事です。
そのためより良い形としては相手を崖外に出したあとが理想的です。
ラインを押す→フリップを通す→バナナ生成+崖狩り(相手がジャンプ上がりをした場合バナナでの着地狩りに以降)
が理想的な展開です。

とにかく重要なのはバナナを生成するという行動に理由をつけること、安定した生成のタイミングを見つけることです。
逆に言えば、対ディディーではこの生成のタイミングを見ておけばかなり相手の癖読みが出来ると思ってくれて良いです。

■どうバナナを当てるか

いざバナナを持って、それをどう当てるかという段階になった際最も重要な意識は、逆説的ですが、「バナナを投げない」ということです。
理由としては、バナナを持っている時点で有利な状況だからです。このバナナを持っているという状態を維持して相手を焦らし、我慢が切れて甘い行動をした時にバナナを当てるのが良いと思います。相手に拒否の集中力がある状態でバナナを投げてもあまり効果的では無いです。
その際に気をつけなければ行けないのは、ガードで固まり過ぎないことです。ガーキャンバナナは強い択ですがめちゃくちゃ発生が早いわけではないので、空中技を押し付けられたり透かしつかみを通されやすくなります。ガーキャンバナナに頼りすぎず、空中フリップやポップガンで相手のジャンプを抑制しながら引きステor地上フリップを主体にして立ち回るのが良いです。極論を言えばひたすらポップガン巻きながら引きステ→引きステ→ラインが無くなれば空中フリップで逃げる、を繰り返して相手が甘い行動をする瞬間を見極めます。
小ネタですがこの際のポップガンは小ジャンプから出すのを混ぜた方が相手のジャンプ行動を抑制出来るのでオススメです。

また、もう1つ重要なのは「ジャンプバナナ投げ」という択です。
バナナ投げとフリップを拒否したい相手は、ジャンプと引きステが多くなります。その両方に当たりやすいのがジャンプバナナ投げです。
特に引きステして飛び道具を投げる相手(ロボやトリン等)や、ポケスタ2の台上に逃げる相手にかなり刺さります。例えば対オリマーでは引きピクミン投げに対して小ジャンプバナナ投げをすればピクミンに邪魔されずに本体にバナナを当てることが出来ます。バナナ投げを拒否しようとする相手に逆に通る択になるので必須テクだと思います。


以上でバナナを主体としたディディーの読み合いを整理してみました。ディディー対策についてはまた気が向いたら書きます。


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