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ホームレス15年目にして毎年増えていくホーム🌍 ひとつはここ。何もない癒しザグレブ


トルコからのブルガリアでまったりして
この回の旅はまた終盤。


次の飛行機【ウィーンから東京】までのあいだ、もう中途半端な日数だし節約ステイしておくのにもってこないな場所といえば


クロアチア

前回の記事のフリでもうわかってた人もいるだろうなってくらい私のnoteには何度も登場してる。

スプリトや自然公園やドブロヴニクとかの観光地も紹介したし、ブラチ島でのワイナリーやキャンプ生活も書いたし、ザグレブの好きなBARや遊び場についても。

クロアチアに興味がある人は是非そのへんを。

だめだ、ありすぎて全部載せるのはめんどくさい!
よかったら私の記事遡ってくださいクロアチア見たい人は😂

本当はブラチ島まで行きたかったしそっちでももうシーズンオフだから無料で借りれるおうち絶対あるんだけど

そうするとまた移動に時間を持っていかれるから、今回はザグレブでゆっくり過ごすことにした。

帰国後の仕事の稽古しないとなのもあったから島に行って毎日泳いで飲んでるよりは町にいた方が集中する時間ありそう。

クロアチアの首都で、各地でバックパッカー達と会うたびに「退屈だった。つまらない」と聞く町でもあるここザグレブ。三浦和良が所属していたサッカーチームもあるザグレブ。


ここが退屈だったって文句を聞くたびに
この子たち、青い!まだまだですね〜!
と思っちゃうくらい、

私としては、毎日特別に可愛いとか観光地っぽく
派手な見どころが多いとかじゃないからこそ、
イイ。

地味めで落ち着いてる綺麗な空気が好き。
距離感はそこそこあるのにゆるく人と話せるし。ちょうどいい。
平和な日常への感謝をとても感じる場所。

そんなザグレブに
普段はブラチ島に住んでる友達のアパートがある。(こちらも何度も登場した島人リキの)

誰も使ってない時も多いから、今回みたいにヨーロッパで一周間とか二週間とか時間があいたときや、ヨーロッパを周ってるあいだに荷物が増えてしまったときの一時預かり部屋的に使わせてもらってる。

その日も今週だれも使わないから、鍵はどこどこのなんとかおばさんに預けてあるーと言われ、
バスで早朝に到着するとまずそのおばちゃんのところに行った。

鍵を無事ゲットしたらカタツムリ?ナメクジ?
なんか枝かと思うくらいでかいの見つけたー😱

すんごい眠かったけど朝から晴れてすがすがしくて
このまま昼寝するなんてもったいないような気になっちゃう。


アパートについて、空気を感じてるだけで、

どれだけ寝不足で肌も顔も疲れてても
とりあえず公園行ってパン屋か市場くらいには行って…って町ごと抱きしめたいような気分になっちゃうのです。

なんてことはない、アパートの窓からの景色


近所にはお気に入りのBARもあるし、家の目の前にはスーパーマーケットがあって便利だし、トラムに乗れば街中に出れるしローカルレストランに寄れる市場にもすぐ。

美しい公園やサッカーのスタジアムはアパートに近いエリアにあるから歩いてでも行ける。

マクシミールパークに行くまでの直線の道にもカフェが何個もある。
マクシミールパーク 寝起きもよくここをウォーキング、ジョギングする
そして公園の隣にはこのプール
市民プールだけど私とかも勿論使える。

運動不足の時にザグレブ滞在を挟むのもいいわ。

このときもちゃんとガチで泳げるように水泳帽もゴーグルも持ってましたから

他で沢山歩くような場所に行かない時は、
基本的にここには毎日くらい行って一泳ぎする。


はしっこに掴まって休んでる人が多いのわかりますか?

どこから入っても深いから、足がつくと思って入ったら思いきり顔まで沈んでびっくりするかも。


なので浮くか泳ぐか潜るかへりに掴まってるか、しかできません。

あとルールの守り方が皆無理矢理というかユニーク。

キャップ着用必須、となってるプールだけど
水泳帽が無い人が普通の野球帽的なキャップ🧢をかぶって入ってたり、お風呂の時のふっくらしたあれ…シャワーキャップ!をかぶって入ってる人もいる。

とりあえずルール守ってる風だからなんでもいいっしょ、みたいなさ。このゆるさイイ。

ゴーグルも、プール水泳用のがなかったのか海で魚を見る時のシュノーケルマスク🤿つけてる人までいて😂
プールでシュノーケリングしてる

私も日本でジムのプールとかに行っても泳ぎ方が自由すぎて水族館にいるアザラシみたいな動きしてるから、このフリースタイルなプールは性に合ってる。

高速で泳いだと思ったら上向いて浮かんだまんまでも、深く潜っても回ってても、真ん中でシンクロみたいなことしてても
別に注意されない。

もちろん周り見てるから危険はそもそもないようにフリースペースでフリーにしてるけど。

家の前のスーパーで売ってる簡単ホットドッグ。このふにゃふにゃのクレープみたいな生地嫌いじゃ無いんだよな



アパートにいる間は自炊も多いんだけど、
近所にアジアン食品店があるから日本食を作ることもある。
このときも餃子を焼いて、近所のバーに持ち込んでお客さんたち皆に食べてもらった。

前回はカレーライスをめちゃくちゃ喜んでくれてて。
餃子はリキにも作ったけど気に入って自分で作れるようにまでなったらしい。
やっぱり日本食さいくぅ!

こうゆうことを自由にやらせてくれるBARなのも🫶

お察しの通り、こっちで日本食材買うとそりゃあ高いです。納豆も1パック600円とか。
焼くのは日本とかわりなーくー

その街にあるものだけで工夫していかに欲しい味に近づけられるか。そゆのが楽しい。

BARはおなじみバークロアチア!ここも酔っ払いの地元おじさんしか来ない、ビールとラキアとコーヒーくらいしかない。これがいい
安定の☺️
ここでいつもララと再会できるのも嬉しい。ララは日本アニメやコスプレ好きでタトゥーも進撃の巨人



ザグレブでまったり過ごせたから何日かはセンター街に出ていつものバークロアチア以外の店でも飲み歩いてみた。

千紘が好きそうってオススメしてくれて。たしかにガチャガチャ内装。さいくぅ:)
バーテンがその日で終わりだったのもあって今日は奢りでいいって店員持ちで酒も出してくれて。さいくぅ
深夜の腹ペコにはだいたいどこでもピザかケバブ

昼間に市場に行ったらオマケでいろいろ入れてもらえるからやっぱ自炊できるとザグレブはとってもお得。
野菜や果物、1人だからオマケだけで充分3日分になっちゃいそうなくらい貰える。

で市場まわりにあるお店はテイクアウトできて
地元っぽい食べ物。

あの量の炭水化物で3€以下はヨーロッパならだいぶありがたい価格😋

優しい味付けが物足りないともおもうんだけど、足りないおかげでずっと食べてられるオカキみたいな。味のないただの小麦粉の棒みたいなやつずっと食べれちゃうみたいなさ、あの感じはある。

近くのローカルなレストランは焼き魚とか柔らかいキャベツとかもある。


こんなして、1人で過ごしてても皆挨拶してくれるし、飲んだ店の人たちと仲良くなってランチ行ったり、カフェ行ったり、公園散歩に行ったり、そこで寝転んだり。

なんだか心地いい空間でもっとずっといたくなる場所。

それにスッキリ晴れが続く気持ちいい楽しい夏がわかりやすく夕方急に冷え込んできて
もう秋になったんだな、って体感する。

夏の終わりの寂しさも、クリスマスマーケットが楽しみになってくるワクワクも、どっちもある。

こんななにもないっちゃなにもない町で2週間とか退屈じゃんって思うかもしれないけど
天気の良さなのかな、一日一日気持ちよくて名残惜しい。

ブルガリアから遠隔稽古始めたミュージカルの。印刷頼めるお店もアパートから歩いていける。こんな安くてファイルされて
いいよね

まぁロサンゼルスやトルコのカッパドキアもそうだし、
短い間の生活は好きなんだなーと思う。

どんなに好きでも同じ場所で一生暮らせとか言われたら絶対無理なのに。


家をもたずに移動し続けてるような人生で
刺激好きパーティー好きの旅人だと思われてるところもあるけど

1カ月とか2ヶ月、長かった時は3年間、
同じ場所を拠点に「生活」を楽しむ、普通に洗濯やスーパーの買い物や料理とか家庭的なこと?をやる時間も実は人より好きかもしれないと思う。

それがアジアのジャングルみな場所でも、オーストラリアの森の中の一軒家でも、インドのコンドミニアムでも、ロサンゼルスの倉庫でも、ブラチやマデイラや沖縄の友達の家でも、ジャマイカの可愛い一軒家でも、

その土地での暮らしを体験しながら地球を自由に移動し続けていて、これは死ぬまでやめられないと思う。


他にも沢山好きなことをしているからこそ、
家事も遊びの一環みたいに楽しめるっていうのもあるかも。
仕事もなんでも私にとっては全部ホンキのアソビでどれが本職とかのラインもない気がする。

旅生活が始まってから家賃を払って自分の家として借りてた家がなくなって、
でも旅し続けてるから出会う人達のおかげで全国各地に少し帰れる家は年々増えてる。

自分の性格を知って、それぞれ合う合わないだけど、私みたいな生活が性に合うひともいるから、
そうなら無理して今いる常識的な生活をする必要なんかなくて、自分に合う生活なんて自分で作っていけば絶対どこかで出来る。

家賃を稼いで自分の家で何も気を使わず同じところに帰るのが好きな人も勿論いるし、

家賃を稼ぐ代わりに飛び回って沢山友達を作って1週間ずつその皆を訪ねても生きていけるし、

農業や漁や自然の中で生きられる色んな知識と技術を磨いてそれほど友達を作らなくても金銭のやりとりがほぼない場所で生きていくこともできる。


いろんな生き方の選択肢を実際に見ながら過ごせたなーーー 
これからも何人分もの生活を経験しながら私の人生にしていく!


ザグレブの優しくて心地いい生活に感謝しながらウィーンへの帰り道

途中グラーツって街に寄ってそこでサッカー選手として頑張ってる日本人と軽くmeeting🍻

この彼の生き方も若いエネルギーと柔軟さが素晴らしくてこの世代らしい柔らかさもあった。

そういや今はどこでプレイしてるんだろう🤔
なんでも楽しんでいられてたら最高

こっちのほうのビールはほんと美味しい
グラーツ飯
朝のバスまで市場で皆さんにオハヨウ


このときもフランス、イタリア、サルデーニャ、トルコ、と強い夏から始まって、この頃にはすっかり秋

寒いの苦手だけど、この時期の澄んだ空気もなんかロマンチックっていうか🥺

ウィーンについたらもうだいぶ寒かったよ。

前半でおばちゃんズの送迎もあったから今回4回目?とかになるウィーンの空港でまた最後に空港内スーパーでお土産物色して
一旦日本に帰りましたとさ。



このあとの場所もダッシュで記録して、
今月の旅からはリアルタイムに追いつくつもり!


やっぱり新鮮な日記のほうがちゃんと残せると思うから9/16の出発から盛り上げたい🕺
よろしくお願いします😍

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旅人Chihiro Shibata
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