メルズーガからエルフードへ 砂漠の女
ラクダに乗って到着したキャンプサイト。
到着したときにはすっかり日が暮れていて暑すぎず(砂漠の夜は冷え込むと思ってたよりは全然暑かったけど)テントも広くて豪華でシャワーもトイレもついてて良いかんじ!
これはさすがにツアーに参加したんだけど、
シャウエンにいるときにネットで知ったこのツアーは24000円くらいからで、シャウエンで会った人に1万円台にまけてもらったのは前々回の記事に書いた通り。
そしてフェズで会った人たちなら無料で連れてけたらしいから早まったっていう。
それでも彼らに連れて行ってもらっててももしこのテントに泊まってラクダに乗って食事付きならそりゃ多少はお金を払うことになるでしょう。
私が頼んだその17000円くらいのツアーは
メルズーガのピックアップから仮眠スペースに運ばれ、ホテルのプールサイドで泳いだりしながらランチして、ラクダに乗り、このテント宿泊で夜はキャンプファイヤーで現地の音楽演奏、夜ご飯、朝ごはん、帰りもラクダか車か好きな方で町に出てそこからエルフードもしくは好きなとこに車で送られる
ってプラン。 夕食に食事用のテントに行くとテーブルに案内されたから「私一人だね〜さみしいね〜」って言ってたら近くにいたカップルがこっちのテーブルに一緒に座る?って声かけてくれて。
アラビア語しか話せないけどどうやらお金持ちらしい男性と、英語も話せるめちゃくちゃ美人で若いその彼女。ハリウッド女優の誰かに似ててキュートすぎて肌も美しくて最高だったんだけど誰かって思い出せないー!
モロッコ人だけど観光で砂漠ツアーに来たみたい。
その子たちがモロッコ人の食べ方を教えてくれる。
モロッコではフォークとか使わずに手でパンをちぎってパンで全ての食べ物をスプーンみたいにすくったり潰したりしてつまんで食べる。
でもご飯に近いクスクスでも、ポテトたっぷりのタジンでも毎回そうやって掴むものとしながらパンを使って常にパンと一緒に食べる。太るだろというかすぐお腹いっぱいになっちゃうだろというのもそうだけど私にはそれよりも味が薄い。。
本体は優しくて日本人好みないいかんじの味付けなんだけど、パンと食べるんであれば薄まるだろっていう。ソースかなんかつけたい。主食でそれだけで食べるならイイけどオカズにするなら物足りないってかんじ。
モロッコはスパイス使うけど辛すぎるものは好まないし基本的にマイルドなんだな。
そして私は激辛党だしどちらかというと濃い味派(北海道と福島のハーフなので)
だから尚更。
その他、水とかは買ってくれるしスカーフも好きな色(ターコイズ)言ったらモハメドがギフトに!って買ってくれたりして、宿泊や食事が混みのツアーにしては安いと思う。
あの美しい景色の中ラクダに1時間以上乗ってるのも日本の乗馬体験だったらそれだけで1万、2万したりするもんね。
基本的には旅にはお金をかけたくないし無料で連れてってもらえるのを選ぶほうだけどたまにはツアー頼んで良かったと思う\(^o^)/自分でヒッチハイクしたりバス探したりしなくていいってラクチンーーーー!
探して困ったときの出会いが好きでもあるんだけどね。
でも安いのが良くて時間ある人はギリギリまでツアー会社のは買わずに砂漠出身の人と仲良くなってから連れてってって頼んでみて、このテントに泊まりたくても友達ならローカルプライスにしてくれるだろうからそのほうがいいとおもう!
朝ごはんはクレープみたいなのやパンみたいなのやらジャムやらバターやら ジュースやら置いてあってブッフェ形式だったようだけど
私が10時頃にのこのこ起きてテントから出て行ったらもう食事のキャンプのところにだれもいなくてもうラクダや車で皆帰ったから君が最後だよーて。だから一人用の小さなタジンで新しいトマトオムレツとか作ってわざわざ持ってきてくれた☺️
起こさないでくれてたの優しいよね。
そういやラクダダンスってのもあって、皆かっこいいと思って踊ってるかんじだったけど完全に爺さん歩きな動きだったな。腰曲げて膝曲げて片手を腰に、もう片手を膝に置いてがにまたで歩くの。こう説明してると流れ星のヒジ神様思い出すの私だけ?
砂漠だから、蛇や蠍が出るだろうなって、
大好きな「星の王子様」のお話を思い出しながら砂漠を歩いてた。
でも聞いたとこによると足音で逃げていくから人がたくさんいるとこの近くは大丈夫、らしい。
…実際大丈夫なんだろうけどモロッコ人はすぐ大丈夫大丈夫、ノーモスキート、ノーバグ、ノープロブレム、とか言うけど 全然出るからなぁ。
彼らはそのへんの砂漠で何度もテントにも入らず寝ていて大丈夫らしいけど私が寝たら刺されそうな気がする!
皆が大丈夫だセーフティーだと言ってる場所でもいつも蜂に刺されたり魚に噛まれたりクラゲに刺されたりするもん。
さすがにサソリに刺されたら一大事だから一人で遠くまで散歩に行くのはやめておいた。蠍座だし。 ?
砂漠の街に戻った私はそのままエルフードとゆう砂漠の別の街に送ってもらうのでした。
途中ハッサンが買うものがあるとかで他の場所にも寄ったらめちゃくちゃ羊がいた。
この羊さん、それこそ星の王子さまを思い出すー!もうキュンーーー!!
エルフードではガソリンスタンドの横にあるWi-Fiがあるカフェでおろしてもらった。
そこで、フェズで泊まった宿のホスト、ヨセフの父と兄を待つ。
砂漠出身らしくて砂漠ツアー行くと言ったら家族に連絡しておいてくれたから。二人が迎えに行くから実家で次の目的地まで泊まってもいいし、したいこととかあればなんでも僕が家族に伝えるから言って!って。なんてホスピタリティでしょう。
待ち合わせに成功するとそのまま家に連れて行ってくれたんだけど
日本人は勿論観光客も大きい通りをツアー会社の車で通り過ぎるだけの町だから歩いてると子供たちが有名人が歩いてるかのように皆出てきて見てくる。そして追いかけてくる。
「ハロー」と「バイバイ」だけ知ってるみたいでそれを永遠に言ってくる。かわいい、、、😍
続
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