ガウディに再び恋をした【カサミラ】
さて
お腹たっぷんたぷんでバルセロナに戻ってきた柴田。
最後の最後にもチーズケーキをお持ち帰りしてバルセロナのおうちでも食べたんだけど、
このチーズケーキも美味しかったなー。
そしてサンセバスチャンであれだけ食べてもうピンチョスは数ヶ月いらない!ってくらいかと思いきや
あのハラペーニョオリーブアンチョビピクルス(長い)食べたくなってバルセロナのタパスバーでも頼んでしまった。
だけど、同じのスーパーにもありますけどと教えてもらって近所のデパ地下スーパーにいったら
まったく同じかんじで串刺しにしてるのがあった!
オリーブもいろいろ。 これ買えるならもうタパス行く必要ないや😂 多めに購入。
多めに買ってもどうせ一気に食べちゃう。わかっちゃいたけどペロリ。
そんなぐうたらしていると旅レポのリクエストが入った!(随時募集中)
バルセロナに戻ったならカサミラの写真撮ってきてくれないすか?って。
それは、ねがったりかなったり!!
私だって見たかったけど入場料高いから行けなかったとこだもん。、
バルセロナにはガウディ建築が、前に感動しまくって感想を書いたサグラダファミリアの他にも、グエル公園やカサバトリョ、グエル邸やカサビセンスなどがあって、たぶん全部入場料とる。バトリョなんてたしかデパート内見学みたいなかんじなのに五千円くらい! くー!
サグラダファミリアはさすがに見とかないとだろうと思ってチケット買って入っていたけど
入って大正解の鳥肌級感覚があってガウディに一気に惹かれてしまった。そのあとその中では入場料が安めのグエル公園でもお散歩して楽しんだ。
他の建物は外から見てトキめいて写真を撮るまでで止まっていて…
カサミラも入場料が3千円以上したけど、入場料を払うから見てきてくださいのリクエストを貰ったから飛び起きて速攻オンライン予約。ありがとう!!
なんでも、リクエストをくれた某○りりんは中学生の頃になにかで見て砂漠みたいななめらかな形状に一目惚れして、
過去にアダルトグッズを作る仕事をしてたんだけどそのひとつも、無理やりカサミラっぽくしたくてエッジ形状いれたりしてたらしい🤣憧れの建築。
前回のサグラダファミリアは形状的なことよりもその優しいパワーに圧倒されてしまって感情が先に爆発した感じだったけど、カサミラではなにを感じるのか…。
予約した時刻にカサミラ前についたけどそのすぐ近くにカサバトリョもある。
外観はそっちのほうがなんというか可愛くて映えだから写真撮ってる人が多い。
カサミラはこんなかんじ
外観ではバトリョほどの女子的ワクワク感に欠けるけどやっぱりうねうねしてる。早速入ってみましょう。
予約のQRコードを読み取られたあとすぐ一旦ロビー的なスペースを素通りしてオーディオもらいに行く。
チケット代しっかり取るぶん、入り口での空港のような荷物検査や途中途中の案内スタッフもしっかりつけてるし、オーディオガイドも日本語まである。
そのへんの大聖堂やミュージアムでのオーディオガイドは一応スペイン語よりは理解できる英語で聞くしかない場合が多いけど、サグラダファミリアの時も日本語が選べたから、この一連のガウディ建築のはぜんぶ日本語対応してるんじゃないかな。
そのガイドと実際のスタッフ両方にエレベーターに乗って上にあがるように指示されて、
まずはお部屋の見学。 実際に人が暮らすアパートとして作られて、今でもまだ住んでる人がいるらしいから羨ましい!あいてるならソッコー5人くらいで借りたい!と観終わった今はとても思う。
当初住んでいた人が生活してるイメージで家具や肖像画が置かれタイムスリップしてカサミラを訪ねてるような気になる。
まるっこいフォルムなだけで豪華な家にこんなにファンタジー感が出るとは。
建築のアート性や機能性もすごいんだろうけど環境からくる人間の体への影響まで考えていたみたい。光や風通し。「住」の作る責任感でもあってやっぱり優しさみたいな、人が動いて触って生きる中でなるべく優しく包み込まれるようなイメージが伝わってきた。
森にも自然にも優しくありたいのに人への愛もあったんだな、それって苦しかったと思うけどガウディはその先を見出して歩き続けたんだなぁとまたナウシカ的感動に襲われて一人でジーーン🥺
そんな私はそのなめらかな気持ち良い感覚から、子供の頃の遊びを思い出した。
まだ幼稚園生くらいの頃
日曜日に子供たちのほうが先に目が覚めると、私と妹と2人でよく敷布団の上に掛け布団を粘土のように形を整えドテをつくり、その円にした布団の中に入ってただゴロゴロした。どっちが居心地のいい布団のおうちを作れるかの遊び。…なんてグータラな遊び。 けどふかふかで包み込まれて気持ちいいんだあれ。
あの気持ちよさを作る感覚を久しぶりに思い出させてくれた、まさかのガウディ様。
なめらかすぎて酔いそうな廊下を通るともう終わりかと思いきや屋根裏に誘われる。(いざなわれる)
しかもそのガイドの言葉が、
さて、ここからガウディ建築の秘密の鍵となる屋根裏部屋にあがろう!みたいな(ざっくりですが)アドベンチャーな言い方をしてくるわけ。
上手だなぁエンターテイメントですね〜と思いながらまんまとわくわくして屋根裏にあがる今年34歳。
屋根裏はまたタイプが変わって
鯨のお腹に入ってそこから鯨の背骨と肋骨を見ているような…これは私がすぐに思ったんじゃなくオーディオガイドのガウディが言ってた。笑
森だけじゃなく動物も入ってくるのかぁ〜!しかも鯨かぁ〜!
意外なとこだったけど、これも私ちょうど今年の冬に鯨と一緒に泳いできたから、あのときの迫力とゆうか大きすぎる神様みたいな姿が浮かぶ。
ふかふかの家の宙に海があって大きなくじらが泳いでる平和すぎる世界が浮かぶ〜 😍
私が泳いできたところは海に船から静かに入水したとたん、真下くらいに丁度巨大な鯨とその子供が一緒にいて、
少ししたら浮上してきて海面にきたから急いで避けなきゃいけなかったくらい。ガウディも海に出たのかな。
その屋根裏はガウディの博物館みたいになっていて、サグラダファミリアの斬新な建築模型とか、カサミラ以外の建物の模型と説明もあった。
このあたりからオーディオガイドがガウディの明言的な鳥肌たつような言葉を連発しはじめたから感動して私いくつかメモってた!
そのメモがこちら。
響いた言葉を飛び飛びでメモしてたから文ぶつ切りになってるけど、、めちゃくちゃ良くないですか?!
もう!ガウディ!これはやっぱり
サグラダファミリアや今カサミラで見て感じてたものが繋がったー!って感じだった。惚れる。付き合いたい。ガウディ様!!携帯の待ち受け画面はいまだに宮崎駿様!!!
大切なのは世界やものごとの魂に入り込むこと。私の人生はシンプルさを追求するための学びだった。。。泣く!
この人への優しさとゆうか無理のない人とも調和するなめらかなデザインについて、そこで家具の展示になるのはとてもわかりやすかった。
メモにもある石膏を掴んだときの形のままドアノブになる話のように、自然がモチーフであったはずのデザインは見事に人間の体の形に沿っていた!
ただ人で型を取ったような家具たちに、神が作った自然のなめらかで自由な動きあるのに奇跡のバランスで立っている植物のようにそれを人の手でしっかりした計算のもと作り上げた建築たち。。
数学の天才は数式の中に神様を探すとは誰の言葉だっけ? ガウディもそこへの永遠の挑戦と自信みたいなものがありながら、誰よりもリスペクトがあったんだろうな。
実際に「人が作るものが神を超えてはいけない」ってサグラダファミリアの高さは近所の1番高い山より少し低く設計したらしいし。
ガウディ建築見てるとこうゆうことが感覚的に繋がって腑に落ちて鳥肌たつ。
もう完全にガウディにのぼせあがったのでいい加減に屋上に出て風にあたる。
そしたらとっても良い天気〜🌞
いや景色よりも
見てください
この、こないだ見てきたモロッコの砂漠のような…!
てゆうか屋上に守護神のように巨大な兵士たち…
巨大な兵士たち…
巨大兵士…
巨神兵!!!
ねえ!!やっぱり!!はやお!!!!!!!(コラ
このくだりはサグラダファミリアの過去記事を読んでない方いたら先に読んでくださいなんだけど今更「先に」と言われてもね。
とにかくサグラダファミリアの内部がナウシカの地下の森にそっくりなのといい、屋上の巨神兵といい、大好きな宮崎駿とガウディが重なる部分があるのよ!
スタンプラリーみたいに、どの建築でも一個ずつジブリ見つけたりしてね?!????
この屋上でのなめらか気持ちいい〜風と太陽きもちいい〜
が終わるとまた一階に降りてお土産屋さんを通らされて出口というかんじでした☺️
こうゆうウネウネしたグッズ、アクセサリーはドタイプ!
とにかくカサミラもオーディオガイドでのガウディの言葉含めて、観に来てよかった!
ありがとうございました\(^o^)/