なぜかモロッコ砂漠の一般家庭でくつろぐ柴田
そんなこんなで連れてってもらった家に入ると
お母さんとお婆ちゃんが可愛い笑顔でお出迎え…と思ったけどあとで聞いたらお父さんの兄妹らしいから叔母さんか。
そしてキレイな若い女の子も。ファティマちゃんって。
いや待てよファティマって私が呼ばれてる名前じゃん。そしてヨセフも私をファティマと名づけて呼んでたけど普通妹と同じ名前をつけるか?🤣
他の人も呼んでくるからハッサンにも聞いてみてたんだけど、ファティマは有名な名前だしなんかのお話だか歴史的ななんかがあるらしく、可愛く美人な子はファティマと呼ぶんだって。
あらやだ💖(喜び方がババア)
なんせそっちのファティマはほんとにファティマで
ちょっとシャイで、英語喋れないけどなんとか交流したいのかたまにべったりくっついてきて、、たまらん😍(性格がジジイ)
到着したときにはもう母ちゃんが食事の準備をしてくれていて
父ちゃんはモロッコティーをいれてくれておつまみにピーナッツが置いてあって、
おばちゃんはひたすら飲め飲め食べろ食べろと勧めてくれてニコニコ可愛い。
そして出来上がった
伝統料理クスクス をみんなでいただく!
美味しい☺️
正しく聞いたかわからないけど毎週金曜日はクスクスを食べるって言ってた気がする。
クスクスのうえに乗ってるのもマイルドな味の、タジンでホクホクにした野菜たち。とビーフ。タジンのほうを煮汁ごと、炊いたクスクスにかけるかんじで、見栄えを整えて完成ってかんじだった。
これもこれだけで充分ちょうど良い味だけど皆パンでこねて食べる…はずだけど、
私を尊重してかほとんど皆スプーンを使って食べてた。私全然手で食べるけど、これもヨセフが気を遣って言っておいてくれたのかなぁ。
美味しかった☺️そのあともフルーツとか出してくれるし、英語がまったくわからないお母さんやおばちゃんももっと食べろと私のお皿にどんどん野菜やお肉やクスクスをよそってくれる。
この家族は誰も私のこと知らないのになんて優しいんでしょうか。
そのあとも何故か床に枕を置かれて横になろう、こうやって。と寝転がる兄。
おっけー、とはじめてきた人ん家の床で横になる私。ファティマたんも隣のソファで横になる。
数秒で睡魔に襲われて多分口開けて寝てた。
30分か1時間くらい寝てたのかなぁ、起きたらまだ皆横になっててファティマも熟睡してるっぽかった。
モロッコって全体的に室内がどこも暗いからやたらと眠くなるんだよね。ホテルとかでも全部暗かった。ライトも熱を発するから暑くなるからなるべくつけたくないかんじ。
きみの寝れる部屋はここだよとかお部屋案内もしてくれたりしたんだけど、あまりによくしてくれるから長居して気を遣わせつづけるのもアレですし、スペインに戻らないといけない日にちが迫ってるからバスがあればその日のうちに交通が良さそうな町に移動しようと思うと伝えると父ちゃんが仕事に出かけるついでに駅に連れてってくれた。
父ちゃんはツアー会社の車の運転手で今日も砂漠ツアーにお客さんを運ぶとのこと。
チケットを買うためだけだから荷物は家に置きっぱなしで買いにきて、お兄ちゃんと一緒にチケットの店の人が戻ってくるのを待つ。外で話したりジュース飲みながら1時間近く待った。
なんか祈りに行ってたり家に帰ってたり、モロッコのバスの駅ってチケット買いにきても閉まってることあるある。
閉まってたら今日やすみなんじゃないの?と思ってしまう私だったけど閉まってることに慣れっこなローカルは平気で1時間とかもっとでも「そのうち来るよ」と待つ。
そのあいだも一緒にペットボトル叩いてリズムセッションしたりして。お兄ちゃんもリズム感よかった。むしろ8ビートじゃないからわたしには難しい高度なリズム、、
砂漠出身の子たち皆このドラムできるのかな。流れる血にもともとこのリズムが入ってるのかも。
結局ちゃんとバス駅には人が来てチケット無事買えて
家に戻ると親戚が集まってて、小さい子供たちもいて、ハタチの子が英語少し話せて「ワッツアップ交換しよー♪」とか「セルフィーしよー♪」てませてて可愛かった😂
そのあいだも英語を話せないファティマはなんだか羨ましそうにこの子たちとのやりとりを見ながらも携帯画面を見せてる私にべったりくっついてきて☺️
その日以降、お母さんの携帯を借りてるらしく
なにか知ってる英語やスペイン語の発音の響きだけでスペルを考えて送ってきてくれてるらしいメッセージを毎日送ってきてくれる。可愛い😭
今年は学校に通ってて次のステップの学校も出た後は、先生になるんだって☺️
素敵な毎日を送ってねー💖
帰る時まで皆笑顔で見送ってくれて
ほんとに大感謝だったしモロッコの過程を見れた素敵な時間だった🐫