おとぎの青い街🇲🇦💙
18日にはスペインに戻ることになったのでわりとサクサクモロッコをまわらないとだなー。
こりゃもー誰かが投げ銭してくれることを信じて笑 ツアーも利用してサクッと楽にまわってしまうか?!なんてことも考えながら
とりあえずCTMってバスでシャウエンまで来ました。
青い町で有名で、砂漠ステイに次いで、モロッコといえば行っておきたい外せない街なのかなと思って。モロッコ初めてだったら。
ほんとうはせめてあと一ヶ月くらいあればこんな観光旅じゃなくて住み着くのが好きだけど。
ただ、タンジェでも戻ってきたらいつでも軽いボランティアで泊まってていいってゆうテラスをもうゲットしたし、シャウエンでも九月から再開する日本人ツアーの為のビジネスパートナーとして誘われて九月に戻って来れたら宿泊や食事も素敵なところを全部用意するって言われた。モロッコも寝泊まり探しはしやすい街かと思う。
てゆうか、いよいよ日本人の観光もスタートするのね!
それのガイドとかで働くのも本当にアリだな、戻ってこようかな、と思ったんだけど、なんかそれ誘ってきた人がめんどくさくてあんまり関わりたくないからやめた。笑
日本人と昔結婚してて、いまはモロッコに奥さんと子供もいて、7カ国後も喋れて(日本語も)
ネットに出てるよりは全然安く砂漠のツアーをくんでくれて、自分のお店に招いてビールやお水やらご馳走してくれて、まわりにも紹介してくれて地元の人たちの昼食をわけてもらったりとかして…、いい人なんだけど、
私にとってはそれだけのモロッコのおじさんなのに
「誰と遊びに行くの?男の子でしょ?男の子の家に行ったの?悪いことしちゃダメだよ!」と
彼氏なのか父親なのかまったくお前には関係ないだろってことを聞いてくる。
「昨日あのあとどこにいった?彼の家に行ってない?いけないよ〜。会った人は男???」
…tooooo much!!! ask ask ask.. う ざ い 🤩
そのかんじがもう気持ち悪くてすっかり仕事やる気は失せた。
今日も私がシャウエンで2日連続行ってたレストランでお昼ご飯してたら現れて(その人が店長だから)
受付の美女のことを「彼女、美しいでしょ〜」って言ってきて
それにはこちらもただ同意するから「ほんとキレイだね!」って返したら
「彼女、僕のことが好きなんだよ」って。 へ?
おいおい鏡見てから言えよあんた何歳だよ…って恋に顔も年齢もべつに関係はないけど嫌悪感からうっかりそう思っちゃって
「うそだあ〜!そんなわけないでしょ!俺が、彼女を好きなんでしょ???」と私。
「なんでよ!ほんとだよ!彼女が、ボクを、好き!」
必死のボク。
「はー?!一体どうして???????」
と、失礼極まりない私。
「なんでって、そりゃあ、ここの店長だし、7ヶ国語も話すし、、、」
「ふーーん。そりゃラッキーだねあんた!」
「なにがラッキー!」
「あんな美女にあんたが本当に好かれてるとしたら
めちゃくちゃラッキーじゃん!!」
「やだよ!無理だよ!奥さんいるよぼく!モロッコの女性はだめだよ!」
「近すぎるから?」
「そうだよ近い浮気は大変だよ!外国人ならオッケーだけど。その時だけでワンナイトでバイバイでしょ?お互いにそれならなにも困らないでしょ」
「…(あんたは女にモテる自慢をしたかったのか、もしや外国人なら大丈夫だよって私に言ってるの?きっしょ!)」
このへんからもうキモいからテキトーに空気のように扱っておいた。
でもそしたらまた何かを小声で言ってきて、「帰る時、彼女に言ってよ」
「なにを(うざいなぁ)」
「彼と働けてあなたはラッキーね!彼は本当に素敵な人だから羨ましい!私は本当に彼のことが好き!って」
「………は???」
「ぼくもきみが喜ぶように色々ディスカウントしたりしたんだから君もボクが嬉しいことしてくれなくちゃ」
「いや、それ言わせてどうしたいの??どゆこと??
何の意図??」
「ほんとに好きーってきみが言えば、彼女も気になるでしょ?やきもち焼くでしょ?」
「?????????」
結局やっぱりボクが彼女を好きだからヤキモチを妬かせたいってことなのでは??ん?
もう意味わからんすぎてキモくて相手にしてらんないからほっといて店出たけど、
一体どんな思考なんだろう。
モロッコ独特のもんなのか、よくいろんなブログで「モロッコ人、ウザイ」て見るけどこのかんじ?
シャウエンでの宿では
また相変わらずGoogleマップの位置がズレまくってて最初なんも関係ない、子沢山ファミリーの家に着いちゃって窓から子供と遊ぶ怪しい女になっちゃったんだけど
そのとき(深夜12時)道に出てた男の子たちがこの通りじゃないか?とか色々見てくれて、エアビーで取った宿だからホテルの名前はないんじゃないかなーとか言ってよく見たらペンションなんちゃらって名前があって、それを見せたら「あーわかるわかる」って案内してくれた。
「マップではこっちだけどまじでこっちであってる??」って疑うほど2、3軒ズレてるような話じゃなく、徒歩5分くらいのズレだった。
バス停とかもマップの案内で行ってもどこにもないしモロッコは地図がいい加減すぎる。😂
でもその子たちはチップを請求するでもなく、翌日も道で会っても爽やかに挨拶するだけでしつこく誘ってくるようなこともなく、当たり前だけどうざくないモロッコ人も全然いるなぁと思った。
その宿は個室でイスとテーブルもついてて可愛らしく、清潔そうだったし南京虫は出なかったんだけど
ベッドをこいつが歩いてきた。
ムカデ?ゲジゲジ??
キんんんモ!
ムカデだったらめっちゃ痛そうだし攻撃性高いっていうから危ないよねって思ってソッコー受付まで降りて行って「こんなんが出た!」って訴えたら受付の男の子が2人してすぐに来てくれてベットを動かしたりマットレス持ち上げたりして戦闘態勢。でも見つからなかったから「もう隠れたくてどこかに行ったと思う〜」と。
そして「この虫ならたまに見るけど噛まないし安全だよ!ボクは手で捕まえて逃すこともある」って。それが本当ならまぁ 一安心。
このひと、こんな足だらけの生き物を手で捕まえられるのか。
それでありがとーありがとーほなオヤスミ〜、と思ったら
「他の宿はゴキブリが出たり、南京虫が出たり、そうゆうのは問題だ。でもここにはそれらはいない。」
ってゆう満足げな笑みと共に余計な補足をして去った。
次の日も目が覚めてうだうだしたあと、
さて!シャワーを浴びたら街に繰り出すぞ!やっと起き上がってバスルームいったら水が出ない。
なぜか聞いたら
「道で水道が止まるなにかを直してたり問題があるんだと思うけど、通常20〜30分で戻る」と。
仕方ないから水が戻ったら教えてって頼んで部屋で他のことしてたら「でたよー!」と呼ばれた。
シャワー出てるの確認して浴び始めたら1分もたたずにお湯が出なくなる。冷たい水だけは出てるけどお湯のほうだけを全開にして水のほうを完全に閉じてしばらく待っても暖かくならない。
もう出かけたいしこれキリがないかもかと腹をくくって冷たいまま叫びながらシャンプーもしてシャワーし終えて、それからまた例の男の子にそれを伝えた。
「今度は熱いお湯がでなかったんだけど!冷たいまま浴びてきゃーーーってなったよ!これもよくあるの??」
と。そしたら
「たぶんきみがやりかたをわかってないんだと思う!見てみて!」
ってシャワーのとこ行ってお湯のほうだけをまわす。
「いや、わかってんのよ。それでも冷たかった。」
その人がやってもやっぱり冷たいままだけどめっちゃ説明してくる。
「ガスが止まってるとかの問題じゃなくて、お湯のほうが道路で止まってるんだとおもう。お湯が出る時はもっと勢いが強いもん。パシャシャーって強い圧でくるからわかるとおもう」
「そうなってるときだけお湯になって、普段からよくお湯が止まるってこと?シャンプーしてる間とかに止まったら洗い流すしかないのにまた冷たいのを浴びる羽目になるってことだよね?」
「いや、とても強くでるときにお湯が出るからこの弱さじゃお湯がでないんだ。ぼくはわかるんだ」
話が噛み合ってないからもう浴び終わっちゃったしイイよ、と明らかにがっかりしながら部屋に戻る私に、
たぶんレビューを低く書かれるかもと焦っているのか、必死の説明を続けてた。
もう気持ちを切り替えて早く支度して出かけよーっと部屋戻ってメイクや調べ物をしていたら
10分後くらいにドアがノックされて、顔にべっしょり汗をかいた彼が立っていた。「ちょっと見て!きて!」と。
「私支度してるんだけど。今???」
「今1、2分でいいから来て!そのあとすぐ君は戻ってこれる!」
「…はいはい」
仕方なく降りていくとシャワーの部屋を開けて満足げに「どうだ?!わかる??」と。
サウナみたいに熱気がぼわっときた。部屋の中の鏡も曇ってる。
「熱いお湯が出てたんだよいま!とても熱いお湯。うすめないと危ない熱いお湯が出るんだ!いまずーっと熱いお湯が出てる!」
ズコーー。
「いや、だから、いつ何分間熱いお湯が使えるのか、シャワーしてる間ずっと暖かいのが続いてくれるのかが重要で、それがわからないのが困るんでしょ。そんで今出ても意味ないじゃん、私もう浴び終わっちゃったし。わかる?冷たいまま全部終わらせたの。もう今は浴びないの。」
こちらが説明してもよく聞きもせず言葉をかぶせて、ひたすらバキバキの目を開いてニカっと笑っていかに熱いお湯が出たかどうかを言ってくる。
そしてしまいにゃ「冷たい水の方が肌にいいよ!ぼくはよく冷たいシャワーをあびるんだ!熱いお湯はきみの肌を傷つけるから危ないよ!」って。なんとかしてプラスにもってきたがるの面白い。
一生懸命やってくれてるし良い子なんだけど
やっぱりうざいんだよね。笑
こんなことを見せるためにわざわざ呼んだのかよなんだこの人wと思いながら呆れ笑いでまた部屋に戻る私に最後までニカッと汗だくになって笑いかけてるから
変な方向に頑張ってるのが少し可哀想にもなって、誠意には感謝しようと思いながら出かけた。😂
シャウエンの街中は本当にどこもかしこも青くて、あちこちに並んで売られてるカーペットや絵やカラフルな雑貨がまた引き立てて最高に映えな景色を作っている。
青い街かわいいなぁ〜。
暑いのになんかペンギンの家に来てるみたいなファンタジーなアイス感あってたまんないなぁ、って街歩きしてるだけでわくわく。
個人的にもターコイズブルーが一番好きな色だから、窓枠やドアもいちいち心躍る色で幸せ。
クロアチアでお気に入りのビーチマットを無くしちゃったからピクニックできそうな布をモロッコで安く買おうと思ってたんだけど
タンジェでもシャウエンでも観光客プライスで思った程安くない!
クオリティの高いハンドメイドのカーペットやシルクのストールとかだからオモチャみたいな中国製のビーチマットとかより高くて当然なんだけど、
私は今、そうゆうクオリティが低くてとにかく安くてかわいいモロッコ柄のビーチマットを探してるんじゃーー!どっかにそうゆうチープな店はないんかー!!
バスや乗合タクシーや路上のサンドイッチは私が買っても安いんだけどね。。
カーペットはだれかお客さん連れてってお客さんが買えば私に40%売り上げをくれるか、カーペット無料でくれるってさ。(そうゆう取引みたいなのするのは早いw)だから、だれか買いません?🤣
お客さん連れていこうにも、さすがにまだ日本人
観光客いない。
でもシャウエン来てから日本人に三人会った。
道ですれ違って一瞬挨拶しただけの若い女の子と、バーにいたアフリカ駐在の男の子とフランス駐在の男の子。
同じ会社だけどそれぞれアフリカとフランス担当になってそっちで住んでるから、合流してモロッコバケーションだそうな。
私と道で出会って一緒に遊んでたモロッコ人と彼らの席に混ざったら、私より若いのにばりばり働いてるからか
お金は気にしなくていいっすよ!とかいってワインボトルやらビールやら全部奢ってくれた👏
ふとっぱらリッチジャパニーズ😍
次の日もばったり道で会ったら、2人はハマム帰りだった。
ハマムっていえば私もタンジェでローカルハマムを探して行ってきた!あかすりとか身体マッサージするように洗ってくれるサウナ、蒸し風呂、みたいなのがハマム。
観光客向けのスパみたいなところだと200DHくらいする場合もあるらしいんだけど私は道端で見つけた地元の銭湯みたいなとこに行ったから50DH.
ほんとはゴマージュ(洗浄の石鹸みたいなクリーム)使ったマッサージとタオルとかぜーんぶつけたらプラスで150DHになるのよとか言ってたけど「50DHとこの10DHコインしかまじで持ってないの。でもゴマージュマッサージやりたい!」と言ったらお姉さんがおじさんに相談しにいって結局オッケー。
ローカルのだったからか待合室もなんだか広いけど埃っぽいし、蒸し風呂ゾーンに入ってからも清潔感はあんまりないんだけど
一番奥の部屋でゴウゴウと熱湯が出てる。そこからバケツ5個くらいを駆使して冷たい水をいれたバケツやそれを混ぜた熱湯で暑さの段階を作ってどのくらいがいいかちょっとずつかけてくる。
うんこ踏んでるだろうなってお互いのビーサンでそのタイルの部屋に入ってきてるのにそのまま裸で床に寝かされる。お湯をまず床にぶちまけるけどね。
そのフランス人の30代後半くらいの女性と2人きりになって結局わたしだけ素っ裸にされるから、なんか垢すりの韓国のおばちゃんよりは若干きまずいかんじもするけど慣れっこだろうし私も気にせず任せた。
ゴマージュと呼ばれる茶色い液体を素手で私の身体に塗りたくって、軽く体に伸ばすかんじでマッサージ。思ったほど本格的にマッサージはしてくれなかった。
でもそのあとアカスリの手にはめるやつで全身をアカスリしてくれて、シャンプーまでして髪をとかして結んでくれた。
ちょっと汚いなぁって思いながら座ったり寝転ぶ床も、最後には結局お湯で体を全部すっきりするまで流すからそのときには爽快。
ずっと乾燥と汚れで脚とかもなんかひどかったんだけどつるつるになったしハマム帰りは汚れが落ちた感じを久しぶりに味わって気持ちよかった!
映画はすこしも話せないフランス語の女性だったけどほんとに優しくしようとしてくれたし。
またローカルハマムを見つけたら是非入りたいと思う!